生き残りを賭けた生理学的な状態
「レジリエンスを育む」より、今日響いた箇所を。
(ここから引用)
生き残りをかけた生理学的状態は、夥しい量の身体資源を必要とする。そのため、理想的な恒常性を保つことができず、身体には重い負担がかかる。交感神経系が覚醒した状態が長い期間続くと、多くの酸素や栄養素が使われ、多量のストレス関連の化学物質が分泌される。交感神経系が優位になると、身体中に「今は命を懸けて戦っているのだ」という生理学的なメッセージが送られ、消化や免疫反応などが抑制される。長い年月健康に生きていくための