佐野浩一(株式会社本物研究所 代表取締役)

2003年4月、船井本社グループ・(株)本物研究所を設立し、代表取締役に就任。商品の「…

佐野浩一(株式会社本物研究所 代表取締役)

2003年4月、船井本社グループ・(株)本物研究所を設立し、代表取締役に就任。商品の「本物」、技術の「本物」、生き方、人づくりの「本物」を研究、開発し、広く啓蒙、普及活動を行う。 【佐野浩一公式HP】https://www.sano51.com/

マガジン

  • 佐野浩一の日記(No.161~No.180)

    株式会社本物研究所 代表取締役社長 佐野浩一の日記をお届けします。 noteでは、みなさんの幸せのおてつだいができるコンテンツを取り揃えております。みなさんにとって、「心のビタミン」になれたら幸いです。

  • 佐野浩一の日記(No.181~No.200)

    株式会社本物研究所 代表取締役社長 佐野浩一の日記をお届けします。 noteでは、みなさんの幸せのおてつだいができるコンテンツを取り揃えております。みなさんにとって、「心のビタミン」になれたら幸いです。

  • 佐野浩一の日記(No.141~No.160)

    株式会社本物研究所 代表取締役社長 佐野浩一の日記をお届けします。 noteでは、みなさんの幸せのおてつだいができるコンテンツを取り揃えております。みなさんにとって、「心のビタミン」になれたら幸いです。

  • 佐野浩一の日記(No.121~No.140)

    株式会社本物研究所 代表取締役社長 佐野浩一の日記をお届けします。 noteでは、みなさんの幸せのおてつだいができるコンテンツを取り揃えております。みなさんにとって、「心のビタミン」になれたら幸いです。

  • 佐野浩一の日記(No.101~No.120)

    株式会社本物研究所 代表取締役社長 佐野浩一の日記をお届けします。 noteでは、みなさんの幸せのおてつだいができるコンテンツを取り揃えております。みなさんにとって、「心のビタミン」になれたら幸いです。

記事一覧

「有名な一節」No.180

文豪夏目漱石の「草枕」の冒頭にある有名な一節。 「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。 兎角に人の世は住みにくい。」 智は、さしずめ理…

「段取り力」No.179

段取りに長けよう!仕事は段取りにはじまって、段取りに終わると言えます。 段取りがすべてです。ところが、矛盾があるのです。 仕事には、必ずその段取りを狂わせる課題…

「立ち止まる」No.178

成果を上げるためには、「立ち止まる」ことが大事だと思っています。 立ち止まらないと、「見えない」からです。 そして、見えないと、「考えられない」からです。 一般的…

「成功の理由」No.177

繰り返しは、「単調だな」って感じた瞬間から辛いものとなってしまいます。 いったんそう感じてしまうと、もう元の感覚を取り戻せなくなってしまうのです。 でも、世の中…

「コントロールの錯覚③」No.176

生きるに値しないと考えている人ほど、コントロールの錯覚を抱きにくく、 現実をよりリアルに直視しています。 だからこそ、希望という幻想が抱けないのです。 「どうせ…

「一点突破」No.175

ビジネスでも、勉学でも、スポーツでも、習い事でも、ある一定のラインを越えられるか否かで、成果に大きな違いが生まれます。 つまりは、一点突破です。一点突破は、次の…

「コントロールの錯覚②」No.174

「明日はきっといい日になる」そんな根拠のない自信を持つことで、 人は前向きに生きることができるのです。 だから、コントロールの錯覚を「理性的な私」によって逆手に…

「昨日より今日、今日より明日」No.173

今日はもうやりきった。そう思える日々を、仕事をとおして味わいたい。 いつもそう思っています。とは言え…、そこに感じるのは、悲壮感ではなく、緊迫感でもなく、やらさ…

「コントロールの錯覚①」No.172

ハーバード大学のある研究では、当選番号がわかるだけの宝くじよりも、 自分で数字を選ぶ「ひと手間」を加えた宝くじのほうが、 「なんとなく当たる気がする」という人間の…

「わからないことで悩まない」No.171

わからないことで、あれこれ悩まない。わからないことは、あれこれ考えない。わからないことで、あれこれ議論しない。 コンサルタント時代、よく、仮説を立ててルール化し…

「非合理的信条と合理的信条」No.170

臨床心理学者、アルバート・エリスは、 「感情や行動の障害を引き起こす原因のほとんどは、 出来事ではなく、非合理的な信条である」と言います。 人から悪口を言われたと…

「初心」No.169

効率、効率というけれど、効率が成果を生まないときは、こだわるべきは非効率ではないかと思うのです。 時間をかけるだけが能じゃない…。 確かにそうなんですが、この言…

「競争と共生」No.168

競争と共生について考えると、 若いころは、散々競争をやってきたように思います。 人より勉強したのは、人よりよい成績をとりたかったからです。 人よりよく野球の練習を…

