見出し画像

雨乞いの中で

梅雨明け後1か月続いた干ばつ、年々熱帯化の気候に変動しているように思います。
祈りの中、作物を守ろうと懸命の作業中、昨晩ほっと夕立がありました。また、今週は台風が列島を縦断しようかという予報もでています。

ゲリラ豪雨や洪水などいつどこでも起こるような状況になったように思います。何もなく台風の季節が過ぎてくれればと思います。

里山の中にある池の水を日に日に減少、田んぼに入れる水さえもなくなるのではないか、干上がってしまうのではないか、という恐怖なかに、それでも作物は必死に生き延びようとわずかな実りを提供してくれています。

灼熱地獄のなか、わずかな水を求めて鹿などの野生動物も池の水浴びにきていました。コロナに見舞われている中、自然環境の変化も着実に進んでいるのを実感します。私たちも祈りに近い水やり作業を必死に行っています。ある書籍でアフリカの部族の祈りの踊りの話が紹介されていました。

干ばつが続くと雨乞いの儀式の踊りをするのだそうだが、この儀式を行うと100%の確率で絶対に雨が振り出すのだというのです。

そんな・・・・話がと思いながら、
何故そんなことが起こるのかというと、雨が降るまで踊り続けるのだそうです。
なんだ、そんな単純なことかと思うのですが、なかなかこれができないのです。
今年も秋の種まきが干ばつのさなか始まりました。

1日2回の水やりをしないと枯れてしまうのです。
まあ今日はいいかと思えば、枯れてしまうのです。何とか美味しいキュウリを育てて収獲するんだとという強い気持ちと行動を持ち続けることでそんな積み重ねで実りをもたらしてくれます。

私たちの生活でいけば、雨ごいの踊りは雨という目標や夢にむかって毎日必死も思い行動し続けるという日々だと思うのです。厳しい環境で生活する人々の生活様式から私たちも学ぶことがあります。

そんなわけで、今週も野菜を届けます。おかげさまで、野菜会員の空きが少々できましたので、ご紹介いただけると助かります。

山口


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?