本出 豊(ほんで ゆたか)

2020年1月よりスタート。複数のMBAホルダーがジャンルを問わず、「本で人生を豊かに…

本出 豊(ほんで ゆたか)

2020年1月よりスタート。複数のMBAホルダーがジャンルを問わず、「本で人生を豊かにする」というコンセプトのもと、お気に入りの本を紹介していきます。人の出会い同様、本との出会いも人生を豊かにするために重要です。素敵な出会いがありますように!

最近の記事

いま求められるコミュニケーションのあり様とは?「1on1ミーティング」を読んで

こんな人に読んでほしい ・リモートワークが増えてコミュニケーション不足を感じている方 ・メンバーと価値観の違いで考えがかみ合わない方 ・コミュニケーションを通して組織のあり方を考えたい方 目次 ・1on1とは何か ・なぜ1on1を導入するのか ・部下とどう対話すればいいのか 「1on1ミーティング」は上司と部下が毎週1回、30分間行う対話である…と言われて久しいです。これまで多くの書籍が出版され、研修も実施されています。そのような中で本書は2017年3月に「ヤフーの1

    • 論語と算盤に見る、「今」の私たちへのメッセージ

      本の紹介者:あい  note: https://note.com/ai_h/likes Twitter: https://twitter.com/ai_nhmz Instagram: https://www.instagram.com/haseai7 こんな人に読んで欲しい ・資本主義の在り方を多面的に考えたい人 ・より良い社会づくりに興味がある人 ・逆境に立たされており、その対処を見出したい人 1.資本主義について考える 大河ドラマ「青天を衝け」で話題の渋沢栄一氏著「

      • 「言葉のチカラ」を身につけたい人へ~オンラインで見えた言葉の重要性~

        本の紹介者:よし こんな人に読んで欲しい ・スピーチ機会の多い人 ・近々スピーチ予定がある人 ・オンラインで最近モノゴトがうまく進んでない人 ・自分の発する言葉に課題感を持っている人 コロナ禍でオンライン会議やイベントが増えた昨今、以下のような違和感を覚えたことはないでしょうか? 「アレ、反応薄…」 「伝えたはずなのに、全然伝わってない」 「理解してくれたはずなのに、部下が動いてくれない」 などなど。対面では伝えられた「熱量」がオンラインでは伝えづらく、かつボディーラ

        • 「やめる時間術」を読んで時間の引き算をしてみた

           今回はVoicyで大人気のパーソナリティ・ワーママはるさんの最新本「やめる時間術」についてご紹介します。 ■こんな方におススメ  ・家事・育児との両立で時間がない、と悩んでおられるワーママ・パパ  ・会社員だけど複業のため時間がほしい方  ・毎日なんとなく時間が過ぎてもやもやしてしまう人 ■ワーママはるさんの初の書籍 Voicyパーソナリティとして2.5万人のフォロワーを持つ人気のパーソナリティ・ワーママはるさんが出版された本です。 ワーママはるさんはビジネスパーソン

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          高橋是清に学ぶ、結果を出しながら清々しく生き抜くコツ - 『生を踏んで恐れず』を読んで

          本の紹介者:江草 嘉和 https://note.com/yoshikazuegusa こちら、ホリエモンのメルマガで紹介されていた本。高橋是清という人物に元々興味があったことに加え、最近読んだのが、ビジネス書や実用書ばかりだったこともあり、久しぶりに伝記を読んでみることにした。 目的もなく、ただの娯楽としての読書は、普段とは違う頭の部分(右脳?)を使っている感覚があり、たまにはこういうのもいいなと思いつつ、高橋是清の生き方ががなんとも味わい深く、示唆に富んでいて、想像以

          高橋是清に学ぶ、結果を出しながら清々しく生き抜くコツ - 『生を踏んで恐れず』を読んで

          「新型コロナとワクチン 知らないと不都合な真実」を読んでこれからの生活を改めて考える

          ■こんな人に読んでほしい。 ・新型コロナについて基礎的な知識からおさらいしたい方 ・様々な情報があふれる中で、情報の真偽が気になる方 ・これからどうすべきか、専門家の見解を踏まえて自分で考え直したい方 2019年12月に中国武漢市の海鮮市場で原因不明の肺炎患者が出たと発表があってから怒涛の1年が過ぎました。日本では地域限定とは言え再び緊急事態宣言も発令され、「この状況がいつまで続くのか」「ワクチンは有効なのか、安全性は」等、多くの疑問を抱えている中で本書を手に取りました。

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          深い悩みをもって「なぜ、時間を生かせないのか」を手に取った

          本の紹介者:あい  https://note.com/ai_h こんな人に読んで欲しい ・いかにして時間を確保するか、悩んでいる人 ・タイムマネジメントを可能な限り実践し、毎日を一生懸命生きている人 ・いわゆる時短術などのTipsではなく、根本的に「時間」という概念と向き合いたい人 1.タイムマネジメント技術の限界いつも時間がない。一日27時間あったらいいのに。 そう考えたことがある人、結構いるのではないでしょうか。 かくいう私もそのうちの1人です。 子育てしながらで

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          2020年6月30日にまたここで会おう~瀧本哲史伝説の東大講義

