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浄土真宗本願寺派の僧侶であり、企業でマーケティングの仕事をしているサラリーマン。 現在…

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浄土真宗本願寺派の僧侶であり、企業でマーケティングの仕事をしているサラリーマン。 現在は「お寺の魅力」を発信する活動を目指して勉強中。 大学時代はデザインを専攻。元出張撮影カメラマン。自坊は宮崎県日南市の光照寺。

マガジン

  • 挽きたて仏教

    仏教から学べる、あなたの暮らしを引き立てるヒントを淹れてます。

  • 旅路の会釈

    私の学びにおける「不明点」や「つまずき」、そこからの「気づき」や感じた「課題感」などを書き残していきます。

  • 結論から申し上げるPREP法話

    PREP法(結論→理由→具体例→結論)で仏さまのお話をお伝えします。PREP法はサラリーマンの基本です。

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煩悩まみれのどうしようもない私

この記事では、PREP法(結論→理由→具体例→結論)という文章構成法を用い、簡単なご法話(仏さまのお話)を執筆させていただきます! ※PREP法はサラリーマンの基本スキルです! P:結論(Point)阿弥陀如来の「必ず救う」という願いをただ素直に信じ、念仏を申させていただくことが重要である。 R:理由(Reason)なぜなら、私は煩悩まみれの愚者であるからだ。 また、法然聖人は次のように仰っている。 阿弥陀如来は、この私を愚者であると見抜かれている。 さらにその上で、煩

    • 東京仏教学院での学び

      大変ご無沙汰してます。 どうも、サラリーマン僧侶です。 去年(2023年)の年始くらいに、「ほな今年やな!」と親友の一声で、僧侶を目指すことを決心しました。 それから、仕事をしながら通学することになった夜間制の仏教学院。 そして、この2024年3月に仏教学院を卒業させていただきました。 今回は、この仏教学院での私の学びについて簡単に綴りたいと思います。 私が通っていた学院は、築地本願寺の中に佇む「東京仏教学院」という夜間学校です。 2023年の年始、親友と「今年はどんな

      • 新年のご挨拶

        どうも、サラリーマン僧侶です。 新年あけましておめでとうございます。 2024年もどうぞよろしくお願い申し上げます! さて、昨年は大学時代の親友の一声で、急遽僧侶を志すご縁をいただき、無事に得度を終えました。 去年の今頃は、まさかお坊さんになっているなど思いもしませんでした…。 今やnoteまで綴らせていただいております。大変ありがたいことです。 本年は、引き続き教師教習・布教師を目指す勉強や、本業のお仕事をもっと頑張りたいと思います。 また、noteでもマーケティング

        • 大晦日は除夜の鐘つきへ

          どうも、サラリーマン僧侶です。 2023年も残すところわずか。 みなさんは、大晦日はどのようにお過ごしでしょうか? まだ決まっていない方は、お寺へ鐘をつきに行ってみてはいかがでしょうか。 このnoteでは、大晦日の行事「除夜の鐘つき」について執筆させていただきます♪ 「除夜の鐘つき」とは?【除夜】・・・「今年を除き新年を迎える夜」 つまり、大晦日の夜のことを言います。 私は、「除夜の鐘つき」について、鐘の音を聞くことで、自らを振り返る行事だと捉えております。 (今年

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        煩悩まみれのどうしようもない私

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        • 挽きたて仏教
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          3本

        記事

          展覧会にて

          どうも、サラリーマン僧侶です。 先日、東京 上野でやっていた展覧会に行きました。 そこで感じたこと・学びをこのnoteに残します。 展覧会について上野アーティストプロジェクト2023 いのちをうつす ―菌類、植物、動物、人間 この展覧会では、アーティスト6名が人間以外の自然界の生き物を「うつす」ことをテーマに、創作・表現された作品が並んでおりました。 私が行った日は、日本のバードカービング界を代表する内山春雄(うちやま はるお)さんの講演があり、とても興味深いお話を聞

