嘘と誠
感情は時が経つと変化しますよね。
だから、正直に今の気持ちを伝えると
ときには、「嘘をついた」「裏切った」と
言われてしまいます。
相手も傷つきますが、自分も傷つく。
ならば、今も当時の気持ちと同じだと
嘘をつけばいいのでしょうか。
それこそ嘘をつくことになってしまいます。
感情は絶対的なものではありません。
おおよそそうだというときもあり、
時を経ておおよそ違ってしまうこともあります。
このときも「嘘をついた」と言われてしまいます。
「愛している」「信じている」
「約束する」「守る」といった言葉は
あくまでそのときの気持ちであり、
おおよその気持ちであったりもします。
だから誠実に生きようと思うと、
本当のことを言ってしまうことにもなります。
嘘をつかずに生きることはとても難しい。
人を傷つけず、自分も傷つかない生き方。
どうすればそんなふうに生きていけるのでしょうか?