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大人だけでなく、子どもも、運動すると脳が鍛えられる。

今こちらの本を読んでいます。

ベストセラーになった「スマホ脳」の著者の方が書かれた書籍だそうです。
私は「スマホ脳」は読んでいませんが、運動が脳にどういった影響を与えるのか関心があったので、手に取りました。

ざっくりと纏めると、ランニングやサイクリング、あるいはウォーキングですら、脳細胞を増やし、活発化させて脳を鍛えることにつながるということでです。(ざっくりまとめすぎ)
さらには、運動をすることでストレス耐性がつき、ストレスを感じづらくなるということが分かっているそうです。

非常に科学的に論理的に述べられていますが、その中でも今日読んだ部分がすごく心に残りました。

それは、なんと子供の脳も運動することで鍛えられるということが、様々な研究により科学的に立証されているということなのです。

ということはこちらの本でも言われている通り、学童期に子供たちを机と椅子に縛り付け、教室に詰め込んで、座学ばかりさせるということは、科学的には彼らの健やかな発達にまったく逆行しているとことを改めて知り、驚きました。

以前から読んでいる澤口俊之さん著「幼児教育と脳」でも、いわゆる「知性」を支える脳の多重知性の構造は、自発性を発揮させて好奇心を伸ばすこと、目的志向性を育むという適切な環境を整えることが重要、という記載がありました。

つまり、学童期の子供たちの脳を育んでいくには、子供たちが好奇心を持てるような授業や勉強の内容を与えて、それを子供たちが自ら目標に向かって進めるようにサポートしていくことが必要だということだと思います。

ただ、こういった科学的根拠があったところで、教育現場がすぐに変わるとは考えづらいと思っています。その点では、私立の方がどんどん取り入れているイメージがあります。

小1の息子のクラスの担任の先生と以前会話をした際に、主体的かつ実際の体験を伴う学びが、彼らの本当の学びになるという意見で一致して、嬉しく思いました。
おかげで、授業や宿題への取り組み方がマイペースだった息子にとって、この1年はすごく伸び伸びとやって来れたと思っていて、先生にはすごく感謝しています。

ただ、書籍であったように、例えば授業をする前に20分のランニングするみたいなことを取り入れるのは、公立小学校ではなかなか難しいじゃないかと思います。

だからこそ!もっと家で取り組めることにも、目を向けて見ようと考えています。

家に帰ってきた途端に走り出すような息子なので、自ら体を動かすことは好きだし、今も水泳やらパパとランニングやらやっています。
そしていま書籍の情報をせっかく取り入れたのでて、もっともっと体を動かして、特に心拍数をあげるような運動を進んで取り入れ子供にももちろん大人も一緒に家族みんなで取り組んで、脳をもっと元気に健康にずっといられるようにしていきたい!と思いました。

では今日はこのへんで。

最後までお読みいただきありがとうございました!


hona



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