ハリーポッター英語で読む。

 最近読む本の数が少ないなあと思っていて、それの理由がタイトルです。

 ハリーポッターと賢者の石の英語版!Harry Potter and the Philosopher's Stone!訳まんま!

 私は洋書が苦手で買っても読み切ったことがないのですが、これは過去に日本語版も読んでいるし、映画も何度も見ているので、英語がすらすらはいってきます。イギリス英語のスラングが勉強できるのも良いです。ただしやっぱり長いし母国語じゃないので、読むのがどうも遅い・・・。

 私はこれをkindleで読んでいるのですが、kindleは本当に洋書が読みやすいです。わからない単語が出てきたらその単語を画面上で長押しすれば、その意味が辞書検索されて勝手に出てくる仕組み。ありがてえ。知らない単語だと思って長押ししたら、ハリーポッター用語?だったこともあって、その用語の説明もちゃんと出てくるんですよ。すごくないですか?

 そもそものハリーポッターの話に戻りますが、私が小学生の時に日本語版のあの厚っつい本が出版され、読み始めた瞬間からドハマりしました。なんて面白い物語なんだ。人生で初めての感覚だったのを今でも覚えています。
 あの当時はハリーポッターにはまっていない同級生の方が少なかったように感じましたが、その中でも常軌を逸したハマり方をしていた記憶があります。ホグワーツに入学したいと願い、グリフィンドールに憧れを抱き、ロンのお陰でチェスが出来るようになりたいと思い、中休みにクラスメイトとチェスをやった記憶もあります。

 これは今となっては笑い話ですが、賢者の石を読んだ当時の私は物語の中のハリーと同い年だったんですね。それで、マグルの私もハーマイオニーみたいにホグワーツに入学許可されるかもしれないと思い、許可証を持ったフクロウを待っていました。まあもちろん来ないですよね。それでも、イギリスという国と日本には時差があると思い、半年くらい更に待ちました(笑)
今考えればイギリスは9月、日本は4月入学なので、その思考回路はあながち間違ってはないんですよね。そのくらいの熱量であの本を読みこんでいました。賢者の石だけ読んでたら入学出来ないと思って、「クィディッチ今昔」とか「幻の動物とその生息地」とかも読んでたw

 
 小学生でも大分メルヘン脳内だと自分でも思いますが、あの時ハリーポッターにはまっていなかったらイギリスという国も知らなかっただろうし、あんなに熱中できる世界観に出会ったことそのものが今となっても思い出です。

 小学生の私が今の私を見た時、英語で原作を読めるようになっているとは思いもよらないと思います。(いうて小さい子が読める内容なので、文章自体難しいものでは無いです) しかも紙じゃなく電子で(笑)
 いつの日かホグワーツに入学出来ないことを悟り、そもそも魔法界なんて存在しないのではないかと思い、存在していても私には関係のない世界だというのを思いながら大人になってきてしまいました。

 それでも今本を読みながらあの時の感覚が蘇るのを感じます。小学校のリュックサックにあの厚い本を毎日入れて登校し、休み時間にどうしても読みたくなって読んでしまった、あの時の感動は一生忘れることはないと思います。

※タリーズコーヒーのハリポタコラボですが、毎度行くたびに飲みたい飲みたいなんならスリーブも付けたいと思うのですが、トリークルタルトはトリークルタルトで食べてみたいなあと思い、頼めずじまい。それにしてもはグリッドからのケーキをまんまケーキにしちゃうなんて、ずるい、ずるすぎる。


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