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ととのう夫と、とっちらかった嫁

ととのう。
というサウナ用語をご存知でしょうか。
サウナでよく温まった体を、水風呂で冷やし、そして休憩する。
この流れを何セットか繰り返すことで、毛細血管がそのたびに伸縮し、
全身の血行が良くなり、脳に大量の酸素が送り込まれて快感ホルモンを分泌する。ディープリラックス。そのえもいわれぬ感覚を、「ととのう」というそうです。

オリエンタルラジオの藤森くんがYouTubeでサウナについて語っており、
夫婦でふうん、と見ていたのですが、夫婦で銭湯に行った時に、その流れ(サウナ12分、水風呂2〜3分、ベンチ休憩15分)をそのままやってみた旦那さんは、1回目でととのったらしい。(私はクラクラするのでサウナは挑戦できず)

そこからはサウナという新しい魅力に目覚めた旦那氏。
サウナを題材にしたドラマ「サ道」も、Amazonプライムで見ました。
原田泰造さんがナイスキャストで、音楽もおしゃれだし、ニッチでいいドラマです。テレビ東京のドラマはもともと、「孤独のグルメ」が好きだった
旦那さんは、「サ道」を何度も見てます。私もなぜかサウナに詳しくなりました。

旦那さんの趣味はもともと、
・カメラ
・靴磨き
・コーヒー(ドリップで淹れたり喫茶店にいくこと)

で、日曜日に1日かけて黒色の革靴を磨きをかけたりして過ごしています。
私にはよく分からないのですが、工程があって1日かかるらしく、
茶色の革靴は次週にして、コーヒーを淹れてひと息いれてたりします。

趣味ではないけど、シャツの染み抜きをしたり、アイロンをかけたりしているし、最近はダイエットのために糖質オフのふすま粉(小麦の表皮を粉にしたもの)で2日に1回パンを焼いて、お昼に持っていってます。

「パンをこねていると、水分がよく混ざって、掌でプスーっと空気が抜ける感覚がするところまで混ぜるとおいしくなる気がする」

と、よく分からない細かい感覚を教えてくれます。
じっくりと作業することが好きらしい。

私は旦那さんの身の回りのことをするでもなく、
サウナがなかったとしても、十分ととのっている人です。

一方の私。
朝起きれず、夜眠れません。
鞄の中がぐちゃぐちゃで、いっつも鍵を探します。
洗濯物がたまっていると、旦那さんがナチュラルに洗濯器を回してくれてます。燃えるゴミも以下省略。

「あのさ、化粧品でハイライトっていうのが欲しくて」
「うん」
「この動画で紹介されてるのでー、ほらこうやって頬骨のあたりが
 しっとりと光るの。肌がもともと光っているみたいに。」
「靴みがきと似てるね」
「靴みがき」
「そう、どっちも皮だから」
「皮」
「靴みがきも靴クリームで光らせるし、陰影をつけるよ」
「似てるね」
「買いにいく?」
「これはロフトで売ってるんだけど、もうちょっと他のと比べて見る」

旦那さんの一番の特徴は、人の話を聞くことがうまいということで、
老若男女問わず、人に気持ちよく話させることができ、否定もせず、
本人も興味を持って聞いてられるということ。
昼間の営業でも、ニコニコ話を聞いているに違いないです。

嫁が最近毎日見てる、化粧品の動画を興味持って見てくれるし、
嫁の話がおもしろいらしい‥。
私が「ここに行きたい」「これが食べたい」ということを
全面的に信用してくれて、嫁が言うならきっと楽しいだろう、
おいしいだろうと、私のあっちこっちに行く興味を喜んでくれる‥
そしてどうやら、旦那さんだけではずっと同じことをしてるみたい。
生活の面では、本当に弱い嫁ですが、一緒にいて彼の世界を広げると
言う役割をになっているみたいです。

早寝早起きの旦那さんが早々寝ているのを、眠れない私はウザ絡みしに行きます。

「お風呂に入りたくない」
「寝てた」
「お風呂に入るのめんどくさい」
「夢見てた。ロフトに化粧品を買いにいく夢だった」

私はなんとも言えなくなって、「お風呂入るね」といってちょっと泣きました。

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