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かつての高級品もいまや庶民の味方


 11月に入り、日ごと寒さが増してきました。この季節になると、温かい料理が恋しくなりますよね。中でも、手軽に作れて色々な味を楽しめる「鍋料理」は多くの人に人気です。そんな鍋料理に欠かせない食材のひとつが豆腐。(おととい、我が家でも鍋でしたが豆腐を忘れて買い足しました)我が家はすき焼きは木綿豆腐、それ以外は絹豆腐を使っています。つるりとした口当たりがよくて食べやすいので、いつも絹豆腐を好んで食べています。

(豆腐といえば、「菓子工房ポコアポコ」のおとうふドーナツもおススメ)

 そんな中、今日から6日まで「全国とうふ祭り」期間中は、全国一斉に「豆腐」に関連する啓蒙活動が行われます。冷奴やお味噌汁、麻婆豆腐などさまざまな料理に活用され栄養価も高く高タンパクでヘルシーな食品として日本人だけでなく、海外でも和食好きの外国人などに人気を集めています。

日本の伝統食である「豆腐」は、古くは、奈良時代に、中国に渡った遣唐使の僧侶等により伝えられたことが始まりだとされ、日本の食文化として、根付いた時期は、江戸時代の中頃からだということです。ただ、当時は高級品だったため、農村ではお盆やお正月、また、冠婚葬祭などの「ハレの日」の特別な時のみに「豆腐料理」が出されていたそうです。ちょっと意外です。

 寒くなると体調を崩しやすくなります。豆腐を暖かいお料理に活用して、体の芯から温めてみてはいかがでしょうか。


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