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55.恋愛体質と真逆なアンチマッチングアプリ人間が実際に使って良い人生経験になった


恋愛体質と真逆な自分の性格

恋愛に興味が無い

物を作ったり、自分の興味のある事を調べたり、
1人黙々と何をしていることが好きで、
昔からほとんど恋愛に興味がありませんでした

ロマンチックなシチュエーションに憧れというものが全く無く、
寧ろ嫌悪感さえありました

人のことを恋愛感情として好きと感じる事が、昔からあまり無く、
中学生前後から、周りの同級生が恋愛に必死になったり、
自分が異性の同級生の誰か好きな人の対象にされることも、とても嫌でした

女性として意識されることも嫌だった

女性として意識されることの嫌悪感については、以下記事に投稿しています

他人の恋愛話にも興味がない

他人の恋愛話にも全く興味が無く、
誰の事が好きだとか、
こんなデートがしたいとか、
ドキドキしたとか、
恋人が出来た/別れた/喧嘩したとか、
他人の恋人を奪った/浮気しているとか、

退屈と感じてならず、何とか恋愛を避けて通れないか、
学生時代、よく考えていました

恋人がいる事は、あくまで自分にとってはオプションに過ぎず、
1人が楽しくて仕方なく、自分に構わないで欲しいとさえ思って、生活をしていました

そもそも人にあまり興味がありませんでした

こういったことを言うと、
恋愛を重要視している人からは、
強がらなくても良いのにと言われることが多々ありましたが、
非常におせっかいでうるさいなと感じていました

恋人がいることで発生する煩わしさ

恋人がいれば楽しい事もある一方で、
面倒な事もかなり増えると感じていました

元々イベントが好きではない事もあり、
クリスマスやバレンタインのイベントに参加したり、
半年や1年記念等、節目を祝う行為や、
家族や友人と比較し、人生の中の非常に短い間しか過ごしていないぽっと出の恋人とお互いの誕生日を祝うことの不思議さを感じてならず、
非常に面倒と感じていました

脳科学で、3年以内で恋愛は冷めると聞いていたことに加え、
実際に自分が5年間、同じ恋人と付き合った経験から、

長くて3年の賞味期限のことに対する時間や、お金のかけ方、
また人に左右される精神的な影響も含め、
割に合わないと感じていました

端的に言えば、コスパおよび、タイパが悪い

デートや恋愛を初めて経験する時は、とても楽しかったのですが、

3回目のデートで告白、おしゃれ洋風レストランでデート等、
似通ったお決まりな展開が多い事がわかって来ると、
だんだんとつまらなくなってしまいました

また、自分1人でいる事の自由さ、身軽さも知っているからこそ、
恋人が常にいる状態というのは、
自分にとっては、窮屈に感じる事が多々ありました

例えば、
恋愛感情が無い異性と普段は気楽にご飯へ行くことが出来るのに、
恋人がいると、
束縛まではされなくても、
恋人へ一言許可を取ったり、
帰宅した等、報告した方が好ましい場合が多く、

恋人がいなければ発生しない手間、制約に面倒臭さすら覚えていました

その位、今も昔も、恋愛体質と真逆の性格をしていました

むしろ、よくこんな性格で結婚したいと思える相手に出会ったなと
自分でも驚いています

なぜマッチングアプリを使おうと思ったか

恋愛体質と真逆の、恋愛を面倒とすら思っていた自分が、
なぜマッチングアプリを利用しようと思ったか?

結局、恋人が欲しくなった、そんな安直な理由ではありません

結論

先に結論だけ言うと、
"他人を批判する立場にいない"と思ったからです

アンチマッチングアプリだった

恋愛に対して、あまり良い印象を持っていなかった為、
必死に恋人を求めて出会いの場へ出かける人を
内心小ばかにしていた様に思います

また、マッチングアプリだけでなく、
ネットの出会い自体、出会い系ネットの危険性等の教育を受けて来た為か、
相手が本当の情報を載せているはずがない、
信用できないと思っていました

また、何となく、
リアルでの出会いがない人が使う最終手段という偏った認識があり、
無駄なプライドから、マッチングアプリを使いたくないと思っていました

恋人との馴れ初めを友人から聞かれた際に、
マッチングアプリで出会ったと言うことが恥ずかしいから
使いたくないと思っていました

今となっては、とても愚かなプライドを持っていたと思います

そ口外してはいませんでしたが、
マッチングアプリで出会いを求める人に対し、
かつて、内心とても馬鹿にしていた自分がいました

自分の愚かさに気付いた

でも、ある時ふと気付いたのですが、
自分が使ったことも無いマッチングアプリを批判しているだけの自分は、
そもそも批判する立場にすら、
立てていないのではないかとふと我に返りました

