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8月第3週 今週のおすすめ「本の話」 5選!

 お盆をすぎましたが、まだまだ暑い日が続きます。

 今週は8/15の終戦の日に至るまでの経緯を追った「日本のいちばん長い日タイムライン」ついにが山場を迎えました。ニュースからは『笑いのカイブツ』映画化、『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』が「大阪ほんま本大賞」受賞について、そして20日に発売されたオール讀物からは「讀みどころ」を、別冊文藝春秋からは新連載の始まった冲方丁さん、矢月秀作さんの「はじまりのことば」をお届けです!

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★76年前のあの日を体感できる「日本のいちばん長い日タイムライン」まとめ

 終戦に至るまでの中枢部の動きを、証言と取材をもとに描いた『日本のいちばん長い日』。その息詰まるシーンを、同日同時刻に #日本のいちばん長い日タイムライン としてツイートを行いました。

 76年前の暑い夏、真夜中に、明け方に、命を懸けて行動した日本人をぜひ体感して下さい!


★第9回「大阪ほんま本大賞」に大島真寿美さんの『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』が決定!

『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』は、江戸中期の大坂・道頓堀を舞台に、人形浄瑠璃に情熱を注いだ近松半二の生涯を追った物語です。第161回直木賞、第7回高校生直木賞続き、三冠目の受賞です。

大島真寿美さんの受賞コメントが届いています!


★心臓をぶっ叩く青春私小説、『笑いのカイブツ』映画化決定!

「cakes(ケイクス)」で連載が始まった時から評判となり、2017年の書籍化には大きな話題を呼んだ青春私小説『笑いのカイブツ』が実写映画化!

岡山天音さんからのコメントも届いています。


★「オール讀物」9・10月合併号は8/20(金)発売!
〈第165回直木賞決定&発表〉と〈直木賞作家特集〉

3号連続の創刊90周年記念特別号は今回が最終回。そのラストを飾るのは〈第165回直木賞決定&発表〉と〈直木賞作家特集〉です! 今回も読みどころ満載でお届けです。


★別冊文藝春秋 新連載開始にあたって――はじまりのことば

別冊文藝春秋では、連載を開始される作家に、その作品についてのコラムを書いていただき「はじまりのことば」として掲載しています。今回は冲方丁さんと矢月秀作さんです。

■冲方丁さん「マイ・リトル・ジェダイ」
凜々しいキャラクターと、祈るようにその背中を見送る眼差し――ある父子のイメージが僕にこの物語を書かせた

■矢月秀作さん「幸福論」
あいつは最期、幸福だったのか… この男の人生だけは探ってみたいと思っていた


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本の話では「読者と作家を結ぶリボンのようなウェブメディア」として、書籍にまつわる記事を配信しています。

 こちらもお楽しみ下さい!


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