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3月第3週 今週の「本の話」 ベスト3!

3位★江戸の“離縁”を通して描く、人生の取り戻し方

『心淋し川』で直木賞を受賞した人情時代小説の名手、西條奈加さんが描く江戸の離婚模様『わかれ縁 狸穴屋お始末日記』。シリーズ化も決定した傑作人情時代小説です。
大矢 博子さんによる「文庫解説」を公開します。


2位★歴史家・半藤一利の白眉は人物評にある

“歴史探偵”と自らを称した半藤一利さんは、共著も合わせれば百冊近い書物を遺しました。書籍化されていない雑誌記事を含めれば、その仕事量はじつに膨大です。
昭和史の語り部、半藤一利さんの著書『昭和史の人間学』から「はじめに」を公開します。


1位★第2回「本屋が選ぶ大人の恋愛小説大賞」 多様性が広がる今、大人に届けたい恋愛小説は? 熱い議論の末に受賞作が決定!

大人がじっくり読める質の高い恋愛小説を発掘し、読者の皆様にひろく届けることを目的として創設された「本屋が選ぶ大人の恋愛小説大賞」。
「大人の恋愛小説とはいったい何なのか?」をめぐり、議論に議論を重ねた結果、第2回の大賞が選ばれました。その白熱の模様を全文お届けします!


●今週のポッドキャスト

【文春推理部】麻耶雄嵩さんを京都で直撃!【前編】

『隻眼の少女』『さよなら神様』と、つねに本格ミステリの臨界点に挑み続ける作家・麻耶雄嵩。「麻耶さんにとって本格とは?」「執筆スタイルは?」「趣味は?」「本格ミステリ作家クラブ会長って何してるの?」――神秘のカリスマ作家がついにすべての疑問に答えた!


【著者が語る】門井慶喜さん新刊『文豪、社長になる』に寄せて、菊池寛&芥川賞・直木賞誕生秘話

『家康、江戸を建てる』『銀河鉄道の父』の門井慶喜さんの最新刊『文豪、社長になる』は、ベストセラー作家にして、文藝春秋の創業者である菊池寛を主人公とした歴史小説です。「文藝春秋」の創刊、芥川賞・直木賞の創設、戦争協力による公職追放、会社解散の危機など、激動の時代に翻弄されながら、文豪、社長として波乱に満ちた生涯を送った寛を、感動的に描き切った本作。ご執筆の裏話、こぼれ話などを存分に伺いました。


【話題作🎧試し聴き】高尾昌司『刑事たちの挽歌』/朗読・岩崎了

【話題作🎧試し聴き】オーディオブックの話題作を少しだけ試し聴きしませんか? 高尾昌司さんの「ルーシー・ブラックマン 殺害事件」を題材としたノンフィクション「刑事たちの挽歌」は、2023年夏に映像化が決定している話題作です。【話題作🎧試し聴き】は毎週金曜日配信です!


【オールの小部屋・番外編】万城目学&門井慶喜「歴史・建築ゆるゆる散歩 in 江戸神田」

来たる3月21日(春分の日)、神田明神で何かが起こる……! 万城目学さん&門井慶喜さんといえば、『ぼくらの近代建築デラックス』(文春文庫)でおなじみの歴史建築名探偵。門井さんの〝神ウンチク〟と万城目さんの〝天衣無縫のボケ〟を体感できるライブイベントが開催されます。おふたりの建築散歩に〝はじめの一歩〟から同行している編集コンビが神トークの魅力を徹底解剖!



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