【読書記録】『紫式部と清少納言が語る平安女子のくらし』を読んで考えたこと
鳥居本幸代さんの『紫式部と清少納言が語る平安女子のくらし』を読みました。
基本的に『源氏物語』『紫式部日記』『枕草子』など、当時の書物に書かれている女性たちの一生を抽出してまとめられた本です……って、当たり前か。なので、ファッションや音楽のお稽古など、「あ! これ『源氏物語』ゼミでやったところだ!」みたいな部分は、多々あります。
この本の対象読者は、平安貴族女子に興味があってそちらについてレポートを書こうとしてる人たちかなあ……という気がします。(でも、最近のレポートって