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著…田中強『パイプオルガンに近づきたい オランダ教会オルガンとバッハへの旅』

 パイプオルガンにまつわる歴史、音を出す仕組み、バッハの生涯について紹介している本。

 時折、バッハが「ババッ」になっているところがあるなど、誤字脱字があるのが残念ですが…。

 それが気にならないくらい、パイプオルガン、教会、音楽の美しさを改めて気づかせてくれる本です。

 パイプオルガンはとてつもない存在感があって圧倒されます。

 まるで世界最大級の陸上生物のよう!

 漂うラスボス感…!

 残念ながら日本でパイプオルガンの生演奏を聴ける場所はなかなかありません。

 コロナ禍が落ち着いたら、是非わたしも海外でパイプオルガンの生演奏を聴いてその音色に酔いしれてみたいです。

 また、この本の中で、

 ●昔は教会の礼拝用の音楽はその作曲家が亡くなると演奏されなくなるものだったのでバッハの教会音楽は長いこと埋もれていたけれど、メンデルスゾーンがバッハの教会音楽を再演して蘇らせた

 ということが紹介されているのが印象的です。

 メンデルスゾーンに感謝します。

 バッハもメンデルスゾーンも大好きです。

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