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アーカイブとは?〜「単なる保存」でないものが文化を未来に繋げることができる〜

「庵野秀明展」へ行ってきました。
作品について詳しいわけではないのですが、音声ガイドを聞きながら楽しむことができました。
章ごとにタイトルがあり、「挑戦、或いは逃避」の章では、「ヱヴァンゲリヲン 新劇場版」のポスターが展示されており、その中の一つに

10年以上昔のタイトルを何故今更、とも思います。
エヴァはもう古い、とも感じます。
しかし、この12年間エヴァより新しいアニメはありませんでした。

との言葉がありました。

展示全体を通して感じたことの一つは、庵野秀明は「よりよい作品をつくりたい」という意識を強烈に抱いているということでした。
自身の欲望に貪欲であり、期待への応答に貪欲である。
そんな人なのではないかと感じます。

個人的ハイライトは、「感謝、そして報恩」という章でした。

自身が培ってきたものを後世へと繋ぐことへも尽力されており、

「アーカイブとは、ただ保存してあるだけでなく、説明できる状態にしておくこと」

として、文化継承しているようです。

最近、仕事のMTGでも「ノウハウの蓄積をしていきたい」という言葉が出ており、重要なことだと感じています。
他者が持っているノウハウを共有し、活かし合えるシステムがあれば、よりよい仕事ができるようになるのではないかと思います。
やりたいことができました。

自分が持っているノウハウは、当たり前にできてしまうからこそ、自分だけでは説明できないこともあります。
他者の視点を活かしながら共有し、アーカイブしていけるといいのかな、と思います。

「人が人に教える」というメリットは確かにありつつも、それがうまく機能していない、そもそもそんな余裕すらない、という場面もあります。
そんな時にもアーカイブを活かすことができるのでは、と思いました。

アーカイブの残し方、活かし方。
ノウハウの蓄積。
こんなふうにやっているよー、と共有してくださる方がいたら、ぜひコメントください!

愛知展は明日6/23まで!


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