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お母さんの愛情に包まれる絵本『ぼく にげちゃうよ』。絵本を借りるときに大切にしていること。

今日は本当は横浜の赤レンガ倉庫で開催中のゾロリ展について記事にしようと思っていたんですけど、、、

夏休みの洗礼…私の時間が全然ない!!(^o^;)

しかも、この暑さ。
移動するだけでも滝のように汗をかき、ものすごく疲れてしまいます。

幸いなことに、私は夏バテにはなりにくいのですが、朝からずっと子供と一緒にいると、自分のことをする時間が全然ないんですね。
そうだ、夏休みってこんなだった・・・と、やっと思い出しました(笑)

だからさっき自分の手帳にも宣言したのですが、
夏休みこそ、朝しっかり早く起きて、自分がやりたいことをやろう!と決意しました。
明日はちゃんと6時までに起きるぞ!!

というわけで、ゾロリ展の話は明日以降に記事にするとして。

今日はどうしようかと思ったんですが、
ちょうど今日の午後、市立図書館に本を返しに行こうとして本をまとめているときに目に止まって、「あ、この本もシェアしたい!!」と思ったので、
2日続けてになりますが、絵本紹介をしたいと思います。

ちなみに我が家は2週間に一度図書館に通い続けて、5ヶ月くらい経ちました。
毎回絵本を20~30冊ぐらい借りて、小2息子と年中の娘と、楽しく読んでいます。


今回ご紹介する本はこちら。

『ぼく にげちゃうよ』
マーガレット・ワイズ・ブラウン ぶん
クレメント・ハード え
いわた みみ やく

図書館でたまたま見つけて、
マーガレット・ワイズ・ブラウンさんだ!!と嬉しくなって、借りてきました。

最近、絵本を借りる時に大切にしていることがあります。
それは、

絵が子供にとって魅力的で、ストーリー性があること。

これは、絵本にすごーーく詳しい友人に教えてもらったのですが、絵本選びの時に大切にしたい要素なんだそうです。

私はそれを教えてもらうまで、書いてある文章を読んでいいなって思うものを選びがちでし た。

でもその友人から、『子どもたちは文字じゃなくて絵を見て絵本を読んでいる』と聞いて、ハッとしました。

昨日の記事でお伝えしたように、言葉のリズムなどが子供にとって楽しいものであることも大切ですが、他方、絵本を読み聞かせている間に子供たちがずっと見つめているのは「絵」です。

それを聞いてから、最近は、

・一旦文章を読まないで絵だけ見ていき、それがタイトルと関連しつつ、ストーリーとして繋がっているかどうか

・子供が見た時に心を揺さぶる絵か

を中心に、絵本を選ぶようになりました。

そうやって選んだ絵本の一つが、この『ぼく にげちゃうよ』でした。

登場人物は、2匹のうさぎ。
お母さんうさぎと、子供のうさぎ。

うさぎさん自身の描かれ方が、現実のウサギの姿を忠実に再現しながらも、ストーリーに応じた想像力豊かな姿に変わっていきます。
絵本やリアルでも見た事のある「うさぎ」が描かれていることで、子供達もスッと受け入れながら、その豊かな世界に引き込まれていくのではないかと思います。


そして私がこの絵本で本当に好きで、皆様にシェアしたいポイントは、

お母さんが子どもを思う気持ちが、ギューーーーっと、詰められていることです。

安心できる住処に、お母さんうさぎと暮らす子うさぎは、あるときふと、そこから飛び出して、外の世界に出てみたくなった。
ほら穴から、出ようとします。

それを、お母さんうさぎが制止します。
きっとその子ウサギは、一人で外の世界に出るにはまだ未熟で危険だと判断したのでしょう。

そんな親心を知らぬ子ウサギは、「にげちゃうよ」と言って、それはもう様々な方法で逃げようとします。
鳥になって空を飛んだり、サーカスの一員になったり・・・。

そうやって逃げようとする子うさぎを、お母さんうさぎは、これまた様々な方法で、でも優しく追いかけます。
最後には、子うさぎが観念して、お母さんうさぎのいるほら穴へ戻ってきて、2匹でいつも通り、仲良くご飯を食べます。

お母さんの愛ってこういうものでありたいって、じんわりと感じます。
子どもがやりたいことを受け入れながら、子どもを見守ることを一番に考えて、けっして力づくではない方法で、関わってくれる。
お母さんうさぎは、それを体現してくれているように感じました。

この絵本を読んだ子供たちのこころが、温かくて優しくて、ふんわりと包み込んでくれるような愛情を、少しでも感じ取ってくれたら嬉しいなって思いました。

だから是非、この絵本をお子さんに読み聞かせして欲しいなと思います!


他にも絵本紹介していますので、ご参考まで(*^^*)



では、今日はこの辺で!

最後までお読みいただきありがとうございました!


hona


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