生きる不安、死ぬ不安

不安は絶え間なくやってくる。

津波のように高く大きなものや

さざ波のような小さなものもある。

大きな不安は暗黒で絶望するほどになり、

小さな不安でも震えるような毎日となる。

生きている限り、不安はつきまとう。


生きることが怖くて不安になるのか、

死ぬことが怖いから湧き起こるのか。

死ぬことはとても恐いことだから

死ぬことを思えば不安になって当然だ。

しかし死ぬことを受け入れれば

不安はあっという間に消え去っていく。


死ぬことが怖くなくなるには

死んでからの世界が幸せで

楽しいことしかない暮らし、

天国に行けると思うことなのだろう。

天国に行けると思えれば

死ぬことが怖くなく不安もなくなる。


死ぬことを受け入れ

死ぬ不安を払拭すれば

生きることでの不安はなくなる。

そうして不安を消していきたい。

波のように押し寄せる

大きな不安も小さな不安も。