佐野浩一(株式会社本物研究所 代表取締役)

2003年4月、船井本社グループ・(株)本物研究所を設立し、代表取締役に就任。商品の「…

佐野浩一(株式会社本物研究所 代表取締役)

2003年4月、船井本社グループ・(株)本物研究所を設立し、代表取締役に就任。商品の「本物」、技術の「本物」、生き方、人づくりの「本物」を研究、開発し、広く啓蒙、普及活動を行う。 【佐野浩一公式HP】https://www.sano51.com/

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  • 佐野浩一の日記(No.141~No.160)

    株式会社本物研究所 代表取締役社長 佐野浩一の日記をお届けします。 noteでは、みなさんの幸せのおてつだいができるコンテンツを取り揃えております。みなさんにとって、「心のビタミン」になれたら幸いです。

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「すべてのみえるものは…」No.160

すべてのみえるものは、みえないものにさわっている。 きこえるものは、きこえないものにさわっている。 感じられるものは、感じられないものにさわっている。 おそらく、考えられるものは、考えられないものにさわっているのだろう。 これは、ノヴァーリス (1772~1801)というドイツの詩人が、 箴言集「断章」にある詩の一片です。 なにか、とっても気になったのです。 ここでいう「さわる」という表現のニュアンスが難しく思われますが、 「すき間がなく、違いがない」という意味と考えま

    • 「謙虚な姿勢とは」No.159

      学ぼうという姿勢があれば、謙虚でいられます。 「~はよくない」「~は違う」「自分の方が正しい」と言い始めた途端に、心は豊かでなくなります。 気づいているのに、気づかないふりをします。 だから、知らぬ間に、心が固まっていきます。 若い頃、こういう過ちを幾度か経験してきました。 もちろん、失敗しないと気づかないこともあります。 だから、とことんまでやって失敗してみるのも一つです。 しかし、結果が見えているわけですから、早めに気づいて、正すのも近道です。 “元気な”

      • 「人を大事にする」No.158

        人を大事にできる人間でありたいと思います。 それは、尊敬し、愛し、許せるということでしょうか…。 人は一人では生きてはいけないと、多くの人がそう語ります。 だからこそ、人は人を大事にする必要があります。 基本的に、 大事にすると、 大事にしたものが集まってくると言われています。 そう…、だから、人を大事にすると、 人が集まってくるのですね。 そうして、人が本当に人を大事にできる素地が あちこちにどんどん広がっていくと、 あちこちに絆が生まれ、 あちこちにあたたかい心や

        • 「楽しむか、苦しむか」No.157

          楽しむというと、仕事においてはなんとなく不謹慎に思われてしまいます。 そういう風土が、とくにこの日本には根深く定着しているように思います。 苦しんだり、しんどがったり、悩んだり、困ったりすることに慣れてしまっていて、そうでないプラス方向の尺度には、触れてはいけないような感覚を、多くの人が持ち合わせてしまっています。 実は、厳しくやるも、苦境を乗り越えるも、数字と向き合うも、成果にとことんこだわるも、徹底した効率を求めるも、背水の陣をしくも、すべては「楽しむ」と同義なのに

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          「主体的に取り組む」No.156

          同じやるなら、主体的にいろんなことに取り組みたいですね。 それは仕事でも何でも同じです。 とくに仕事の場合は、指示系統があると どうしても受身になってしまいがちですね。 でも、その仕事を、 主体的にやる気になって行うと、 そうでない場合より1.6倍の成果があがるといいます。 そして、受身ではなく、 主体的に自ら企画提案して行った場合は、 さらにその二乗倍、つまり2.5倍以上の成果があがるというのです。 これは、舩井幸雄から何度も教わってきたことですが、 受身で取り組む

          「まずは自分から」No.155

          何かをもらおうとすると、 どうしても欲が強くなります。 もらおうとすればするほど、 自分視点ではなく、相手視点になります。 だから、結果として、 「~してくれない」 「~が足りない」 「もっと~してほしい」という思いばかりが強まっていくのです。 だから、何かをもらおうとするなら、 やはりまずは何かを差し上げたり、 何かをやらせていただいたりすることが大事なんだと思います。 まずは、何事も自分から。 自分からスタートすれば、 どんなこともすぐに始められます。 自分からス

          「幸せにも個性を!」No.154

          幸せにも個性があってよいと思います。 幸せに対する思いも、感覚も、 個々それぞれみんな違ってあたりまえです。 会社だってそうです。 それぞれの会社が、それぞれに自社の幸せ感を 持っていてしかるべきだと思います。 でも、大事なことが一つあります。 それは、個人も会社も 「ないものねだり」ばかりしていては、 いつまでも幸せになれないということです。 まず、「あるもの」を認める。 そして、「あること」に気づく。 ここから、幸せというのは育んでいけるのではないかと思います