自分の希望を叶えるために行動を起している人と
端から小ばかにし、何も行動を起こしていない自分を比べた際、

客観的に見てどちらを評価するかというと、
圧倒的に出会いを求めて行動する前者だと思いました

理由や目的はどうであれ、
何も行動しないで人の批判をしている人と、
自分の希望の為に実際に行動を出来ている人を比べると、
後者の行動出来ている人の方が、
よっぽど素晴らしいのではないかと気付かされました

マッチングアプリと、恋人を探し求める行動を批判するならば、
1度自分で、実際にマッチングアプリを使ってみて、
恋人を探すという行動を実際にしてみてから、

初めて批判できる立場になると思い、
マッチングアプリを使い始めました

こんな斜に構えた理由がマッチングアプリを使い始めた動機です
書き出してみて、嫌な性格だなと少し悲しくなりました

その他よこしまな動機 -2つ-

また、他にも2つ理由があり、
コロナ渦だったという事もあり、
世間でマッチングアプリユーザが増えている時でした

世の中で流行っているものがどういったものなのか、
なぜ流行っているのか、
社会見学的な意味も込めて使ってみようと思いました

そして、もう1つは、自分がIT業界にいたという事もあり、
これまで自分が使ったことないタイプのアプリを使う事で、
知らない機能などを知るチャンスと思い、
エンジニアとしての勉強も兼ねて、利用を始めました

とても良い人生経験になった

上記の様なとても理屈ぽい理由を持ち、
あまりやる気も無く、実際にマッチングアプリを使ってみて、

結果として、とても良い人生経験になりました

かつての自分の思い込みが本当に恥ずかしくなりました

良い人生経験になったと感じたのは、恋愛面だけでなく、
社会見学として、またビジネス面においても、
とても良い刺激になりました

自分が感じたことを6つ紹介したいと思います

1.【恋愛面】効率の良い恋愛できる良い手段だった

恋愛を面倒だと感じていた要素の1つに
毎度同じ様な質問をして、相手が求める相手かを知る為に、
将来の恋人候補とデートを重ねる事に飽き飽きしていました

求めるタイプと付き合いたいなら、必要な工程だとは思いますが、
相手に失礼のない自然な流れで聞く必要があり、
時間がかかる事に面倒臭さを感じていました

自分の強みである一方で、対人関係に関しては少しシビアな
自分の知りたい要点を効率的に、素早く求めたがる性格のせいだと思います

これまで口外に出さない様にしていた自分の考えを書き出してみて、
つくづく恋愛に向いていない性格をしていると感じました

でも、マッチングアプリを利用すると、
以下の様な、
・どのくらいの強さの願望で恋人が欲しいか
・結婚願望(したいか/いつ頃を考えているか)
・子供が欲しいか
・好きな食べ物
・趣味
・兄弟構成/年齢/身長

これまで時間をかけて行っていた知りたいことがプロフィールに最初から選択項目として用意されており、
必須ではないものの、回答している人が多かった為、
自分の恋愛の価値観と異なる相手に対し、時間を節約出来ました

また、プロフィールだけ見ると気が合いそうだと思っても、
実際に会うと何か違うと感じる事がこれまでありました

会う前にチャットでやり取りできることで、
ある程度人柄を知れ、
実際に会いたいと思うかどうかをさらに絞り込めたことで、
より恋人作りのプロセス短縮に繋がりました

それ以外に、自分が高身長の為、相手も高身長が良かったのですが、
リアルでは全く出会えませんでした

信憑性は定かではありませんが、ネットで調べると、
自分の希望身長は、男性の0.8%でした

既婚/未婚および年齢を問わない調査だった為、
ここから更に、未婚&自分の居住地と近い&年齢が近い&求める人間性となると、
たまたま出会うという奇跡に近い状態だと思います

それが、マッチングアプリを使用すると、
ボタン1つで簡単に探すことができ、
とても効率が良かったです

2.【ビジネス面】自分のアピールの仕方を知れた

感覚的に行っている人がほとんどだと思いますが、
自分の様に希望と避けたいことがはっきりしていると、
行動を起こす戦略を考える良いきっかけになりました

マッチングアプリの特性上、ユーザが沢山います
その中で、自分をどう他の人と差別化し、
会ってみたい、面白いと思われるプロフィールを書くか
とても大事になって来ます

