【適応障害になった大学生】  幸せを呼ぶケセランパセラン

今日は調子のいい一日でした。

といっても、朝は軽いパニックになって、消えたい〜ってウジウジしていたのですが笑

それでも、お薬を飲んで、午後は久しぶりに太陽が昇っている間にお散歩をすることができました!

カウンセラーさんには、食事・睡眠・散歩(好きなこと)この3つができるように頑張ろうと約束しました。

なので今日は上出来ですね。

今日の散歩のお供は、琴音さんの音楽。
病み病みになると、音楽さえうるさくて聴けなくなってしまうのですが、琴音さんの声はなぜか拒絶反応を起こさない、不思議な声なんです。

これは私が最近特にハマっている曲。いい歌です。

と言いつつも、いい気持ちだなぁと思いながら、心は若干沈んでいました。

歩きながら涙が溢れそうになって、必死に堪えながらの散歩😅

気がつけば、下ばっかり見て歩いていたせいで、電柱にぶつかりそうになりました笑

そんなとき、一眼レフを構えたおじさんが、何やら空を撮っているところに遭遇し、よくよく見てみると、遥か遠くの木の上に、燕の巣らしきものが。

よくもまぁ、あんなに遠くのものに気がつくなぁと関心しつつ、下ばかり見ていた自分にも気付かされました。

さらに歩いていると、今度は少年が空を指差していました。
その視線の先には大きな飛行機。

なんだか、下ばかり見るな、上を向け!と言われているような気持ちに。

空を見ると、今日は綺麗な青空だと気がつきました。

でもまた、気がつけば下を向いて歩いてしまうものなのですね。
疲れ切った心はそう簡単に前ばかり向いてはくれません。

そんなとき、足元にケセランパセランがふわふわと。

昔、大好きだった数学の先生が、ケセランパセランを見たらいいことがあると教えてくれたのを、ふと思い出しました。

幸せを呼ぶケセランパセラン。

下を向いていたから見つけられたケセランパセラン。

無理に上ばっかり見ようとしなくてもいいのかな、なんて思ったり。

上でも下でも、右でも左でも、どこを見てたって、必ず自分の心が動く瞬間は訪れる。ちゃんとここに存在さえしていれば、生きてさえいれば、燕の巣も飛行機もケセランパセランも、必要なときにちゃんと見つけることができる。

そして、その小さな出来事に、心を動かされる自分が、まだちゃんとここに存在している。

うつ状態になってから、辛い以外の感情を感じにくくなりました。

だからこそ余計に、綺麗なものを綺麗だと思えることは、本当に幸せなことなのだと噛み締めています。

私の心はまだ死んでないんだなと思うことができた素敵な1日でした。


お散歩中の青空。周りの目を気にしながらも、嬉しくて写真に収めておきました。


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