人間は平等でないと自覚できない日本人が多すぎる

最近になって、親ガチャとか子どもへの遺伝とか、生まれつきどうしようもできない要素で人生の大方が決まってしまう事実が浸透してきた。

もちろん、努力次第では人生を良くできるけれども、どこまで良くできるか限度があるし、
目標に向かって努力できることも才能の1つでしょう。

努力すれば、何だってできる訳では無い。言うまでもありません。
誰でも野球部でレギュラーにはなれない。
誰でも大企業で課長にはなれない。
そんなことは皆分かっている。

けれども、そんなレベルの高い目標ではなくて、誰でもこなせる物事もね、努力すれば必ずしもできる訳では無い。何時でもできる訳では無い。
私のように発達障害者にとっては。

やたらと結果の平等を求めるよね、日本人の傾向として。みんな同じようにできるのは幻想でしかない。見た目は同じであっても、1人1人の能力は異なる。

そもそも機会すら平等ではないから。スタート地点が同じに見えるだけで、同じではないから。
障害を抱えていたり、家庭環境が悪かったり、
そういう理由で100m走をマイナス20m地点から走らなければならない人もいるの。

人間は生まれつき平等ではない。
1人1人与えられたカードで、生きていくしかない。
自分なりに目標を持てれば、努力すれば良いだけで、人生には全員が達成しなければならない目標など存在しない。

能力の低い人を見て、「〇〇できなければならない」とか蔑む言葉を投げることは言語道断。
犯罪を犯さなければ、意図して他人に迷惑かけなければ、責める必要もないでしょう。




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