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サラリーマンのように安心と安全を保障されながら働くために、フリーランスの私が揃えたもの全て。

フリーランス歴7年のデザイナー・イラストレーターのMiyataMihoです。

今日はわたしが呟いたフリーランス界隈のツイートについて、反響が大きかったこちらのツイートの具体的な内容の記事をお届けしたいと思います。


書き出してみたら悲しかった。サラリーマンと違いすぎる、フリーランスのナイナイ地獄。

わたしはもともと広告会社で正社員として働いていました。ミスが発生しても個人の財布からお金を出すことはなく、会社が大きなクッションになってくれました。福利厚生も充実していました。

そして今、フリーランスとなり。こんなに沢山働いていて、サラリーマンの時と同様に社会の一歯車として生きているのに、サラリーマンの時のような「守ってくれるもの」が一切ないことに不安を抱いていました。

以下、書き出してみた。「これでいいのか フリーランスのナイナイ地獄」!


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並べてみたら…悲しいな…笑。

でも泣いていても何も解決はしません。今日は「フリーランス、なんでこんなに不利なの?」と疑問に思い、そのままでは嫌だったわたしが探し出し、見つけ、組み合わせ、そして実践した、「フリーランスのナイナイ地獄」の解決のための方法をご紹介したいと思います。

まずは無償noteでわたしが加入した団体のご紹介をします。全貌が見えてくる内容です。

続く有償noteで、具体的な説明/入会方法/いくらかかったか/いくら得するかなどの情報と体験談を書いていきたいと思います。考えなくてはいけないことや具体的なお金の話など、とても具体的です。

また、今回の記事完成に合わせて、フリーランスという働き方を表現した猫マスコットキャラクター「自由契約戦士フリーニャンス」を作りました。フリーニャンスはわたしであり、あなたであり、フリーランスである誰かです。フリーニャンスと一緒に記事を読んでいただけたら幸いです。


ではまずこちらから!


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❶【JAGDA】に加入して信頼度獲得を図った

わたしは会社員時代も今もずっとデザイナーです。サラリーマン時代は会社が持つ信頼と実績のおかげで、「株式会社〇〇のMiyataです。」と言えば、新卒一年めのひよっこでも、お仕事を任せてもらえるという《信頼》をいただけました。しかし個人のフリーランスにはそれがない。いくらわたしがそれなりの年齢で技術を持っていたとしても、初めて会った方にとっては「どこの誰かわからないけどデザイナーのMiyataさん」になってしまう。

そこでわたしの《信頼度》の獲得のために、そしてぼっちフリーランスであることに限界を感じたことから同志・仲間との交流の場を求めて、また技能の向上を目指して、わたしはわたしの職能の《所属団体》を探しました。

わたしが選んだのは「公益社団法人日本グラフィックデザイン協会」、略して【JAGDA(ジャグダ)】(2021.7.1より日本グラフィックデザイナー協会から改名)。日本全国に約3,000名の会員を擁する、日本で唯一のデザイナーの職能団体です。著名デザイナーさんの多くはJAGDA会員です。

JAGDAに加入すれば、名刺に【日本グラフィックデザイン協会会員】と書くことができ《信頼度・信用度》がアップします。ただのMiyataより「日本グラフィックデザイン協会会員のMiyataさん」の方が、なんだか《安心感》がありませんか。

皆さんの職業に該当する団体がきっとおありだと思いますので、まずは検索してお探しになられてはいかがでしょうか。信頼がおける人、技術がある人、勉強をしている人という証明が、きっと増えることと思います。


❷JAGDA加入で【文芸美術国民健康保険組合】に加入できた

さらに【JAGDA(ジャグダ)】に加入したことによって、【文芸美術国民健康保険組合】に加入する権利を獲得しました。団体に所属するということは、そういう権利を得ることでもあるのですね。

【文芸美術国民健康保険組合】、略して【文美国保】は、文芸・美術・映画・写真などの業種に従事する者を組合員とする国民健康保険組合です。

この【文美国保】はなんと《国保の支出金額を抑える》ことが可能なのです。国保の値段が変えられるなんて、そんな技はないと思っていませんでしたか?わたしはないと思っていました。最近もお友達のデザイナーさんが大喜びで通常国保から【文美国保】に切り替えました。

