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毒親に対する怒りが、世の親に向かうときの許し方

割引あり

自分の親を許したはずなのに…


こんにちは、都内でデザイナーをしています。

私は毒親持ちで、いつまでも親のせいにしていても、前に進めないので親を許して、4年前ほどから絶縁に近い状態から縁を戻しています。

が、最近子持ちの親が気になって、過去を思い出して怒りまで湧いてきてしまう状態に困っていました。

「なんでそんな経済状態で子供を持ったの?」
「どうして、親なのに自分のことばっかり優先するの?」
 「親になった自覚あるの?」

Xの愚痴や、実際に街に出て子供に当たり散らす親を見ていると、私はその親の一部分しか見ていないと分かりつつも、子供に皺よせがいくのを想像して怒りが湧くのです。

特に毒親の子供は、どう思われているか過剰に気にする、自分にいつまでも自信がないなど、大人になってから自分のコミュニケーションのおかしさに気づきます。
それが親が原因だと気がついても、幼少期にもらえる筈だった愛情の不足を自分で大人になって補うのはあまりにも虚しい作業です。誰にも味わって欲しくありませんでした。

もちろん、これは「投影」と言って、私の親の面影を他人に勝手に重ねているだけで、コミュニケーションとしては健全ではありません。
親側からしたら、「お前の親と一緒にするな」と言いたくなるのは当然だと思います。

誰にも相談できない

「どうしよう、どうしたらこの怒りは収まってくれるのか….」

この悩みに関して、困ったことに私は誰にも相談できずにいました。

友人たちはほとんどが子持ちなので、私の怒りを聞いたら、子育てに自信をなくしてしまうかもしれなかったからです。

怒りがこう考えると治った


そこで、苦肉の策で利用したのが、ココナラの電話相談です。
1分100円から愚痴聞きなどの相談ができるサービスを提供しているクリエイターが意外にたくさんいます。

私は目に留まったゲイバーに勤めるお兄さんに打ち明けることにしました。

お兄さんは一通り聞いて下さった後、こう言いました。

「お気持ちすごく分かります。私もすごくなんでこういう人が親になったんだろうと思うときよくあります。でも、そういうときに思うことにしてることがあって…」

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