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本読むきみが思うこと~新米高校生みつねくんの読書ノート春号・後半~

こんにちは!毎月第一・第三木曜日はたべるば公式noteの日♪
GW真っ盛り、みなさまどのようにお過ごしでしょうか?

今回は、3月16日更新分から引き続き、新米高校生みつねくんに、お勧めの本を教えてもらいました。
丁稚の本業でもある、司書に興味があるというみつねくん。
今後も定期的にお勧め本を教えてくれるとのこと、
どうぞお楽しみに♪

① 『茜さす日に嘘を隠して」(女性視点)『青く滲んだ月の行方』(男性視点)
(著:真下みこと,出版:講談社,発行:2022.7)
作品解説
→誰かに理解してほしい葛藤をひとりで抱える、"大人未満"の4人の物語。
女性視点と男性視点を分冊で表現することでそれぞれの想いを双方向で体感できます。
みつねくんのお勧めポイント
→どっちから読むか、読む順番によって感じ方が変わってくるのがいい

② 『汝星のごとく』
(著:凪良ゆう,出版:講談社,発行:2022.8)
作品解説
→愛の切なさ、そしてその呪いを真摯に描き、第168回直木賞候補作となったことを皮切りに多数の賞にノミネート、受賞した作品。2023年度の本屋大賞に選ばれたことも記憶に新しいのですが、じつは、みつねくんからこの本の紹介を貰ったのは本屋大賞決定以前のこと!丁稚的にはみつねくんの読み手としてのアンテナの高さを実感することとなりました。
みつねくんのお勧めポイント
→男女の価値観などが細かく描かれている

③ 『桜のような僕の恋人』
(著:宇山佳佑,出版:集英社文庫,発行,:2017.2)
作品解説
→美容師の美咲との出会いをきっかけに、一度は諦めたカメラマンの夢を再び目指す晴人、惹かれ合うふたりの元に病魔の影が忍び寄り…
2022年3月からNetflixで実写版の配信も開始された、切なく哀しいラブストーリー。

みつねくんのお勧めポイント
→当然のように大切な人に会えることが当たり前では無いというのを考えさせられる儚く美しい恋の物語

④ 『告白』
(著:湊かなえ,出版:双葉社,発行:2008.5)
作品解説
→今やミステリー界を代表するヒットメイカーである湊かなえのデビュー作、ひとつの事件をモノローグ形式で「級友」「犯人」「犯人の家族」から、それぞれ語らせ真相に迫るというスタイルと緻密な構成力はデビュー作とは思えない、超重量級の1冊。
みつねくんのお勧めポイント
→強烈なインパクトが残り復讐って怖いなと思うミステリー作品

⑤ 『ワカレ花』
(著:けんご,出版:双葉社,発行:2022.4)
作品解説
→『TikTok』で薦めた作品が続々重版すると話題の小説紹介クリエイター・けんごが手がけた初の小説。
花をモチーフにした8編の恋愛小説が納められています。
みつねくんのお勧めポイント
→恋愛小説といったらこれってなります(当社比)

以上、新米高校生みつねくんの読書ノート春の号後半として5冊ご紹介いたしました!
尚、出版事項および解説に関しては本note執筆担当である丁稚のハニーが担当致しました。誤記載などありました場合には、こっそり教えて頂けると幸いです。

皆さま、GWに読んでみたい本はみつかりましたか?

それでは、またお会いしましょう♪

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