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「今を生きる」ことを、教えてくれる本。『限りある時間の使い方』
皆さんこんにちは!
毎日noteギリギリ投稿中のhonaです!
しょっぱなから失礼しますが、
風邪が治らない!(´;ω;`)
もう発症4日目。。
コロナではなかったし、今日耳鼻科に行ったけど、名のつく感染症でもなさそうだし、
ただの風邪っぽい。
今日は鼻水鼻詰まりがひどくて、やっぱり歩くとちょっとフラフラするんだよな…めまいってほどじゃないんだけど。ただの鉄分不足かなぁ。
そんなわけで安静にしなきゃいけないので、漫画とか本とか読んでます。
漫画については、とにかく家にあるコナンを、もう何周目?ってくらい読んでるんですけど(笑)
最近読んでる本は、こちら。
『限りある時間の使い方』
![](https://assets.st-note.com/img/1717491521008-huyfVkLsfM.png?width=800)
私、すごく気に入ってます。
ここまで半分ほど読んだだけでも、すごく伝わってくるメッセージがあります。それは、
〝 今を生きよう 〟
ということです。
特に私が好きな部分を、抜粋して紹介します。
「何が起ころうと気にしない」生き方とは、未来が自分の思い通りになることを求めず、したがって物事が期待通りに進むかどうかに一喜一憂しない生き方だ。それは未来を良くしようという努力を否定するものではないし、苦しみや不正をあきらめて受け入れろという意味でもない。そうではなく、未来をコントロールしたいという執着を手放そうということだ。そうすれば不安から解放され、本当に存在する唯一の瞬間を生きられる。つまり、今を生きることが可能になる。
教育について考えてみればいい。まるで詐欺だ。まだ幼い子どもの頃から保育園に入れられる。保育園では、幼稚園に行くための準備をしろと言われる。幼稚園に入ったら1年生の準備、1年生になったら2年生の準備。そうやって高校まで行ったら、今度は大学に行く準備だ。そして大学では、ビジネスの世界に出る準備をしろと言われる。……こんな人生、顔の前にぶら下がったニンジンを追いかけるロバみたいなものだ。誰もここにいない。誰もそこにたどり着けない。誰も人生を生きていないんだ。
なぜ生産的に働くために休まなきゃならないんだ? 海辺でのんびりしたり、友達と食事したり、ベッドでごろごろするのに、なぜ「仕事のため」という言い訳が必要なんだ?
資本主義経済に、揉みに揉まれて生活している、私たち。
仕事する上では、利益を求めることが、何よりも大事だと言われます。当たり前です。
最近はAI 技術の台頭により、人間にしかできないことをもっと取り組むとか、生産性をもっと上げようとか、やたらめったら言われるようになりました。
そういう私たちの「当たり前」の生活に、著者は疑問を投げかけてくれます。
その言葉は、実は私たちの心の奥底に潜んでいる本音なのかもしれない、と感じるほど、読み進めると内容に納得することばかり。
ところで、我が家はキャンプが好きで登山が好きで、とどのつまり自然が好き。
海とか山とか森とか、自然の中に身を置くことが、とても好きです。
何なんで好きなの?って言われるでも感覚的なことなので答えづらいのですが、やっぱり思うのは、
ただそこにいることを、感じられるから
かなと思います。
海では、波の音が聞こえて、カモメが鳴いている。
海辺の日差しは、遮るものがなくて暑い。
砂浜の砂が体中に、くっついている。
山では、どこからか小鳥の声が届いて、葉の擦れる音も聞こえる。
こもれびが丸く差し込み、暖かい。
その足元には、季節の花が小さく咲いている。
そういう、いまそこにある自然の中に、私もいること。
ただ、それを感じることが、好きなんだと思います。
この感覚は、こちらの本から発せられているメッセージ『今を生きよう』に、近いものがあるかもなと勝手に思ってます。
だからか私は、この本を読んで心が軽くなりました。
生産性向上!とか業務改善!とか、仕事をする上で懸命に取り組んできたものでしたが、やっぱり苦しいこともありました。
だから、『今を生きていることを意識する』ことも忘れてはならないよ、と言われている気がして、頑張りすぎてた心が、ほぐれた気がします。
もちろん、自分がやりたいことや目標を達成する道中では、生産性向上も必要だし、時間を有効に使うことも必要だと思います。
ただ、それがまるで絶対正義だ、と思い込みすぎていやしないかと。
というか、どこからか誰からか、そんな呪いがかかってやしないかと。
そんな警鐘を鳴らしてくれているのかもしれません。
こちらの本、お読みになった方いらっしゃいますかね?
どんな感想を持ったか、是非聞いてみたいです!!コメント待ってます(^^)
では、今日はこの辺で。
最後までお読みいただきありがとうございました!
hona
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