木星牡牛座入り～私という「個」を社会に打ち出し、揺るがない自分軸を育てる～

5月17日　2：20ごろ
木星は牡牛座へ。

⁑木星の動き

木星は増やす、拡大させる作用があります。
牡牛座は不動宮、地のエレメント。
約1年で1つのサインを移動します。

木星はここから牡牛座を進んでいきますが、
9月4日の夜、牡牛座の15度で逆行を開始します。

逆行は12月31日の正午前まで続き、
牡牛座の5度で順行へ。

そして、2024年05月26日の朝に
双子座へ抜けていきます。

⁑木星牡牛座期の世の中の流れ

ここから1年間は、木星がいる牡牛座の象意を
拡大・発展させていく流れとなります。

牡牛座は大地に根付かせることが得意。
牡羊座で始めたことを、実用的に変えていき、
使いものになるように形にしていきます。

牡牛座の支配星は金星です。

食べ物やファッションなど、身体に取り入れたり
身に着けるものがナチュラル志向になったり、
内側から健康と整えたりと健康への関心が高まるでしょう。

また、本当に価値のあるものがフォーカスされる印象です。

偽物は牡牛座の審美眼により相手にされなくなり、
伝統を受け継いだものや古来からあるものが重宝されます。

大地の恵みを受け取ることでの健康美、
ナチュラルな美しさが大切にされることもありそうです。
日常に浸透しつつあるオーガニック文化なども
価値を見直されるかもしれません。

日常生活を五感で彩るような雰囲気が高まるので
アフターコロナをどう楽しむかといったところも
話題のひとつになるでしょう。

牡牛座は、見て触って確かめての「感触」を大切にする星座です。
そのような感覚を優先した選択が増えていくような気もします。

それは、コロナ禍での非対面での選択では得られなかったこと。

あらゆる感覚機能を呼び覚ますような感じになりますので、
コンサートやライブ、ワークショップなど
実際に足を運ぶことからでしか得られない「体験からくる感動」がよみがえる印象です。

⁑木星牡牛座イングレスチャート

木星が牡牛座へ入ったイングレスチャートを見ると、木星以外にも、太陽、水星、天王星、ドラゴンヘッドが牡牛座に集結しています。

木星は1ハウスにあり、
ドラゴンヘッドおよび水星と重なります。

このタイミングで表明したこと、意図したことは
スポットライトが当てられ、
運命的に導かれていくような印象がありますので、「私はこうしていく！」と、
これからの方向性を示していきましょう。

発信力、言葉に影響力が備わる時期でもありますので、考えることや発する言葉づかいなどは、
自分の目指す未来像に合わせていくと良さそうです。

木星は、水瓶座の冥王星と蟹座の火星とで
Tスクエアという三角形を描いています。

新しい未来のために、不要なものは容赦なくそぎ落とされるでしょう。
急な方向転換をさせられる印象はありますが、
それは
私という「個」を社会に打ち出し、揺るがない自分軸を育てるため。

感覚が過敏になり、なにかと感情的な反応をしてしまいがちですが、
ここは落ち着いて冷静に対処していきましょう。

牡牛座の太陽は、水瓶座の冥王星と調和の配置をとり、　
再生の力が降り注いでいます。

「そうか。私はこうしたかったんだな」と思い出すような出来事をきっかけに、運命的な流れに導かれていくこともあるでしょう。

それは「生まれ直す」ような感覚であり、
今までの自分の感覚や体験からは予想だにしなかったような
変容を伴う「終わりと始まり」の地点であるような気がします。

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