「自問自答」No.167

仕事をやっているうちに、もっとこうしたい、もっとこうなりたい、もっと成長したい…って、感じられるエネルギーをどれくらい持っているだろうか? これでいい。こんなも…

「感情をコントロールする!」No.166

感情に“暴走”を許してしまうとよくないようです。 とくに、自分の感情をコントロールできるか否かは、 とても大きな課題です。 悲しいことが起きたとき、 その暴走を許…

「ビジネスパーソンに必要な習慣」No.165

常に目的と意味を考えたり、求めたり、意識したり、汲み取ったりする習慣をつけたいものです。 ある意味、これはビジネスパーソンとしても、必須の能力ではないかと思うの…

「有名な一節」No.180

文豪夏目漱石の「草枕」の冒頭にある有名な一節。 「智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。 兎角に人の世は住みにくい。」 智は、さしずめ理詰めとすれば、情は感情、意地は言うまでもないですね…。 相手がいれば、必ずやこういうことが起こります。 自分の意見を押しては反省し、また簡単に折れてしまっては反省し、 後味の悪さを感じることも少なくありません。 つまるところ、どれだけ自分にも相手にも誠実であるか…、 ではないでしょうか? 葛藤は、誠実さを育

「段取り力」No.179

段取りに長けよう!仕事は段取りにはじまって、段取りに終わると言えます。 段取りがすべてです。ところが、矛盾があるのです。 仕事には、必ずその段取りを狂わせる課題が待ち受けています。 上司からの突然の仕事依頼であったり、突然の相談事であったり、 突然のアポなし訪問を受けたり、思わぬミスをおかしてしまったり、 予想外に時間をくってしまったり…、 思わぬアクシデントがついてまわるのです。 段取りにもいろんな方法がありますが、こうしたハプニングに 対応するためにお勧めしたいの

「立ち止まる」No.178

成果を上げるためには、「立ち止まる」ことが大事だと思っています。 立ち止まらないと、「見えない」からです。 そして、見えないと、「考えられない」からです。 一般的に、「動こう!」「行動しよう!」と、よく言われます。 これは、もちろん正しいと思います。 しかし、やみくもに動いて、行動しても、その対象が曖昧であったり、 そもそも行動のしかたが誤っていては、成果があらわれません。 しかも、求める成果自体が曖昧であっては、何のための行動かわかりません。 人間は、そもそも立ち止

「成功の理由」No.177

繰り返しは、「単調だな」って感じた瞬間から辛いものとなってしまいます。 いったんそう感じてしまうと、もう元の感覚を取り戻せなくなってしまうのです。 でも、世の中で大成している人の多くは、ある意味その単調さを 乗り越えてきた人であり、逆に楽しさややりがいのレベルをも 感じ続けてきた人とも言えます。 成功者の多くが口にする、 「成功の理由はやめなかったこと。続けてきたこと」 という言葉は、これから成功しようとしている人たちに、 強いメッセージを投げかけてくれているように

「コントロールの錯覚③」No.176

生きるに値しないと考えている人ほど、コントロールの錯覚を抱きにくく、 現実をよりリアルに直視しています。 だからこそ、希望という幻想が抱けないのです。 「どうせやってもムダだ」 「そんなことに意味はない」 「自分にはできるはずがない」 将来の夢やヴィジョンを語るとき、そんな考え方のクセが感情に先行して、 錯覚が起こらないようになっています。 だから、「楽しい」「嬉しい」といった感情が湧きあがりません。 それよりも、ジンクスでも根拠のない自信でもなんでもいいので、 そ

「一点突破」No.175

ビジネスでも、勉学でも、スポーツでも、習い事でも、ある一定のラインを越えられるか否かで、成果に大きな違いが生まれます。 つまりは、一点突破です。一点突破は、次のステージに進む必要条件となります。 だから、そこまでは何とかやり抜かないといけません。 もっとも、様々な要因が重なり、そこまで駒を進められないこともあるので、とっても悩ましいわけです。 しかし、何か一つでもつかんだこと、クリアできたこと、乗り越えられたことを、とくに仕事では経験してもらいたいと願っています。

「コントロールの錯覚②」No.174

「明日はきっといい日になる」そんな根拠のない自信を持つことで、 人は前向きに生きることができるのです。 だから、コントロールの錯覚を「理性的な私」によって逆手にとり、 生きるモチベーションを持つことにするとよいと思います。 そうやって生きるために必要なコントロールの錯覚のことを、 私たちは「希望」と呼びます。 矛盾した言い方に聞こえるかもしれませんが、 現実を見ないようにしている人ほど、 大きな希望を持つことができるのかもしれません。 ある研究によれば、うつ病の人ほど

