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よく寝る大人は出世する?

できるビジネスパーソンは
心身の状態をケアする方法を
自分なりに取り入れて、実行している。

そういったことに気づき、自身も
食事・運動・睡眠といった基本的
生活習慣を改善し、パフォーマンスアップ
を目指したい。

そんな気持ちになり、今回は
前回に引き続き、睡眠と早起きを
テーマに書いてみる。

少し長くなったが、個人的な
経験も含めてお送りする。

① みんな気になる睡眠時間

睡眠習慣を改善してみよう。

そんな話題になると必ず誰もが疑問に思うのは、
何時間眠ればいいのかと言う問題だ。

いろんな文献や試行錯誤を重ねた上で
の結論を伝えると、
自分のライフスタイルによって、
感覚を重視して決めるべきだ。

とは言っても1番よく言われているのは、
7時間と言う基準だろうか。

睡眠学の権威で医学博士の
白川修一郎先生は、
著書でこのように述べている。

『私は、成人や高齢者の
睡眠時間は「7時間」こそベストだと
思います。
そして、毎日ほぼ7時間の
睡眠を続けていくことを強く推奨します』

また興味深いのは、

「睡眠時間5時間で仕事をしているのはいわゆる酩酊状態(お酒に酔っている)と同じ」

とも本には書かれている。

また5時間以下の睡眠時間の
ショートスリーパーと呼ばれる人たちは、
全体の人口比でも1%未満しかいないとのこと。
少しショートスリーパーには憧れていたが、
そんなもんなのね。

だからこそ自分のライフスタイルに合わせて、
睡眠の記録を取りそこから
自分なりのリズムを作ることが
大事だと思っている。

それよりも何時間眠らなければいけない
と言う強迫観念に駆られて
自分自身のストレスをため込んでしまい、
眠ることに対して苦手意識を持つ方が困る。

まずは自分のできることを
入眠時間等入眠時間やその準備等
コントロールできることに力を
尽くすことがベターだ。

ここで私がしっかり睡眠時間を
確保し入眠できるように、
一番気を使ったことをお伝えしますと、

それは強制的に入眠モードにすると言うこと。

以前の自分は寝る前の夕食が遅くなり、
寝るギリギリまでスマホを見て
ブルーライトを浴び、
入眠モードどころか
覚醒モードになっていた。

つまり気持ちは早起きしようと思っていても、
私はそれ以前の心構えや準備が全くと言っていいほどできていなかった。

情けない限りである。

そこから遅くとも
就寝時間の2時間前には食事や入浴を済ませ、
睡眠モードを作るようにした。

入浴も休日の日は睡眠の質を向上させると
言う理由でサウナにも入っていました。

さらになかなか寝付けないときは、
ブルーライトを発行しない
電子書籍端末を使うなどして
入眠モードから離脱しないように心がけた。

ついつい早く起きなきゃと、
とにかく早くベットに入ろうと
行動を変えることも大事だが、
まずはその前の準備、
できることを徹底してやってみる。

すると次第に体が順応してくるようになる。

その他にも朝型生活に向けて、
学んだ事はとにかく準備を徹底する。

自分のコントロールできることに
全力を尽くすことが結果につながる。

② 早く目が覚めたら
何をすべきか


先程の準備が、結果及び何とか
早起きできたとする。

ただこれだけでは朝型生活モードになり、
パフォーマンスアップにつながるわけではない。

その起きた時間をどのように活用し、
パフォーマンスアップにつなげるかが重要だ。

こういったことを伝えると、私のような欲張りはすぐにあれもこれもとやろうとする。

例えば、早起きした時間で英会話の勉強を始めよう。早起きした時間でジョギングを
始めようといった具合だ。

この例が良くないのは、
新しいことを同時に2つを行い
大きな負荷をかけている
と言うこと。

「早起きをする」と言うことが
できただけでも大きな大きな1歩で
あるにもかかわらず、
なぜかその時間を新しいことで埋めないと
無駄であるかのように錯覚してしまう。

早起きの習慣を身につけよう
とした人の体験を聞いていると、
はじめはそんな傾向があるようだ。

私は、その欲張りが長続きしないことを
過去の挫折から学んでた。

そこで徹底して早起きをしたと言う
事実を積み重ねて習慣化することだけを
意識した。

はじめは寝ぼけ眼でとりあえず起きて、
ソファーに目を開けてずっと座っているという
ところから始めた。

次にラジオをつけたり軽い散歩に出たりと
あまり目新しいない事に時間を当てるようにした。

「早起きをする」と言う事実を土台に、
小さなステップを踏んで習慣化する
ことの
重要性を身にしみて認識した。

実際にやってみて強く感じた事は、
小さな成功体験は自分をしっかり
動機付けしてくれると言うこと。
最初は15分早く早起きできたと言う
事実であったとしても、
確実に前に進んでいる。

その一つ一つをポジティブに捉え、
またやってみようと前を向く。
積み重ねていく。

これはある程度年齢を経てから
新しいことにチャレンジする。
そんなシチュエーションで必ず役立つ
経験だと思っている。

たとえ時間がかかってでも
少しずつ積み上げていけば、
それなりの変化を生活にもたらすことが
できると身をもって体験した。

③ 何事も新しく始めるときに覚えておくべきステップ

とは言っても「わかっちゃいるけど始められない」と言う方も少なくないと思われる。
私もそうだった。

いつか自分ができるようになると
粘り強く取り組めるきっかけがあった。

それは以下のような人が
学ぶステップを知ることです。

第一段階無意識的無能
知らないからできない

第二段階意識的無能
知ってはいるけど、できない

第三段階意識的有能
意識してならできる

第四段階無意識的有能
意識しなくてもできる

これは自転車の乗り方を
覚えるまでの過程をイメージ
していただくと、分かりやすい。

最終的に補助輪がなくても
反射的に足が動き自転車が動くように、
人はこの4つの学習段階を経ている。

新しいことを始めるとき、
多くの人は第二段階
の「知ってはいるけど、できない」と
言う状態からスタートするように
思われる。
ここがポイントだ。

やるべきことがわかっているときに
なかなか始められない。

でもいつかは始めるのだ。

「私はこれにチャレンジしようと
しているチャレンジすべきだ」と言う
意識を大事にしておくこと。

多くの人がそこを怠り
はじめの段階で挫折している。

このケースで言えば、早起きが重要である、
自分にとって必要であると
認識、つまり知ったと言う時点で
半分近くまでの段階に来ていると
言うことが言えるのだ。

第三段階についても、
私がまず起床しソファーにずっと
座っていることから
始めたように、意識して
繰り返し積み上げていく。

そして自分自身に経験と言う
インパクトを重ねていけば必ず
第四段階までいける。

そこからジョギングや英語学習と
いった新しいことを初めていけばいいのです。

ここまで、私が朝型生活を
身に付ける過程とポイントを解説してきた。

先日の記事でも書いたとおり、
朝の1時間は夜の3時間に匹敵すると
言うのは大げさではないと
実感している。

そして1人でも多くの私と
同じような志を持った仲間が
朝型生活で結果を出していく。

冗談抜きで、「寝る大人は出世する」と言う言葉が皆さんに一般的な言葉として、
認知されるぐらい、
繰り返しこのライフスタイルの
魅力を発信していきたいと思う。

4時起きは難しくとも、
できることから始めませんか。

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