プロフィール写真、プロフィールの一言、プロフィールの本文を
いかに見てもらいやすくするか、
また、その効果を足あと機能で確認したりと、

恋愛市場において、
自分をどう魅力的に売り、
どこをターゲットにすると自分を魅力的と思ってもらえるか、
恋愛からマーケティングの考え方を学ぶことが出来ました

アピールするスキル、手段、相手が変われど、
この考え方自体は、転職活動、営業、雇用主や上司へのアピール等、
ビジネスにも応用できると感じました

ただ、市場が変わるだけだと感じました

自分の目的とは異なる思わぬところで、
とても良い人生経験を得ることが出来ました

3.【転職活動面】他企業の口コミを聞く手段として有効だった

普段土日休みがしっかり取れているか、
平日の残業時間はどれくらいか、
空き時間に何をしているか(疲れている or 充実している)
その他にも、タイミングを見計らって教育制度はあるか等を聞いてみたり、
こういった一見恋愛に関する話をしているように見えて、相手先企業の残業時間状況の生の声を聞けるとても良い手段になりました

同じ県内なら業界や年収などから、なんとなくこの企業だろうと推測できたり、
企業名を教えてくれる方もいたり、
名前を検索すれば、インターネットでヒットすることもあったり、
情報を得るのにとても良い手段でした

4.【ビジネス面】ネットワーク上のコミュニケーションの温度感を知れた

これまでSNSでのやり取りを、対面と同じ温度感または、それ以上と捉え、
気楽に色んな人と話すことがとても怖いと感じていました

記録に残る分、トラブルになった際のことを不安に感じていました

でも、実際に使ってみると、
自分の時間の都合に合わせてやり取りでき、
対面よりも軽いやり取りで会話を交わせることを知りました

インターネットだから実現できる、いつでも、どこでも、誰とでも、気楽に繋がれるメリットをこれまで全く生かさずに生きて来た事を知りました

また、話しかけてみて上手くいかなくても、
嫌なら無理に会話を続ける必要が無く、

他にもユーザー入る為、あまり気にする必要は無いと、
人と関わる事が苦手だった自分にとって、
楽観性が身につきました

でも、SNS会話の温度感を知ったことで、
転職したり、自分の知りたいことを気楽に知ってそうな人に聞けると知り、
自分が問題に直面したり、疑問を感じたときの強力な解決手段になると知る事が出来ました

今、まさにキャリアの再構築をしていて、
このネットワーク上のコミュニケ―ションをフル活用しています

5.【社会勉強】未だに古い恋愛価値観が残っていると知った

多くのマッチングアプリ使用料は、男性は有料、女性は無料でした

男性がお金を出し、女性は出してもらうが、未だ続いている事に驚きました

結婚する頃の年齢は、まだ若手として同じ様に働いている為、
給与形態は変わらず、
職種によっては男性よりも女性の方が多く稼いでいることもあると思います

恋愛市場には、未だに男は仕事、女は家事の古い価値観が残っているように
自分には見受けられました

余談ですが、工学系などエンジニアのユーザがとても多く、
職場に女性が少ないという話をよく聞き、
別の職場でも女性エンジニアの少なさを実感しました

また、職場に同年代が全くおらず、出会いが無くてマッチングプリをしているという話を聞き、
職場が恋人を探す場にしている人が多いことも個人的に疑問を感じました

職場は、恋人を探したり、恋愛をしに行く場では無く、
ビジネスをする場ではないかと、個人的にもやもやした気持ちを感じました

飛躍し過ぎかもしれませんが、
そういった学校の延長の様なゆるさが、
感情や気持ち、全体の和を考える、よくわからない意思決定になり、

あるがままの事実を受け止め、論理的に対処するという意思決定が出来ない
体質へ繋がってしまうのではないかと思いました

6.【その他】良い話のネタになった

マッチングアプリが存在しなかった世代や、
自分と同じ様にマッチングアプリに懐疑的な友人との会話で
とても良い話のネタになりました

最初はかつての自分と同じ様に懐疑的に見られても、
ここで書いている様な面白さを伝えてみると、
最終的には面白いね!と言って貰えます(笑)

なかなか辛辣であったり、
社会の常識とずれている考え方である部分もありますが、
最後まで精読頂き、ありがとうございました

こんな変人な考え方が、誰か1人のお役に立てば幸いです


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