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再びカメラを買うことにした件

Xiaomi14Ultraを買ってからというもの
およそ、写真を撮るだけであれば
なにも困ることがなく
しかも手軽で便利という状況で
じゃあ、今さらカメラが必要なのかというと
全然そんな必要は無いのだけれど
ファインダーを覗くとか
マニュアルでフォーカスを合わせるといった
『カメラを楽しむ体験』が欲しくて
またカメラを手に入れることにした


ちなみにXiaomi14Ultraについては
こちら⇩

では、どんなカメラを買うか?

撮りたい写真としては
フィルムの風合いがいいなとは思うが
フィルムカメラは面倒
ケチな性分では
ろくにシャッターも切れないだろうし

正直、別に高性能は求めていない
写真が撮れればそれでよくて
なんなら不便なくらいでちょうどいい

なので、
いくつか条件を絞ろうと思う

①まずはMFを楽しみたい
カメラというよりはレンズ
マニュアルフォーカスはやはり
ピントリングを回してこそ楽しい
なのでそういうレンズが使えるカメラ
コンデジでは珍しいので
おのずと一眼狙いになる

②チルトモニター
バリアングルはやはり写真には向かない
光軸とずれるとかじゃなくて
シンプルに上下向けるのに
いちいち開かないといけないのがダルい

③軽い・小さい
カメラを楽しむ、撮影を楽しむという
観点からするとデカくて重いカメラは
そもそも持ち出す気持ちが
半減してしまうからね

④ファインダー
これはまあ無くてもいいと言えばいいのだが
あるに越したことはない
ただ、ファインダーを覗かない方が
いろんな視点を探しやすいので
重要度は低い

とまあ
最近のカメラ事情で重要視される
AF性能や連写性能、手ブレ補正などは
わりとかなりどうでもいいこととした

あと、好みの問題ではあるが
周辺減光やフレアが好きなので
そういう写りを求めると
やはり一眼になる

目をつけたのはGX7mk2

LUMIX GX7 mk2 + TTartisan 25mm f2

マイクロフォーサーズの名機
パナソニックのLUMIXブランドで
2016年に発売された生産終了品
今では低画素扱いの1600万画素だが
まあWeb画面上で見るには十分

マイクロフォーサーズは
アスペクト比が4:3なので
よくある3:2よりも縦幅がある
これは縦構図にしなくとも
写真を成立させやすいメリットがある
奥行きを表現できるのだ

色も素直だし
明度と彩度がわりと高め
このへんにほんのりとだが
ライカの雰囲気を感じられる

見た目に反して少し重量感があるが
前後ダイヤルで操作性もいいし
起動もわりと早い

レンズは銘匠光学
TTartisan 25mm f2.0
中華レンズはオールドレンズ風味で
面白いレンズが多い
ピント面はキレがありつつも
周辺は甘く、逆光耐性や歪曲、収差、減光と
味になる要素は補正が甘めで
とても良い風合いを生み出す

そんな組み合わせの作例はこちら⇩

中古のボディを買ったので
数万円(およそ6.5万円)で揃ったわけなのだが
いざ撮ってみると何か物足りない

なんとこのレンズ
マウントこそマイクロフォーサーズだが
イメージサークルはAPS-Cなのだ
どうやら中華レンズは軒並み
APS-Cレンズのマウントだけを
マイクロフォーサーズ規格にして
販売しているらしい
コレでは肝心の
周辺の甘さや減光が
楽しめないのである
無念

そんなわけで
中華レンズを楽しめる組み合わせを
再び探し始めた
こうなってくるとやはり
APS-Cかフルサイズじゃないと
レンズの持ち味を活かせない
ただ、このクラスになってくると
先ほどの条件である②チルトモニターと
③軽い・小さいを満たすものが
意外とないのである
今はなんでもかんでもバリアングル
ぐぬぬ・・・

となっていたところに
ようやく一筋の光を見つけた

SONY機に出戻りα6400を購入

a6400 + 7Artisans 35mm f1.4 mark2

いささかガジェット感のある見た目だが
昔、α6000を持っていたので
まあそこまで違和感はない

2019年発売のものなので
システムは旧世代ではあるが
α7IIIなどで慣れもあるので
特段の問題は無し
(BIONZ XR機より起動が遅いが)
あと現状まだ新品が手に入る

色は、、、
相変わらずクセモノではある
クリエイティブスタイルってどうにも
調整幅が少ないし
それぞれの色・ガンマ特性を
理解していないと
調整すら難しい
まあでも今だからこそ逆に
新鮮に見える気もするので
ここはポジティブに捉えたい
むしろAWBよ、、、
相変わらず扱いにくさがある

