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著…小籔千豊『ゲーム反対派の僕が2年で4000時間もゲームをするようになった理由』

 フォートナイトにどハマりした著者がフォートナイト愛を熱く語る本。


 著者はこう振り返っています。

 子どもの頃はゲームっ子だった。

 けれど、自分が大人になってからは、教育上良くないと思ったので、子どもたちにゲームをさせるのを嫌がった。

 なのに、自分がフォートナイトにハマった。

 子どもの目を盗んでフォートナイトをやりまくった。

 自分用のSwitchを手にしてからというもの、新幹線の中でもイヤホンをしてフォートナイト、東京の部屋でもフォートナイト、仕事と仕事の空き時間も喫茶店でフォートナイト、とにかく暇さえあればフォートナイト。全く上手くはならなかったですが、本当に楽しかったのを覚えています。

(著…小籔千豊『ゲーム反対派の僕が2年で4000時間もゲームをするようになった理由』P32から引用)


 …と。

 凄い!

 しかも、その後YouTubeでフォートナイトのゲーム配信も始めたそう。

 ガチ勢じゃないですか!

 わたしもフォートナイトが好きですが、にわかなので、著者の熱量には完全敗北です。

 さて、著者は顔も名前も伏せて、声だけで「フォートナイト下手くそおじさん」というYouTubeチャンネルを始めるに至りました。

 しかし、YouTubeを始めるまでの下準備よりも、始めてからの方が大変だったそう。

 最初は生配信に視聴者がさっぱり集まらず。

 見かけた息子さんが生配信を観て、サクラとしてコメントをくれたそうです。

 家族愛って素敵!

 著者は特徴的な声と喋り方の持ち主なので、次第に視聴者にも、著者が芸人であることがバレ始めました。

 また、視聴者が「このチャンネルを広めます」と言ってくれて、SNSで「登録してあげて」と呟いてくれたので、登録者が一気に増えたのだそう。

 他にも色んな人たちとの縁で、どんどん登録者が増えました。

 そして、息子さんとYouTubeでフォートナイトをプレイする日もやって来ました。

 そして、息子さんが時には「ツレ」、時には「師匠」といった存在になったのだそうです。

 ゲームって、悪く言われることも多いものですが、要は使う人次第ですよね。

 うまく使えば、こんなに人との交流の輪が広がっていくのですから。

 また、

 いつ死ぬかわからないので、子供と親密になれたのは本当に嬉しかった。

(著…小籔千豊『ゲーム反対派の僕が2年で4000時間もゲームをするようになった理由』P93から引用)


 という言葉にもグッときました。

 まだ著者はお若いですが、人間、いつどうなるか分かりませんからね…。

 なるべく元気に長生きして、末永く息子さんや他の方たちとフォートナイトライフを楽しんでいただきたいです。



 〈こういう方におすすめ〉
 ゲームが好きで、特にフォートナイトにハマっている方。
 フォートナイトの名前を聞いたことはあっても、どんなゲームなのかまでは知らない方。

 〈読書所要時間の目安〉
 1時間くらい。

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