のちの有料noteでは【文美国保】と通常国保でどれくらいの差額が出るか、詳しい金額を書きます。具体的なかかる金額といくら得するかの差額です。

【文美国保】の対象職業は意外と広く、ピアノの先生だったり役者さんだったり執筆業も含まれますので、ブロガーさんも該当者になります。あまり例はないようですがユーチューバーで加入した方もいらっしゃるとか(条件あり)。

他にも入って分かったベネフィットが色々ありますので、そちらも有償noteでお知らせしますね。


❸【フリーランス協会】に加入した

次に探したのは仕事の補償です。

わたしはフリーのデザイナーです。デザイナーは印刷物の最終データ=「入稿データ」を作ります。フリーランスになって一番最初にわたしが感じた危機感は、「ミスをして刷り直しになったらどうしよう」というものでした。

フリーランスという乗り物は、安心ボディの機体ではなく薄氷なのか?そうなのか?…そんなのは嫌だ!…ということで、解決方法をまた探しました。

そこでわたしが見つけたのは【フリーランス協会】でした。

【フリーランス協会】は、フリーランスや副業でキャリアを築く有志が設立した、フリーランスによる、フリーランスのための、非営利団体。フリーランスならどんな職業の方でも加入できます。

その【フリーランス協会】で【賠償責任補償】を取り扱っていることに辿り着き、こちらの協会をチェックしはじめました。

最近だとコロナ禍での政府補償がフリーランスに対してはじめ塩対応(語彙力失礼)だったときに、政府に「持続化給付金」の補償金額を交渉、アップしてくださった“あの”団体が【フリーランス協会】です。

さらにフリーランスを地域ごとに人数を集め、サラリーマンだけが対象だったコロナワクチンの職域接種を政府に交渉。実現してしまうという功績も果たしました。まさに《サラリーマンのような安心と安全》!

こちらの協会も、名刺に【フリーランス協会会員】と書くことができ、フリーランスの脆弱な部分を協会の力で克服した強いフリーランサーですというアピールができ、《信用度》がアップします。

【フリーランス協会】の入会ベネフィットについては、有償noteでもいろいろ詳しく分かりやすくお話します。



❹フリーランス協会加入で、【賠償責任補償】の安心を手に入れた

フリーランスだって人間です。どれだけ気をつけたって、事故や事件が起こり得ない訳ではありません。しかも起きたら会社勤めと違って、会社が守ってくれる訳ではなく、補償は自分で…あなたの生活費と直結したその預金残高でやらなくてはいけません。

フリーランス協会の【賠償責任補償】は、フリーランスの業務で起こりがちなリスクをまるっとカバーしてくれます。

業務遂行中の対物・対人の事故…。情報漏えい…。納品物が傷ついた…。 著作権侵害…。納期遅延…。

これらの文字を見るだけで、「弁償しろー!」の言葉が聞こえてきて胃が痛いです。いくら真面目に業務遂行していても、あり得ない訳ではない。

有償noteではいろいろ詳しく金額や比較団体のことなどをお話します。


❺フリーランス協会加入で、【所得補償保険】に任意加入できた

またまたリスクの話です。人間はナマモノです。いつ怪我をするかもしれないし、病気をするかもしれない。5分後にするかもしれない。軽症で済まないかもしれない。ではその「もしも」が起きたときにフリーランスはどうなるか。

サラリーマンは、ケガや病気で万が一働けなくなったとき、そのままお給料が支払われ続けます。しばらくは首にならない、ずっと首になることはないなど、何かしら守られた中で治療時間を過ごせられます

ではフリーランスは?