前ダイヤルが無いのが
操作面で気になるかもと思ったが
MFの時はSSが変更できればいいし
オートの時は露出変更できればいい
というかちょうどいい不便さ

レンズ1本目

七工匠 7artisans 35mm f1.4 mark2

狙い通りにイメージサークルいっぱいまで
レンズ特性を余す所なく使えるのがいい
レンズのビジュも渋くていい
周辺減光もちゃんとある
なんならもっとあってもいいくらいだ
逆光耐性もかなり甘い
けどもっと暴れていい

というわけで
オールド感もありつつ
お上品なレンズだった
老紳士みたいな

その組み合わせでの作例はこちら⇩

とにかく文句なく楽しいレンズ
1本目でこれに出会えたのは
かなりのラッキーだった
しかも1.2万円で手に入る
コスパ最強

・・・なのだが
撮ってみて気づいたのは
私には少し画角が狭い
実は今までで一番肌に合うのは
換算40mm
知ってはいたのものの
換算50mmは何かと潰しが効く
少し悩ましい

うっかり見つけてしまった2本目

銘匠光学 TTartisan AF 27mm f2.8

なんとドンピシャで換算40mm
しかもAFレンズでありながら
絞りリングとピントリングを
装備している
そして重量90gという軽さ

スペック的にはMFもできる
GR3xが完成することになる
これは魅力的だ
価格も2.7万円と
全然お買い得

写りとしては
深めのコントラストと
これでもかという周辺減光
とても陰湿な感じで
すごくいい(褒めている)
このへんもGR3xに似たものを感じる

このレンズの作例はこちら⇩

しかし、ここにきて問題発生
なんとピントリングを回しても
フォーカスが動かないのである
レンズのファームウェアを
入れなおしてもダメ
これは個体不良かもしれない

というわけで一旦返品し
再度購入
こちらは今のところ正常
なんとか事なきを得ました

というわけで
うっかり個性的なレンズを
見つけてしまったがために
これはレンズの使い分けに
悩むという楽しさも
手に入れてしまったわけです

データ管理はXiaomi14Ultraにお任せ

デジタルカメラにつきものなのが
撮影したデータの取り扱いである
通常であれば
①PCにコピー
②現像ソフトとかで編集
③クラウドにアップロード
とかになるのだが
まあメンドクサイ

ここでXiaomi14Ultraの登場である
SDカードリーダーを直接ぶち込んでしまえば
そのままギャラリーアプリで
編集もできるし
クラウドへのアップロードも自動化
SNSに投稿したりもできちゃう
これならばPCへの保存は
後回しでも全然OKなので
なんか効率の良いフローが組める

レンズの使い分けに悩む

画角的に劇的な差があるわけでもないが
写りの個性が全然違うので
どちらも捨てがたい

ただまあ気持ちとして
重量も軽くなるTTartisan AF 27mm f2.8は
常用しやすい
AFにもできるので
GR3xのような気軽さがある
ちなみに普段はMFにしている
不意にぱっと撮りたいときは
ワンボタンでAモードAFになるように
設定をしている
詳しくは⇩

しかしながら
今日はなんかじっくりと撮りたいぞ
という気分の時にはやはり
7artisans 35mm f1.4 mark2が合う
MF専用なのもあるかもしれないが
f1.4という振り幅だったり
その表現力の高さは
被写体と向き合いたくなる
わくわく感がある

まあ気分で使い分けかな

RAW撮影はしない

細かいことを言えば
RAWデータがあると
よりクオリティの高い画像作りが
出来はするのだが
じゃあ普段から必要かと言われると
撮って出しのJPEGで良いし
多少の加工はJPEGでも問題ない

RAWのメリットは
ダイナミックレンジと
カラーグレーディングなので
そういう調整が必要ない利用方法では
データ量が増えるだけ

デジタルズームが使えないデメリットもある
というか
SONYの超解像ズームは便利なので
これをぜひ使いたい
2倍まで担保できるので
ふとした時にすごく便利なのだ
換算52.5mmが105mmになるのだから
もちろん画素数は落ちるが
Webで見るぶんには
800万画素あれば十分だしね

まとめ

そんなわけで、再びカメラ沼に舞い戻ってきたわけだが
以前のようにどんなシーンでも対応できるような
そんなスタイルではなく
あくまでもただ自分が楽しむだけの
超自己満的なカメラ選びをした
この気負わない感じがむしろ
心地よく感じるし
ただ『楽しむ』という
シンプルに欲求を満たせるものに
なったように思う

ところでXiaomi14Ultraとはどう使い分けするの?
という話なのだが
これはもうシンプルに
常に持ち歩くかどうかの差がある
カメラは気分でしか持ち出さないし
便利さで言うとXiaomi14Ultraの方が
圧倒的に便利だし

このへんは今後
それぞれどんな感じで撮っているのか
動画にしていこうかな

というわけでYoutubeチャンネルはこちら⇩


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