ウィリアム・ブレント・ベル監督『ザ・ボーイ〜人形少年の館〜』
怖い映画って、初めて観る時は新鮮だけれど、2回目以降はオチが分かっているので退屈なことがありますよね?
しかし、この映画に関してはむしろ逆。
2回目以降の方が断然面白いです。
「人形少年ブラームス」の気持ちを想像してツッコミを入れながら観ると、めくるめく変態ワールドを楽しめます。
※注意
結末までは明かしませんが、以下のレビューには一部ネタバレを含みます。
美女の着替えを覗くブラームス。
シャワーを浴びる美女に近づくブラームス。
やめとけブラームス!
良かった、ブラームスが美女を襲うことはありませんでした…。
…と、ホッとしたのも束の間。
美女のドレスとアクセサリーをちゃっかり盗んで行くブラームス。
何に使うんだブラームス?
いつの間にか美女の髪を一部切っていたブラームス。
何に使うんだブラームス!?
…とツッコミを入れながら観ると楽しめます。
この映画だとブラームスは悪役なのですが、詰めが甘いところ、ちょっとお茶目なところ、そして不憫なところもあります。
悪役であることは間違いないけれど、同情の余地があると思います。
むしろ、ブラームスよりも両親の方が問題ありそう。
両親がブラームスに向け続けた愛は明らかに歪んでいますから…。
両親もある意味気の毒な人たちではあるのですが…。
…これ以上ネタバレしない方が楽しく観られると思うので、ネタバレはこの辺りで止めておきます。
「これからこの映画を観るよ」という方は是非ブラームスに感情移入しながら観てください。
色んな解釈が出来ると思います。
わたしは特に、ブラームスがなぜあんなに怪力なのかを知りたいです。
プロテインを飲んでるのかブラームス?
おすすめのプロテインがあったら教えて欲しいぞブラームス!
いつもスキ・フォロー・コメント・サポートをありがとうございます😄 とても嬉しくて、記事投稿の励みになっています✨ 皆さまから頂いた貴重なサポートは、本の購入費用に充てさせていただいています📖