          本の紹介者:よし https://note.com/yoshi530202 ■こんな人に読んでほしい。 ・いつも本を読むだけでアクションが起こせない人 ・未来に向けてこれから何を学び、どう生きるべきかに迷っている人 ・故・瀧本哲史氏の頭の中をのぞいてみたい人 既にご存じの方も多いと思いますが、エンジェル投資家、経営コンサルタント、そして数々の著書も出版し、特に若者世代に多大な影響力を持っていた著書の瀧本哲史さんは2019年8月、病のためお亡くなりになりました。私も複数の本

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          武器としての「資本論」

          ①はじめに 「マトリックス」という映画をご存知でしょうか?2019年に公開され大ヒットした映画です。 あらすじは 人類が現実だと思っている世界が実はコンピュータにより作り出された「マトリックス」と呼ばれる仮想世界であり、本当の現実世界でネオをはじめとした人間たちはコンピュータに支配され、眠らされているという驚きの真実を明かす。モーフィアスの誘いに乗り、本当の現実世界で目を覚ましたネオは、ネオこそが世界を救う救世主だと信じるモーフィアスやトリニティとともに、コンピュータが支

          武器としての「資本論」

          『無敗営業』から考える効果的な営業リソースの配分

          本の紹介者:江草 嘉和 https://note.com/yoshikazuegusa こんな人に読んで欲しい! ・ 営業、とくに営業戦略に携わる人 ・ 何となく、既存の営業スタイルを繰り返している人 ・ 「勝てる営業」になりたい人  私は2019年の秋にタイに法人を設立してゼロから事業を始めました。事業運営の要諦はいくつかありますが、「営業」は最も重要なポイントの一つです。言わずもがな、営業して、受注して、納品しないと、売上もたたず、キャッシュも生まれません。  前職

          『無敗営業』から考える効果的な営業リソースの配分

          新刊「カルチャーモデル」を読んで感じたことを、noteの中では(多分)最速で書いてみた

          本の紹介者:あい https://note.com/ai_h こんな人に読んで欲しい ・人のマネジメント、特に若手や優秀な人材の退職に悩んでいる人 ・自社やチームの組織文化を「カルチャー」として意図的に作っていきたいと考えている人 ・カルチャーを浸透させる具体的な方法を学びたい人 1.なぜカルチャーが重要になるのか この本を手に取り、目次を見た時に「おっ」と心の中でつぶやきました。 1章から始まらずに0章から始まっていたからです。しかも0章は結構なボリューム。これは何か意

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          個人力-やりたいことにわがままになるニューノーマルの働き方-

          本の紹介者:よし https://note.com/yoshi530202 こんな人に読んで欲しい ・強い「個」の力を手にしたい人 ・楽しく満足できる人生を送りたい人 ・澤円さんのVoicyリスナー 1.なぜ日本では「個人力」を発揮しにくいのか?日本人は「個」の力は弱くても「チーム」になると強くなると言われます。サッカーがその典型かもしれません。サッカー選手が「個」をフィールドで存分に発揮するものなら、「わがまま」「自己中心的」と言われ、「チームが機能しない」と言われてい

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          アフターソーシャルメディアから考える情報の付き合い方

          ■こんな人に読んでほしい ・企業や個人として情報発信している人 ・情報の多さとどううまく付き合うか悩んでいる人 ・隣の同僚にどのような話題を振ったらいいか分からない人 スマホを開けば次々と立ち上る「通知」中身はSNSのタイムライン、ニュースサイトからの「最新のお知らせ」等様々な情報の嵐。 例えばYouTubeだけでも1分間に300分(12日半)分の情報がアップされているらしい。 もはやひとりの人間にさばききれる量の情報ではない。そんな現代において、私たちは情報とどのように

          アフターソーシャルメディアから考える情報の付き合い方

          『苦しかったときの話をしようか』から考える、キャリア戦略の要諦

          本の紹介者:江草 嘉和 https://note.com/yoshikazuegusa こんな人に読んで欲しい! ・ キャリアについて、じっくり整理して考えられていない ・ 仕事の何をどう頑張ればいいのかわからない ・ 家族や周りの人と、キャリアに関する本質的な話をしたい USJの再建で有名な森岡さんの本です。『苦しかったときの話をしようか』というタイトルなのです、森岡さんの自伝が綴られているのかなと思ったのですが、苦労話が綴られているのかなと思っていましたが、1章から4

          『苦しかったときの話をしようか』から考える、キャリア戦略の要諦

          『世界「倒産」図鑑』から『負けない戦い方』を学ぶ

          本の紹介者:あい https://note.com/ai_h こんな人に読んで欲しい ・失敗事例から、普遍的な教訓を得たいと思っている人 ・外部環境の変化に影響されずに生きていきたい、と考えている人 ・企業の歴史、ストーリーを知りたい人 1.負けに不思議の負けなし。失敗を避けるために、過去の事例を知る。  先行きが見えない今。売上を大きく減少させた企業は多数あります。一方で、事業を転換したり、たまたま時代の潮流に合っている事業を進めていたことで売り上げを伸ばしている企業も

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          WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE. ~現代の孤独と持続可能な経済圏としてのコミュニティ~

          本の紹介者:よし https://note.com/yoshi530202 こんな人に読んで欲しい ・コロナ禍で何かしらの「不安」を感じている人 ・これから「安心」のコミュニティーに属したい人 ・これから「安心」のコミュニティーを形成したい人 1.「安心と自由」どちらが重要か? この本は、第1章で「安心と自由」どちらが重要か?という大事な問いを私たちに投げかける。あなたはどちらが重要?「安心」それとも「自由」?  私なら贅沢だけど、両方と答える。本書でも「人間は、この二

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