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『スコッチウイスキーの主な産地』と『ネーミングの豆知識』

こんばんは~

普段は週1程度の投稿なのですが、
ちょっと時間があるので久しぶりに
スコッチウイスキーの知識的なところに触れます。

◯おさらい
・5大ウイスキー(5大ウイスキー大国)
 ‘スコッチ’ ‘アメリカン’ ‘アイリッシュ’
 ‘カナディアン’ ‘ジャパニーズ’

今日はこの中でも最も有名で人気な、
スコッチウイスキーについて、
6大産地と蒸留所(銘柄)のネーミングの豆知識
を紹介したいと思います❗
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▼スコットランドの6大生産地

スコッチウイスキーの生産地は主に6つに
分けられておりそれぞれで個性が異なるとも
言われています。

※図はbarrelさんより引用

①ハイランド

 スコットランドは北と南(ハイランドとローランド)
 と分けられておりそのうちの北側。
 現存している最古の蒸留所である
 グレンタレットもこの地域にある。
【主な銘柄(蒸留所)】
 グレンモーレンジィ/グレンドロナック
 ダルモア/エドラダワー/クライヌリッシュ
 グレンタレットアバフェルディ
 ロッホローモンド/アードモアなど

②スペイサイド

 ハイランドの一部であるが、
 あえて切り分けてスペイサイドとしている。
 ここだけで60近い蒸留所が集中している。
 華やかなものが多くアイラモルトの対極。
【主な銘柄(蒸留所)】
 グレンフィディック/マッカラン
 グレンリベット/グレンファークラス
 カーデュ/ベンリアック/バルヴェニー
 アベラワー/モートラックなど

③アイラ

 淡路島よりひと回り大きいほどの島。
 島の4分の1がピートに覆われており、
 スモーキー,ピーティーなウイスキーが特徴。
【主な銘柄(蒸留所)】
 アードベッグ/ラフロイグ/ボウモア
 ラガヴーリン/ブルックラディ/カリラ
 キルホーマン/ブナハーブン/など

④アイランズ

 いくつもの島々でできているエリア。
 10ヵ所ちょっとの蒸留所が存在している。
【主な銘柄(蒸留所)】
 タリスカー/ハイランドパーク/スキャパ
 トバモリー/アイル.オブ.ジュラ
 アイル.オブ.アラン/トラベイグ
 アイル.オブ.ハリスなど

⑤ローランド

 スコットランドの南側。
 かつてはハイランドのライバル的立ち位置。
 モルトウイスキーも盛んだったが、
 現在はグレーンウイスキーのイメージが強い(?)
【主な銘柄(蒸留所)】
 アイルサベイ/オーヘントッシャン
 キングスバーンズ/グレンキンチーなど

⑥キャンベルタウン

 かつては30近い蒸留所が存在していたが、
 禁酒法時代にアメリカ市場を失ったことや、
 石炭不足による燃料の不足などにより衰退。
 現在では3ヵ所しかない。
【主な銘柄(蒸留所)】
 グレンシスコア/グレンガイル
 スプリングバンク

こんな感じで6つに分かれております!!
書いててめちゃくちゃ疲れました💦

中でもスコッチの聖地と呼ばれているのは、
「スペイサイド」「アイラ」の2つになります❗
やはりこの2ヵ所については、
世界的に有名な名前がひしめき合ってて、
スコッチの聖地にふさわしいエリアですね☺

▼ネーミングの豆知識

スコッチウイスキーって、
基本的に蒸留所の名前がその銘柄になっています。

やたら似てる名前多いと思いません?
「グレン◯◯」とか「ベン◯◯」とか...
基本的にゲール語が元になってるんですが、
しっかり意味があります。

例えば...
・グレン:谷,狭谷など
⇒「グレンリベットは静かな谷」
 「グレンフィディックは鹿の谷」
・ベン:山
⇒「ベンネヴィスはネヴィス山(山の名前)」

などなどの特徴があります。

ほかにもロッホは湖とか色々あるので、
少しでも知ってると面白いかもしれません(^^)
作られた土地のことなんかを想像しながら
飲んでみるのも楽しみ方の1つかもしれませんね!
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というわけで、
今日はスコッチ6大産地と、
ネーミングの豆知識でした!!

長くなり申し訳ありませんm(__)m
最後まで見て下さった方々ありがとうございます❗

お休みなさい💤

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