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「自分を知る」ということへの恐怖。

⁑自分を知ると、感情の毒沼に溺れる。


「自分を知る」って
人生の最大ミッション
だと思います。


自分で自分を見ることはできないですよね。
なので、鏡を見たり、他人を自分の投影として
考えたりするわけです。


それと同じように、
ホロスコープを自分の写し鏡として捉えてみることで
自分を発見する喜びや感動を味わったり
自己理解が深まっていくのだと思います。

ホロスコープがあらわすチカラを知る
  ↓
あると信じて使う
  ↓
観察する、検証する
  ↓
また知りなおす
  ↓
繰り返し・・・

これはきっと、
自分を知りたい、深めたいと思っている以上は
死ぬまで続く作業なのかなと思います。

自分を知り尽くすことはないので、
一生続くミッションなのだと。

でも、自分を知るって、時に苦しい時もあります。
治りかけた古傷を、あえて切り開くことだってあるし
気づかなかった方が良かったかも、と思うような
苦い感情とか、苦しい思いとか。


今まで自分の感情に蓋をしていたり
素直に表現することを抑制してきた人ほど
掘れば掘るほどたくさんあふれ出てきます。


それも、本来の自分に立ち戻るための浄化作業として
必要だから起こっているのですが、
その過程も結構キツいんですよね。


人は人生のなかで一度は
感情の毒沼にハマって身動きが取れないような時期がくる。

足元がぬかるんで、
毒沼に沈んでしまいそうになる。

占星術の視点からみると、
土星や冥王星からの影響が濃く出るような気がします。

土星は約2年半、冥王星は十数年かけて
影響を与え続けるので、
その間に仕事が変わったり、結婚したり離婚したり
子どもを授かったり、破産したり・・・
色んな出来事を通して
自分の気持ちと向き合わせようとしてくる。


そして、嫌なことほど、逃げれば逃げるほど
追いかけてくる。
逃げ切ったと思ってても、どこかで絶対捕まる。
(実体験済みw)


私の場合は、両親との関係性、自分の本当の本当の本音と
しっかり折り合いをつけなければいけなかった。

その折り合いの儀式は、一度で終わることはなくて、
何度も繰り返しては逃げ腰ながらも自分を受け止めて、
過去の自分に優しい言葉をかけてあげる。

周りの人との関係も、大切な人であればあるほど
社交辞令ではなくて、ちゃんと自分の本音を伝える練習を繰り返す。

変わる勇気をもってやったことが
本当に良かったかどうかなんて、
その場で実感できることは少なくて。
不安なままでもやり続ける。

それでも、厳しいことのあとには
宇宙は必ずギフトを残してくれます。

土星や冥王星は、アメとムチの大先生。

土星は本当に必要なものを精査して、
強固な土台を作ってくれる。
冥王星はやり方は派手かもしれないけど、
新しい芽を残す綺麗な土壌を残してくれる。
そして、そのあとに必ず再生の手助けをしてくれる。


こんな時は、流れに身をゆだねることも
大切なのかもしれません。

シンプルだけど、ただ感じる。
休んで、食べて、笑う。
止めないこと。
信じること。

⁑いま、感情のあぶり出しの波がきている。


いま、魚座の木星が最終度数にいます。
そして、柔軟宮にある星の配置の影響もあり、
「感情のあぶり出しの波」がきています。

その影響を受けている人も、
少なくないのではと感じます。

なにかあったわけではないのに
心穏やかでない時って、不安になりますよね。

なにかにしがみつきたくなるし
いままで「よっしゃ、やってやる!」と
意気込んでいた自分はどこへやら。
今までの自分のままでもいいじゃん、って
踵を返して猛ダッシュしたくなる。


12/22の冬至は、アセンダントに太陽が乗るチャート。
太陽が牡羊座入りしてすぐの木星と結びついて、
ものすごい勢いのスタート&フレッシュ感。

*木星の運行についての関連記事

今のあぶり出しは、冬至を迎える前の揺さぶりと
捉えることができそうです。

いつでもステージが変わる前は
心の揺さぶりと何かしらの変化を伴います。


清水の舞台からエイヤっと飛び降りる転機となる
冬至までに。

自分はどの道を選びたいのか?
しっかり自分の感情と向き合う時期。


星の指し示す導きがあったとしても、
そこには必ず本人の自由意志があります。

どれを選んだとしても、自分の正解なのです。



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