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ホームスクーリングを辞めた理由とは①

 キンダーからG4(幼稚園年長から小学校4年生)までやっていたホームスクーリングを辞めて、G5から学校に行く事に決めました。 なぜホームスクーリングを辞めたのか、いくつか理由があるのでお話したいと思います。


1.友達が欲しい!という本人の意思

 以前お話しましたが、人との繋がりで私同様息子にもなかなか新しい友達ができませんでした。 アクティビティに参加した時、その場では楽しく過ごせますがプレイデートに繋がるような関係にはならず。 10歳になりもっと友達と遊びたいと思う気持ちもよくわかるので、環境を変えた方がいいのかなと思うようになりました。


2.『学校』という場所への興味

 その頃仲良く遊んでいた子供達がホームスクーリングを辞めて学校へ行く事になり、今までのように会えなくなりました。 また、色んな場面で学校の事を見聞きしたこともあり、学校という場所に興味が出てきて一度行ってみたい!と思うようになったみたいです。

 もし、継続して学校に行きたい!と思うなら続けてもいいし、合わなければいつでもホームスクーリングに戻れるという事を理解したようで、息子も少し安心したようです。


3.将来を見据えた選択

 もともとハイスクール(BC州では8~12年生が高校生になります。日本の中学2年~高校3年生)は学校に行かせるつもりでいました。 それは、さすがにその歳まで私が教える事はできない。というのが大きい理由です。 さらに小さな子供の年齢ではないから。思春期になれば親から離れ、何かあっても多少の事は自分で判断ができるだろうという考えからです。

 それまでは『単に区切りがいいからハイスクールから学校へ』と思っていたのですが・・・・・・

 子供を学校に行かせている友人達の話を聞き、思春期になる前に集団生活に一度入れた方がいい!と思い直したのです。 それは何故か。


1. 10歳にもなると男女ともに仲の良い友達・グループができる。思春期の一番大変な時に、友達・環境全て新しく経験するのはとても苦労する。

2. ハイスクールになると、どの先生がいいか?とか学校生活での情報は親が介入せず、子供同士の繋がりから手に入れることになる。友達がいないと、必要な情報や口コミなど手に入れるのが難しい。


 私自身考えてもみなかった事に気づかされ、勉強以外にそういう事があるのか!と考えさせられました。 特に2.に関しては、すでに子供をハイスクールに行かせている友人が詳しく教えてくれ、特に参考になった事です。 いかに友達が大切になるか・・・・

その下準備として、エレメンタリー(小学校)から学校に行く事に意味があるのか・・・と改めて思いました。 ちょうど5年生。 まだ少し子供っぽさが残るこの年齢、5年生6年生7年生と3年間エレメンタリーに通えば、新しい友達もできるだろうし学校という場所に慣れるかもしれない。

 色んな意味で成長の早い今の子供には、5年生で学校に行かせるのがギリギリ間に合う年齢かもしれない。 そう思い、家族で時間をみては話し合いました。

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 特に息子の場合、フルタイムで『学校』というのが初めてなので、できる限り最小限の苦労で馴染めそうな最後の年齢かもしれないと思い、ホームスクーリングを辞め、次年から学校に行く事に決めました。



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