読むとサッカーがよくわかる！親子で読んでほしい漫画『アオアシ』
あらすじ
愛媛の中学生、青井葦人（あおいあしと）が、高校入学を機に東京の名門サッカークラブに入団して、仲間たちとともにサッカーに打ち込む姿を描いたサッカー漫画です。
アオアシの特徴は、サッカーの動きや視点、戦術がリアルなところ。ディフェンスの二人が合体して雷を起こしたり、長い必殺技の名前を叫んで地震を起こしたりはしません。
サッカー選手が読んでも描写がリアルだということで、日本代表選手の中にもアオアシのファンが多いそうです！
漫画で仕入れたサッカー用語をすぐに使いたがる息子たち
漫画の中で、「絞る」というサッカー用語が出てきます。
主人公の葦人も始めは「絞るって何や？」と言っていました。もちろん私も知らない用語でした。
例えば４人がディフェンスラインにいて、そのうちの一人が攻撃のために前に出て行ったとします。そのときに、ディフェンスラインに残る３人がゴール前を広く開けないように中央に寄ることを「絞る」というそうです。
息子はアオアシを読んで、「（チームメイトの）みんなが『しぼれ！しぼれ！』と言ってた意味がようやくわかった」と話していました。
それくらい、サッカー少年少女たちの多くはこの漫画を読んでいて、登場人物たちのセリフが共通言語にすらなっているようです。
試合中も息子のチームメイトたちがアオアシに出てくるサッカー用語を使っているところを何度も耳にして、微笑ましい気持ちになります。
当然、私も自主練に付き合うときは使ってますよ。
スポーツキッズのための献立が参考になる！
スポーツ外科医を目指していて栄養学も学んでいる花ちゃんという高校生が、葦人のために作った献立表を作ってくれます。そこに載っている献立が、スポーツキッズを育てる親にとってはとても参考になります。
👆こちらのアオアシ公式サイトの中に花ちゃんの献立表のページがありますので、見てみてください。
■あさ：しらす混ぜニラ玉ごはん、ヨーグルト、バナナ、なめこみそ汁、納豆、トマトスライス
■ひる：鶏と切り干し大根の煮物、シーザーサラダ、ごはん、タラのムニエル、グレープフルーツ
■よる：わかめときゅうりの酢の物、冷ややっこ、豚汁、若どりのからあげ、ごはん、牛乳
タンパク質や炭水化物やビタミン・ミネラルなどバランスが良くて美味しそう。できれば誰か作ってほしいなー。
『アオアシ』ジュニア版と通常版の違い
全ての漢字にふりがなが付いているジュニア版もあります。
ただし、ジュニア版は通常版が発売されてから数年後に発売開始となっていますので、2022年12月現在18巻までしか発売されていません。（通常版は2022年12月現在で30巻まで発売されています。）
しかも、ジュニア版だけに巻末に中村憲剛さんの解説が数ページ載っていますので、それは絶対に読みたい…！！！
読み始めたら続きが気になって最新刊まで買い揃えたくなること必至なので、1巻から18巻までジュニア版を買ったあと19巻以降は通常版を買うか、それともはじめから通常版で揃えていくか…非常に悩むところです。
ちなみ我が家は背表紙を揃えたいという理由で、1巻から通常版を購入しています。
通常版は白い表紙、ジュニア版は黄色い表紙です。
『アオアシ』通常版
『アオアシ』は、私が運営しているウェブサイト『たんけん！本のまち』でもご紹介していますので、あわせてどうぞ！
■『たんけん！本のまち』
子育て中の親たちが、新しい本との出会いにつながるような特集や、おすすめしたい子どもの本の感想をご紹介しています。
『たんけん！本のまち』(https://www.tankenbooks.com）では、子育て中の親たちが、新しい本との出会いにつながる特集やおすすめしたい子どもの本の感想をご紹介しています。