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蜂鳥 要
2023年5月2日 05:04
僕には祖父母がいる。誰にでもいたことはあるとは思うがそれはいい。僕は母と似ているせいか折り合いが悪く、祖父母の家で叔父とも一緒に生活している。さっき2階から降りてくると夕飯の美味しそうな匂い。祖父が優しく、大きめの唐揚げを中華鍋であげている。祖母はその手伝い。玄関先では可愛い学生のお手伝いさんが、箒で掃除をしている。ただ、祖母は声のトーンが少し高い。"おばあちゃんじゃない
2022年4月23日 01:32
今まで生きている中で何度か人生と言うのだろうか?終わる又は終わらせるタイミング何あった。私はある一家の長男として生まれた。生まれた時。生後間もなく私は脳の大半が血液で圧迫され生死の境にいた。取り除いた後も障がいが残ると言われたそうだ。手術の甲斐があったのか。目立った障がいは無く退院出来たらしい。成長して親が大学の附属幼稚園を受けさせた。落ち着きがない子どもだったらしく、それが原因か今
2021年7月28日 18:59
自分の描くもの、特に文章は他人に見せるのは気恥ずかしいものである。それはある種、自身の心の中を他人に開け広げることと似ていて、羞恥心に近いものを感じる。電車に乗っていると、A4大のノートに一心不乱に何か書く学生がいた。手の動きを見て文字の類だと分かる。何かの勉強なのだろうか?しかし、参考書の類は見当たらない。ところどころ赤を入れている。頭の中のものを書き写しているなら、恐ろし
2023年1月3日 11:43
私はたまに行くバーがある。ある時久々に行くと、1人綺麗めの女性が座っていた。気にはしつつも離れて座ると、バーのマスターが話を繋げて紹介してくれた。その女性とは昔の仕事の共通点と話しやすさ、親しみやすさ、女性的魅力もありすぐに距離が縮まった。なんでもお店をしているようで、そこにも何度か行くようになる。そんなある時マスターの持っている某クラフトゲームや某サバイバルゲームを各自の家で