見出し画像

台湾ウイスキー‘カバラン’が美味しいワケ★

こんにちは~

カバラン愛が止まらない。
カバランの良さを伝えたい。
カバランファンの私はいつもこれを考えています!

私の記事でよく出てくるこのカバラン、
美味しいのは事実ですし世界的な評価も
間違いなく高いです。

ただ、「高い」というお声も多々あります...
(確かに高い)
最も安いもので4,000円程度、
ワンランク上がるだけで7~8,000円...

そんなカバランの美味しさの秘密を
知っていただければきっと高いことも納得‼️
できるはず...

ということで今日は、
カバランが美味しいワケ(高いワケでもある)を
ご紹介していきたいと思います!!

------------------------------------------------------------------------

【カバランが美味しいワケ】

①亜熱帯気候が生み出す熟成の早さ

カバラン蒸留所がある台湾の気候は亜熱帯。
本場のスコットランドのような寒い気候とは
真逆の気候ともいえる環境です。
開始当初は誰もが「台湾でウイスキーなんて笑」
と言っていました。

しかしこの亜熱帯がカバランのミソです。

なんと熟成速度がスコットランドの約3倍❗
つまり短期間で熟成されたものを作れるのです。

そして樽で寝かせている間に蒸発する量、
つまりエンジェルズシェア(天使の分け前)と
呼ばれるものはスコットランドが年間1~3%に対し
カバランのエンジェルズシェアは年間約10%❗
(これが長期熟成物をリリースしない理由でもある)

台湾のエンジェルは酒豪なんでしょう笑笑
この熟成の早さがカバランの深い旨味に
繋がっているんです✨

②贅沢な作り方(ミドルカット)

ウイスキー作りに置いて重要な‘蒸留’の工程では、
ミドルカットという作業が発生します。

これが何かと言いますと、
蒸留されたものの初めと終わりの部分をカットし、
中間の最も不快な香りなどが無く質の良い部分だけを
熟成にまわします。
(カットされた部分は次の蒸留にまた使われます)
蒸留された分の全てがウイスキーになるわけでは
無いのです。

ここでもカバランのこだわりがあります!!

普通、ウイスキーを作る際ミドルカットは、
20~30%を熟成に回します。
しかしこのカバラン、
なんと約10%しか熟成に回さないのです❗

そんな贅沢な作り方をしているのも、
美味しさの秘訣という訳です✨

③樽へのこだわりがすごい

カバランシリーズを見ていると、
シェリーだけでも何種類もありますし、
バーボン,ラム,ブランデー,ポートワインなどなど、
様々な種類の樽で熟成された商品が
出ていることが分かります。

しかもマスターブレンダー自身が、
世界中をまわり樽の調達をしているのです。

更にカバランには蒸留所内に樽職人がいたり、
ワイン樽にはSTR製法という独自の加工をするなど、
かなりこだわりが詰まっているんです⤴️

そして、珍しいフィノシェリーなどに関しては、
本物のフィノシェリー樽を使っています。

‘本物の’というのには訳があります。

多くのウイスキーに使われているシェリー樽は
希少などの理由から「シーズニング」といって、
簡単に言えば人工的に作られたシェリー樽を
使っています。

ウイスキー界にオロロソシェリー樽が多いのも、
「シーズニングしやすいから」というのが
理由の1つになっており、
逆に「シーズニングが難しい、できない」
フィノシェリーなどはシーズニング樽がありません。
(皆無ではないかもしれないですが)

カバランもシーズニングの樽を使ってはいますが、
物によっては希少な本物のシェリー樽を使う点も
大きなこだわりを感じます✨

-----------------------------------------------------------------------------

いかがでしたでしょうか?☺️
これが私が思う【カバランの美味しさのワケ】です。

更に、カバランのソリストシリーズというものは、
「単一の樽から加水をせずにボトリングする」
といったカバランの個性が存分に味わうことができ、
ボトルそれぞれにナンバーが付けられています。

同じ名前のものでも、
樽によって若干味や色、度数までもが違うのも
また楽しみの1つです!

ここまでこだわり抜いているからこそ、
高い価格設定にもある程度納得がいきます✨

そんなファンを楽しませる
要素たっぷりなカバランシリーズ、
皆さんにも是非飲んでみて欲しいと思います(^^)

それでは、さようなら~👋

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?