煩悩まみれのどうしようもない私
この記事では、PREP法(結論→理由→具体例→結論)という文章構成法を用い、簡単なご法話(仏さまのお話)を執筆させていただきます!
※PREP法はサラリーマンの基本スキルです!
P:結論(Point)
阿弥陀如来の「必ず救う」という願いをただ素直に信じ、念仏を申させていただくことが重要である。
R:理由(Reason)
なぜなら、私は煩悩まみれの愚者であるからだ。
また、法然聖人は次のように仰っている。
阿弥陀如来は、この私を愚者であると見抜かれている。
さらにその上で、煩悩まみれの私を救ってくださる。
「必ず救う」に込められた"確実性"と"ありがたみ"を聞きひらいた時、これまで思いもしなかった「恐れ多い」気持ちがわき起こる。
つまり、私が愚者であることに気付かされるのだ。
E:具体例(Example)
私は中学〜高校生の頃、祖父母の家で暮らしていた。
部活動に明け暮れ、部活が終わったら仲間同士で近くのショッピングモールのフードコートで外食することが当時イケてる奴であり、お決まりであった。
毎日、祖父母は家で食事を準備してくれる。
私はそのことを知っていながら、祖父母には何の連絡も入れずに、仲間と外食に行くのであった。
家に帰ると、ラップのかかった私の食事がテーブルの上に並べてある。
私は後悔する。
部活が終わった時にでも「食べてくるからね」と伝えておけばよかった…と、。
ましてや、外食費のお小遣いも祖父母からもらったものであり、外食に行くことはお見通しなのである。
本当に私はどうしようもない孫であった。
そんな私を思う"祖父母の優しさ"に気づいた時、同時に私の愚かさに気づかされる。
祖父母の気持ちを素直に受け止め、「今日は家で食べるからパス」と仲間に言えなかったものか。
この思い出は、阿弥陀如来と私の関係にも当てはまるのではないか。
阿弥陀如来は私を愚者と見抜かれているが、私は阿弥陀如来の智慧をこれっぽっちも量り知れない。
(↑今回のお話は、まさにMONGOL800の「あなたに」の歌い出しの歌詞に詰まっている。)
P:結論(Point)
よって、阿弥陀如来の「必ず救う」という願いをただ素直に信じ、念仏を申させていただくことが重要である。
合掌
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