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気持ちの揺れる春に。絵本「あさになったので まどをあけますよ」で心の休憩を。

こんにちは。
毎週、絵本の紹介をしております。

急に暖かくなり、一気に春らしくなりましたね。
春って慌ただしくて、心が落ち着かない感じがしませんか。

新生活が始まるこの時期は、ただでさえやる事が多いのに、
寂しくて、嬉しくて、
あーだこーだと色んな感情が次々と押し寄せてきて、心が追いついていないと感じます。

そんな時に、心の’ざわざわ’を静めてくれる、素敵な本に出会いましたので、今日はシェアさせてください。

それでは、さっそくいってみましょう!

あさになったのでまどをあけますよ

ページを開けると、美しい風景が広がります。
見開きでいっぱいに描かれた絵が素晴らしく、美しいのです。

「あさになったので まどをあけますよ」

山々に囲まれた小さな家に、新しい朝が訪れます。

「やまはやっぱりそこにいて きはやっぱりここにいる
だからぼくはここがすき」


都会の街にも、新しい朝は訪れます。

「あさになったので まどをあけますよ」

活気あふれる街で、迎える朝。

「まちはやっぱりにぎやかで みんなやっぱりいそいでる
だからわたしはここがすき」

川辺ののどかな田舎の町で、
色彩豊かな木々に囲まれた家で、
青い海を望む大きな2本のヤシの木の下で、
それぞれの子ども達が窓をあけて、新しい朝を迎えます。

どの風景も美しくて、まぶしくて、かけがえのない日常で。
「だからぼくはここがすき」という言葉に、まっすぐな希望を感じて、心が浄化されていく、そんな絵本です。

私は読んでいて、涙が出てきました。
大人にこそ読んでほしい一冊です。
今、新しい生活に’そわそわ’して、’ざわざわ’して、なんか落ち着かないという方、寂しさを感じる方に、特におすすめです。

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4月から復職される方、新しい環境でお仕事をされる方、子どもの卒業や入園・入学などの節目を迎える方のnoteを見ることが多くなりました。
みんなそれぞれ、気持ちに折り合いをつけて、リスタートする春。
春は忙しいですね。

うちも1歳の息子の保育園が決まりました。
私はまた働きたいと思っていて、でも一度退職している身。求職希望では全然点数が足りなかったので、ダメもとで保活をしていました。

そんな折、思いがけず保育園が決まりました。
また働けることになり嬉しいはずなのに、心の準備が追いつかなくて、
正直なところ、私は今、息子と離れるのが寂しくて、仕方がありません。

保育園が決まってから、貴重な息子との平日時間を大切に、ちょっと遠くの公園に行ったり、『積極的に』一緒に遊んでいます。
いっぱい笑って。
すると、かわいい盛りの息子がますます光り輝いて見えてくる!

(数か月前までは、「頼むから自分の時間をくれ、やりたい事が全くできない」と言って、息子のお昼寝時間を楽しみに生きてきたのに、自分の身勝手さに呆れる。。)

色々と気持ちの揺れる春。
みなさんのnoteを読んで、励まされることも多いです。
お互い、頑張っていきましょうね!!

それでは今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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