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著…あっこたん『お母さん、その服なんとかしよ! 毒舌ムスメのファッションチェック』

 若い頃に流行ったファッションを、その流行が遥か昔に過ぎ去ったにもかかわらず、ずーっと引きずったままの人って多いと思いませんか?

 著者は54歳。

 娘さんは女子高生。

 著者にとっての「おしゃれ」が、娘さんにとっては「おしゃれ」ではありません…。

 この本には、著者が自分のコーディネートを毎日自撮りして、娘にチェックしてもらううちに、「今の時代にも母の年齢にも合うおしゃれなコーディネート」に変わっていく様子が綴られています。


 この本が出版されてから5年以上経っているため、今見ると「ん?」と思ってしまう要素も無くは無いのですが、わたしは自分への戒めとして時折この本を読み返しています。

 常に自分をアップデートしたいので。

 さて、この本の中で、娘さんは著者に「バブリーだね」「オバさんって襟立てるよね」と容赦の無いファッションチェックをします。

 そこまで言うか!? と、読んでいるこっちがハラハラしてしまうくらい辛辣。

 しかし、娘だからこそ、余計なお世辞が無いのですよね。

 娘さんは著者の体型や好みも理解しているので、「トップスはイン!ブラウジングでふんわりさせて」「この黒ボーダーはお母さんのイメージじゃないよ」と的確なアドバイスが出来て素晴らしいです。

 母を輝かせてくれたファッションというものに私はすごく感謝しています。そして今もよりいっそう輝いていく母を厳しくも楽しく応援していけたらと思います。

(著…あっこたん『お母さん、その服なんとかしよ! 毒舌ムスメのファッションチェック』P125から引用)


 という娘さんの立派なコメントにも驚かされます。

 わたしもこんな風に、気心の知れた人から忌憚のないファッションチェックとアドバイスをして欲しいです。

 …けちょんけちょんにされるかも?



 〈こういう方におすすめ〉
 毒舌なファッションチェックを読むのが好きな方。

 〈読書所要時間の目安〉
 1時間くらい。

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