          展覧会にて

          年末の大掃除で心もスッキリ

          どうも、サラリーマン僧侶です。 12月になり、あっという間に2023年も終わりが近づいておりますね。 新年を気持ちよく迎えるため「大掃除」をする方も多いのではないでしょうか? このnoteでは、年末の大掃除を通し、心をスッキリさせるためのアクセントになるお話を執筆させていただきます♪ お坊さんと掃除みなさんは、「お坊さん」を頭の中で想像する時、雑巾掛けをしていたり、ほうきを持っている姿を思い浮かべませんでしょうか? 実は、お坊さん達は「掃除」を非常に大切にしています。

          年末の大掃除で心もスッキリ

          「お聴聞手帖」とサラリーマン流「メモの取り方」

          ※このnoteは、浄土真宗にご縁のある方向けの内容です。 みなさんは、お坊さんのお話(ご法話)を聞いた後に、 「あのお坊さん、なんか"いい話"をしてたなぁ…」 「でも結局、何を言っていたんだっけ?」 などと、モヤモヤした経験はございませんか? このnoteでは、メモを取る重要性や方法とともに、ご法話をお聴聞させていただく際のポイントを執筆いたします。 そもそも「法話」と「聴聞」って?説教や説法とも呼ばれることがありますが、浄土真宗においては「法話」と呼ぶことが一般的です

          「お聴聞手帖」とサラリーマン流「メモの取り方」

          忙しい時に話しかけられたら

          P:結論(Point)人とコミュニケーションを行う際は、 「相手の気持ちを察して接すること」が重要である。 R:理由(Reason)なぜなら、仏説無量寿経に次のように説かれているからだ。 これは、 ・おだやかな顔とやさしい言葉 ・相手の意志を先んじて知り、よく受け入れて教え導く を意味するものである。 E:具体例(Example)私は仕事中に、確認や依頼でチームメンバーから話しかけられることが多々ある。 また、忙しくて焦っていると周りが見えなくなってしまう。 ある日、

          忙しい時に話しかけられたら

          「当たり前」と「ありがとう」

          P:結論(Point)念仏に出逢わせていただくことは、ありがたいことである。 R:理由(Reason)なぜなら、親鸞聖人は著書「恩徳讃」にて、念仏の教えを説いた先師達への感謝の重要性を示しているからだ。 また、「ありがたい」の意味は、漢字表記である「有難い」より、「本来、自身の身にあり得ない恩恵が起こっている」と説明できる。 E:具体例(Example)日頃、感謝を伝える「ありがとう」を頻繁に忘れてしまうように、私は「当たり前」の意識に執われている。 ましてや、今日・

          「当たり前」と「ありがとう」

          何か"ありがたい話"してみてよ

          今回は、私が職場で経験したことの振り返りと、そこからの学びを執筆します。 ありがたい話がしたい最近、私は僧侶にならせていただきました。 僧侶になった後、当然と言えば当然ですが、職場の先輩達から「もう説法とかできるの!?」「何かありがたい話してみて〜!」と、そこそこ無茶振りをいただきます笑 さて、困ったものです。 私はまだまだお寺のことも仏教のことも勉強半ば。 本当は、「それっぽい!」とか「流石!」とか言っていただけるように、皆さんの期待に応えたいのです。 しかし、お恥

          何か"ありがたい話"してみてよ

          もう1つの意味を持つ「会釈」

          はじめにまずはシリーズっぽいもの1つ始めてみます。 題して「旅路の会釈」です。 ここでは、私の学びにおける「不明点」「つまずき」を。 あるいは、そこからの「気づき」や感じた「課題感」などを書き残していきます。 シリーズ開始のその前に… このシリーズのタイトルに「会釈(えしゃく)」という言葉を用いましたが、実は「会釈」って仏教語って知ってましたか? 実は、私も最近知りました笑 その時読んだ本にはこのように解説してました↓ 読んだ時、このシリーズで私が書きたい内容とかコンセ

          もう1つの意味を持つ「会釈」

          はじめまして

          この度、noteを始めてみました。 思いつきということもあり、いつまで続けられるかは分かりませんが、どうぞお付き合いください笑 0.プロフィール 1998年生まれ。宮崎県都城市出身。神奈川県在住。 浄土真宗本願寺派僧侶。 普段は一般企業でサラリーマンとして勤務。 BtoBやBtoCのマーケティング(プロモーション)を担当。 大学では製品・情報デザインを専攻。 仏前結婚式のブランディングについて研究・制作。 出張撮影Lovegraphの元カメラマン。 あらゆる制作活動

          はじめまして