所得はなくなる。国保や税金などの固定費の出費は残る。これではおちおちベッドでゆっくり治療することもできません。

冒頭にも書いた酷い言葉「フリーランスのナイナイ地獄」の中の、フリーランスは「病気や怪我をしたら後がない」はこれを意味します。

しかし解決方法があります。先程記載した【フリーランス協会会員】に加入したことによって、わたしは【所得補償保険】に加入する権利を獲得したのです。

【所得補償保険】に入れば、「怪我や病気で一時的に働くことができなくなった時の喪失所得の補償」「働くことができなくなった時の喪失所得の補償」などが受け取れます。「強いフリーランス」の誕生です。

怪我をしていないとか病気をしていないとか、そんな曖昧でいい加減な条件のもとで私達は働いている。不安になったら【フリーランス協会】からの【所得補償保険】加入をぜひ。

有償noteでは【所得補償保険】の細かい商品の分類/わたしがこの保険の中でどの商品を選び、いくら支払っているか/いくらの補償を手に入れて、人生のどういう事態に備えたかなどをお話します。


❻フリーランス協会加入で、福利厚生サービス「WELBOX」を使えるようになった

会社員の時は充実していた。だけどフリーランスになってから、そんなのまったく縁がないな、経験ないというか望んじゃいけないと思っているな!(涙を拭いて)

なくても我慢はできるけど、あると嬉しい心の潤い。それが福利厚生です。

【フリーランス協会】加入でついてくる福利厚生サービスが【WELBOX(ウェルボックス)】です。宿がお値打ちとか、提携企業で買い物が安いとか、潤いますよね、人としての心が。

私は先日【WELBOX】を利用して、ドイツの安眠枕をハンズで買いました。そう、【WELBOX】の割引クーポンをスマホで見せてね。

【WELBOX】は映画や国内外旅行、レストラン、ショッピングと、幅が広くて盛りだくさんです。 眺めているだけですっかり《サラリーマン気分》だなあ。

有償noteでは【WELBOX】の詳細や網羅しているジャンル、わたしがどういった場で活用しているかなどをお話します。


❼フリーランスにも退職金を 【小規模企業共済】 に加入した

フリーランスと会社員時代で、徹底的に違うこと。それは退職金がないことでしょう。話題になった「老後2000万円貯金問題」に至る前に、「仕事辞めても退職金ない問題」。これぞ「フリーランスのナイナイ地獄」の真骨頂というものです。

そんな将来に不安を抱えるあなたには、【小規模企業共済】をご紹介します。

【小規模企業共済】は一言で言うと、「個人事業主が自分で自分のお金を積み立てて、事業をやめる時に受け取れる制度」。国の機関である中小機構が運営する制度です。

退職・廃業時に受け取ってサラリーマンのように「退職金」にしたり、分割で受け取って「公的年金」扱いにしたり、フリーランサーの“安心”を積み立てることができる制度です。

低金利が基本の昨今ですが、なんと「小規模企業共済」は普通の銀行よりも金利が高く、さらに掛け金が全て控除の対象となるため「節税対策」になります。かけた額以上の額になって残るのだから、やりがいのある貯蓄活動といえます。

有償noteでは【小規模企業共済】の金利 / 預けられるお金 / その金利で預けた金額がいくらに膨れ上がるかシミュレーション計算した数字 / わたしが実際にやった「最短入会手続き なるはやさくさく手順」、さらには 加入にあたって気をつけた方がいい、掛け方のコツなど、リアルな詳細情報をお伝えします。



さてここまでご紹介した「フリーランスのナイナイ地獄」の防御策を振り返ってみましょう。


はい、全てクリアしました。



ここからは有償noteになりますが、

●具体的な金額やベネフィットなど、リアルな情報を知りたい方
●安心安全で働くための環境を、てきぱきと整えたい方
●「実際どうなの」みたいなところをお知りになりたい方

こういった方にぜひ読んでいただきたいです。

ここまでが約3,000文字ですが、ここから5倍以上の情報量、約17,000文字の情報をお届けします。

Miyataが各機関に電話で問い合わせて聞いた内容なども含まれます。(記者かな)

【JAGDA】、【文芸美術国民健康保険組合】、【フリーランス協会】、【賠償責任補償】、【所得補償保険】、【小規模企業共済】についてそれぞれ

《各団体のもっと詳しい説明と有益情報》
《どうやって加入したか、入り方》
《幾らお金を支払っているか》
《どれくらい得をするか、具体的な金額やパーセンテージ》
《どんなベネフィットが手に入るか》
《比較検討した類似団体》
《入ってみてどうだったか、思ったこと、実際に起きたこと》

などをまとめました。

全部がお役に立てたらですが、「安心・安全」を通り越して、かなりの節約、財テクにもつながると思います。

よろしかったら引き続きご覧ください。


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