「昨日より今日、今日より明日」No.173

今日はもうやりきった。そう思える日々を、仕事をとおして味わいたい。 いつもそう思っています。とは言え…、そこに感じるのは、悲壮感ではなく、緊迫感でもなく、やらされ感でもなく、閉塞感でもない…。 甘えでもなく、言い訳でもなく、独りよがりでもなく、ゆるゆるでもない…。 これが最高のパフォーマンスだと言い切れる一日を終えられたら、 最高に満足ですよね。 そう、最高のパフォーマンス。これがまた、翌日のパフォーマンスの源泉となります。 自分自身の最高のパフォーマンスを、一日一

「コントロールの錯覚①」No.172

ハーバード大学のある研究では、当選番号がわかるだけの宝くじよりも、 自分で数字を選ぶ「ひと手間」を加えた宝くじのほうが、 「なんとなく当たる気がする」という人間の性質があることを明らかにしました。 たとえ偶然であっても、人は「自分で人生を切り開いている」 という感覚に、無類の幸福感を感じるのです。 そういった思い込みのことを、心理学的には「コントロールの錯覚」と呼びます。 この錯覚は、あなたの人生にも大きな影響を与えています。 ガチャのように、「あなたの人生はもともと

「わからないことで悩まない」No.171

わからないことで、あれこれ悩まない。わからないことは、あれこれ考えない。わからないことで、あれこれ議論しない。 コンサルタント時代、よく、仮説を立ててルール化しなさいと教わりました。 しかし、それはあくまでコンサルタントとしてのトレーニングにほかならないわけで、実はわからないことはどれだけ考えても時間のムダなんですね。 本当にもっとも効率的で、精神衛生上も楽なのは、「質問する」こと。 聞けばすぐにわかること、調べたら直ぐにわかることで悩まない、考えない、議論しない…。

「非合理的信条と合理的信条」No.170

臨床心理学者、アルバート・エリスは、 「感情や行動の障害を引き起こす原因のほとんどは、 出来事ではなく、非合理的な信条である」と言います。 人から悪口を言われたとしましょう。 それに対して、とても腹が立つ人と、 それほど腹が立たない人がいます。 この差は何なのか? 結局それは「信条の違いなんだ」とアルバートは教えてくれます。 「他人の悪口を言うべきではない」という心情に立つと腹が立ちますよね。 でも、「他人の悪口を言わない方がいいけれども、言うこともある」という 心情に

「初心」No.169

効率、効率というけれど、効率が成果を生まないときは、こだわるべきは非効率ではないかと思うのです。 時間をかけるだけが能じゃない…。 確かにそうなんですが、この言葉を胸はって言えるのは、本気でとことん粘って、あきらめないで、こだわって、徹底的にムダなことをやって、成果が出るまで時間をかけてきた月日を経験した人だけだと思います。 初心に戻り、今一度延々とバットを振ったり、シュートを打ったり、基本を繰り返す姿を応援したいと思います。 感謝

「競争と共生」No.168

競争と共生について考えると、 若いころは、散々競争をやってきたように思います。 人より勉強したのは、人よりよい成績をとりたかったからです。 人よりよく野球の練習をしたのは、自分がレギュラーになりたかったからです。 でも、そのときの自分の表情を思い返してみると、 眉間にしわをよせていたイメージが浮かんできます。 共生は、誰かと一緒にやることです。 手をつないで、知恵と力を出し合うことです。 そこには、笑顔が似合います。 誰かと比べたり、勝ったり負けたりしなくていいので、

「自問自答」No.167

仕事をやっているうちに、もっとこうしたい、もっとこうなりたい、もっと成長したい…って、感じられるエネルギーをどれくらい持っているだろうか? これでいい。こんなもん。なんとなく。とりあえず。まあ、いっか…。 という感覚で仕事をしてはいないだろうか? こういう自問自答を自分に投げかけることは、とても大事なことです。 こういう問いかけこそ、新たな自分の力や特性を見いだすチャンスになるものです。 いつなんどきも、自己の成長を望み、ワクワクしていたいと思います。 感謝

「感情をコントロールする!」No.166

感情に“暴走”を許してしまうとよくないようです。 とくに、自分の感情をコントロールできるか否かは、 とても大きな課題です。 悲しいことが起きたとき、 その暴走を許してしまうと、 悲しみの連鎖に陥っていきます。 怒りも同様で、 怒りの連鎖などは周囲もたまったものじゃありません。 「自分の機嫌くらいは、自分でとるべきだ」と、 以前、ある大先輩に教わったことがあります。 確かにそのとおりです。 それからは、できる限り大事にしています。 楽しくないことも、 楽しそうに取り組

「ビジネスパーソンに必要な習慣」No.165

常に目的と意味を考えたり、求めたり、意識したり、汲み取ったりする習慣をつけたいものです。 ある意味、これはビジネスパーソンとしても、必須の能力ではないかと思うのです。 たとえば、相手の手間を考え、「報告は要りませんよ。任せます。」と伝えられたとしましょう。 ここで、2つの選択が求められます。 それは、本当に報告しないのか、それともやはり報告をするのかの2つです。 もちろん、どちらも正解です。そのときに、相手の意味や状況をおもんばかる必要が生まれます。 もし、その相