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築55年の古民家を丸ごとDIYしてみる ①はじまり

主人が、徒歩通勤をしていたので、職場と以前に住んでいたマンションの間には、空き家がたくさんある事に気づき、2人で近所を散歩して、「ここは、古すぎる」「ここは、広すぎる」などと考えながら物件探しをしました。

ある日主人が、「見に行ってみよう」と、バス通りにある大きなコンクリートの建物を2人で見に行ってみました。

するとそこには、10メートルから15メートルはあると思われる松の木、駐車場と思われる場所には背丈ほどの雑草など生えていました。

2人で、雑草を何とか避けながら、庭に回ってみると、窓枠が木造りでボロボロのとても広くて大きな二階建ての一軒家でした。

中をのぞくと、昔の作りなのでLDKなどなく、個々の部屋がたくさん並んでいて、中に入ってみないと見えませんでした。

不動産屋の看板を見つけ、早速電話してみると、裏の窓から勝手に入って見てもいいとの事で、入ってみました。

コンクリートで出来ているので、とても薄暗くて昼間でもお化けでも出るかと思うぐらいの怖さがありましたが、コンクリートで建てられているので、屋上に上がれてバーベキューが出来るという利点もありました。

しかし、2人でリフォームするには、間取りの融通がきかなそうなのと、松の木を切るのに40万円くらいの費用がかかってしまうので、断念しました。

ネット社会なので、ネットで色々調べてはみましたが、個人情報という事もあるので、空き家でも売家でなければなかなか連絡先などは見つけられずにいた頃、車を一台購入するくらいの数100万円という破格値で、築55年の一軒家の土地が売られているのを発見しました。


庭に回ろうとしても、背丈以上の雑草が生い茂っていました。撮影場所は、上が駐車場になっているところからです。

早速休みの日に不動産屋と見に行くと、うちの実家のような懐かしい雰囲気のする築55年の古民家でした。

家の中に入ると、家財道具がそのままになっていて、住まなくなってから何度も地震で揺れた形跡の額縁が外れて落ちそうになっていたり、シロアリで朽ち果ててしまった床に応急措置で設置した板などがありました。

二階に上がると、二部屋の床の畳がぶかぶかと足が沈む感覚でそこが抜けるかゆがんでいるように感じました。

後日、道具が大好きな主人が、レベル計を持って再度確認に行くと、畳が劣化しているだけで、家は傾いてない事がわかり、売主さんに早速価格交渉をお願いしてもらう事にしました。

1ヶ月位あとに、希望通りの値引きをしていただき、
契約しましたぁ((((;゚Д゚)))))))

とても早い展開で、私たち自身も、ドキドキです。

これから、長い長い道のりが続いていきます。

良かったら、またのぞきに来てください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございますm(_ _)m

※古民家の定義を調べてみました。
日本の住居のうち、建築年数がかなり経過した民家のこと。
ただし、具体的かつ明確な定義は存在しない。国が制定する文化財登録制度においては、「50年以上」というのが対象条件になっている。

一般的には、
・伝統的な建築工法である木造軸組工法で建てられている
・茅葺屋根、草葺き屋根、日本瓦葺き屋根、土間、太い柱と梁を持つ
・築年数が50年以上経っている

おおむね、これらにあてはまるものを古民家という。また、古民家には、農村民家・町民民家・武家民家・庄屋屋敷などさまざまなタイプがあり、味わい深い趣をもつ。  住宅用語大辞典から引用


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