【首の痛み】寝違いの治し方を3つ紹介します→後ろに倒すと痛い!横に倒すと痛い!どっちに倒しても痛い!むち打ち症にも使える方法
皆さんこんにちは。
セルフ体操の発明家「ホネキン代表」です。
寝違いの原因は、慣れない寝具を使ったり、ホテルのベッドが柔らかすぎたとか、枕を変えたら頻繁に寝違えるようになったとか。
あとそういった物理的な要因はなくとも、その日たまたま寝返りが少なかったり、夢の中で緊張を虐げられていたり。
上司に座らされてずっと怒られてたとか、恋人に責め寄られてずっと硬直してたとか、姿勢が同じ状態で長時間の牽引がかかったときに起きます。
1.脳からの信号をオフにするだけ
そもそもなんですが寝違いというのは、その痛い部分が傷ついたり障害されたりしてる訳ではないということです。つまり、その痛みが出ている場所には、何も問題はないということです。
あれだけ激しい痛みが出ますから、何か筋肉とか靭帯とか、体の組織に異常が起きていて、それで痛いんじゃないか?と勘違いされる方も多いんですが。
組織的な損傷や障害とかは、一切起きてません。なのでそんな心配するようなことでも、タイヘンなことになってる!と恐れることでもないというのを、まずご理解ください。
その脳からの信号がオフになれば、痛みもピタッと止まります。この原理は『むち打ち』とほぼ一緒です。むち打ちは事故か何かで急激な引っ張りがかかって、脳がビックリしている状態です。
こんな強烈に筋肉が伸ばされたことは、いまだかつてない!それで怖がって常に収縮の信号を出し続けている状態。それが2ヶ月3ヶ月~半年と脳が信号を止めなければ、いつまで経っても痛いです。
なのでむち打ちを完全に治したければ、その信号を遮断しなければなりません。「もう大丈夫ですよ、そんな急激に引っ張られることは、もうないですよ」と脳を安心させればいい訳です。
その信号をオフにするのに、脳を安心させるのに使える方法ですが、まず後ろに倒すと痛いといった場合は、右の後ろに倒すと痛い場合と、左の後ろに倒すと痛い場合があります。
横に倒すと痛い場合も、右の横に倒すと痛いのか、それとも左の横に倒すと痛いのか。他には、後ろだろうが前だろうが横だろうが、どっちに倒しても痛いというケースもありますし、それぞれ治し方は違うので、今回はそれぞれの治し方を教えていきます。
2.寝違いの治し方を3つ紹介
<首を後ろに倒すと痛い場合の治し方は>
1)首が痛い側の肩周囲をまんべんなく触って、押すともっとも痛い部分を探します。
2)痛い部分に指の腹(中指を中心に指3本)を当てて、強く押し付けます。
3)押し付けながら、首を痛い方向=例えば左の後ろに倒して痛い場合は、左斜め後ろに首を傾けて、そのまま20秒固定します。
※(1)で痛い場所を探すときは、反対側の手のほうが探しやすいですが、(3)で首を倒すときは同じ側の手で押さえたほうが、後ろには倒しやすくなりますので、探すときだけ反対側の手を使って、倒すときは同じ側でやるといいです。
4)次に同じ場所を押し付けながら今度は、首を斜め前・痛い方向と反対=左後ろに倒したなら右斜め前に倒して、同じように20秒固定します。
※首を斜め前に倒すときは、反対側の手のほうが前に倒しやすいので、最初に痛い場所を探した手で押さえてください。
これを1日に何度か行うことで、首を後ろに倒すと痛い寝違いが治ります。
<首を横に倒すと痛い場合の治し方は>
1)首が痛い側の腕を図のように持ちます=右の首が痛い場合は右腕を持つ。
2)腕はそのままで、痛い側に首を90度まで回して20秒固定します。
3)次に反対にも首を90度まで回して、これもそのまま20秒固定します。
これを1日に何度か行うことで、横に倒すと痛い寝違いが治ります。
最後に後ろだろうが前だろうが横だろうが、どの方向に倒しても痛いという寝違いに関しては、最初に教えた方と後に教えた方、両方行えばいいです。
このメソッドは寝違いだけではなくて、むち打ちがずっと治らない人にも効果があります。追突されてからもう半年以上も経ってるのに、首の痛みがまったく改善されないという人も、最初に教えた方と後に教えた方、両方行ってください。
動画で見たい人はこちら!
3.このメソッドを成功させるコツ
なにも起きてすぐ痛いのだけが寝違いではありません。朝はとくに何ともなかったというケースも多々あります。
よく伺う話では、午前中から昼にかけての間で、一発『伸び』をしたその瞬間からピキーン!と首に激痛が走って、そこからまったく動かせなくなったという症例も多くあります。
起床後すぐに痛いのがスタンダードですが、このようにアフターで起きるものもしばしばありますので、午前中に伸びをするときには、くれぐれもご注意ください。
ご自分の症状をよく見極めて、それに合った方法を是非試してみてください。
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