          「いつもの自分で」No.153

          仕事における思いやりとは、 普通の人間関係におけるそれと、 何ら変わりはないと思っています。 たとえば、大事な人が体調をくずしていると、 何とかしてあげたいと思いますよね。 しばらく連絡がとれない人がいると、 多少なりとも心配になりますよね。 人はみんな自分のことが一番大事ですから、 大事にされていないと思うと、悲しくなりますよね。 話を聴いてほしいのに、聴いてもらえない…。 または、聴いてもらえていない感じがする…。 返事を待っているのに、いつまでも返事がない…。

          「幸せについて」No.152

          ずっとライフワークと考えて取り組んできている「幸せ」というテーマですが、やはりどう考えても、私たちはもっともっと幸せになれます。 いや……もっと正確に言うと、 もっと幸せを感じながら生きることができるのです。 そうした「幸感力」(こうかんりょく)のスイッチを切ってしまっている人、感度を低く設定してしまっている人がたくさんいらっしゃるように思えてなりません。 幸せかどうかを決めているのは自分自身。 何かを経験したとき、 その経験を「ありがたい」と思えるかどうかも、 結局

          「やるべきこと」と「やりたいこと」No.151

          やるべきことを、 やりたいことに転換できると、 力は倍増します。 やるべきことを、 「やらされている」という認識でいると、 つい言い訳を探してしまうのです。 そして、うまくいかなかったときは、 自身を「被害者」にしてしまおうとするのです。 これでは、人生の主人公になれません。 「やりたいこと」に力が入るのは、当たり前なんです。 「やるべきこと」に体当たりしてくれる人ほど、 力がつきますし、周囲からの信頼も厚くなるものです。 感謝

          「やるべきこと」と「やりたいこと」No.151

          「実感言葉」No.150

          ぼくたちは、言葉を使って伝えたり、伝えられたりします。 だから、言葉や表現って大事です。 自分が経験して、びっくりしたことについては、 たとえそれがどれだけ拙い伝え方であったとしても、 雑誌に書かれていたことの受け売りよりもはるかに伝わるようです。 しかも、びっくりするということは、 そこに「感動」という心の大きな動きが伴っている分、 余計に実感が伝わるのです。 自分の目から見えた景色、 自分が聞こえた音、 自分が嗅いだ香り、 自分が感じた感情、 自分が食べた味など、

          「マクロに見る」No.149

          マクロに見る力と心の余裕を持ちたいものです。 自分のまわりだけでなく、自分の担当だけでなく、自分の仲間だけでなく、自分の責任だけでもない…、常に広げて見れる視点を持ちたいと思います。 自分のやっていることや成果自体も、マクロにはより広い範囲や全体の役に立っていることを自覚できたら、さらにいまがたのしくなると思います。 仕事とは、見る範囲を広げれば広げるほどに、たのしくなるものだと思います。 感謝

          「感謝」No.148

          かつて、舩井幸雄は、よく「手紙を書きなさい」と言いました。 それも、できれば、一日に20通、いや30通は書きなさいと教えられました。 よく考えてみたら、それだけで一日が終わってしまいそうで…。 なかなか毎日それだけの数を書くことはできませんが、 一つ決定的についた習慣があります。 それは、「感謝を伝えること」です。 そのときに感謝を伝えたからそれで終わりではないのです。 「感謝」はあらたまって伝えたほうが、 よく伝わることを知りました。 手紙でもメールでもよいと思

          「プラス発想」No.147

          舩井幸雄が繰り返し口にしてきたプラス発想という指針。 あらためて、とてつもなく大切な行動指針であり、 思考のくせづけだと感じます。 その根底にある姿勢として、 楽観主義があげられると思います。 どんなことが起きても、 「だいじょうぶ」と楽観的に思っていないと経営などできません。 もちろん、その対応は悲観論的にやりなさい というのが「舩井流」ですから、実におもしろいのです。 はじめてこれを聴いたとき、 もちろん理解に苦しんだわけですが、 いまとなってはとてもよくわかる気

          「表情」No.146

          目つき、顔つき、表情って、想像以上に大事です。 顔は玄関口ですから、 人と相対するとき、顔を見ずに済ますことってできません。 でも、そのお顔に精気がなかったり、 表情が不足していると、 印象は一気に弱まります。 一方、お顔はぐっとこちらを向いているのに、 どこか本気さが足りない気がする人…。 何が足りないのでしょうか? 目です、目。 目にチカラがないのです。 そう…、目が泳いでいるんです。 だから、こちらも見られている感じが薄まります。 家でも玄関口は大事です

          「原点」No.145

          どんなことがあっても、決して恩だけは忘れてはならない…。 ぼくも、結局は舩井幸雄に素晴らしいチャンスを与えられたから、いまここまで来られたわけです。 しかし、これまでにいろんなことがありました。 感情的にすれ違うことも何度かあったように記憶しています。 でも、やはり、すべては舩井のおかげ。つくづくそう思います。 あらためて、原点に立ち返ることって大事だなって思いました。 いろいろ振り返ってみると、感謝しかないなあって思うのです。 日々の仕事はここから始めるんだと