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【リーディング・ハイVol.12】『エリートの倒し方――天才じゃなくても世界一になれた僕の思考術50』

毎週日曜日の
朝7時~ビジョナリー読書クラブに
参加しています。

「ビジョナリー読書会」とは、
本というツールを使った
コミュニケーションを通じて思考を深め、
視野を広め視座を変え、
気づきから行動に繋げるための読書会のこと。

私は、読書のアウトプットの場として、
活用させて頂いています。
本を読みっぱなしにしている方は、
ぜひ一度ご参加ください。

リーディング・ハイとは

「リーディング・ハイ」は、

「ランナーズ・ハイ」をヒントにした造語です。
長時間走りつづけることにより、
ランナーが多幸感や高揚感を覚えるように、
読書を継続して、ポジティブな感情や
成長につながる実感を得ている状態
をいいます。

そんな経験を読書会でしています。

本日ご紹介する本はこちら。

いよいよ今日から日本シリーズ。
今年は前年の最下位同士の
優勝チームの対戦ということもあり、
非常に注目されていますね。

著者の里崎智也さんは、千葉ロッテマリーンズの
正捕手として長年活躍した名選手です。

WBCという大会で日本がはじめて世界一に
なった侍ジャパンの一員であり、2010年には
チーム3位からクライマックスシリーズ
を勝ち抜き、日本一に輝いた実績も持っています。

最近ではYouTuberとしての活躍も目覚ましい。
そんな里崎選手もかつては無名選手として
キャリアをスタート。
エリートすなわち強者を倒すための
思考法、エッセンスが詰まっている本です。

【引用その1】強者との戦い方

才能で上回る相手に、 どうやったら勝てるのか。 それが常に僕のテーマでした。 努力はもちろんしましたが、そんなの全員やってること。 違いを生んだのは、 努力から最大限の結果を引き出すため の「ちょっとした工夫」だったと思います。

東大よりも入れる確率は低いと
言われるプロ野球の世界。

才能も持ち、努力をするのが当たり前。
結果が出せなければ、数年で契約を
打ち切られる選手も珍しくありません。

これだけ厳しい世界でも、
違いを生んだのは「ちょっとした工夫」
だといいます。

どんなに定型的な業務に見えることであっても、
ささいな違いを出すことができます

定型的な報告書ひとつとっても、読みやすいように項目を工夫したり、文字のフォントを変えたり。些細なことを積み重ねていけば、必ず差がでてきます。

日々のタスクや業務を惰性でやらずに、
改善できることを絶えず考え続けること。
些細なことでいい。
そこが成長につながる。

同じくプロ野球界で、名将として活躍された
野村克也監督も「小事が大事を生む」という
言葉を残していて、つながるところが
ありそうですね。

【引用その2】メンタルは後回し

スポーツの世界ではメンタルトレーニングが重視されることがしばしばです。でも、 僕に言わせれば、そんなものは 屁 の役にも立ちません。 メンタルだけを鍛えても、 思ったように体を動かす体力 と技術がなければ、 意味がないから

これは、うなづきながら読みました。
パフォーマンスを最大限に発揮するために、
メンタルトレーニングの重要性が
言われて久しいです。

筆者も企業のメンタルヘルス対策に
従事する仕事をしています。

実際に精神的な不調をきたしている
方を見ていくと、メンタル以前に
不眠や運動不足や食事といった
フィジカルの不調の原因を抱えて
いることが珍しくありません。

よく「心・技・体」と言われますが
里崎氏は違うといいます。

重要度は「体・技・心」の順番であると。

全く同感です。
強くありたい自分であるなら、
まずは睡眠・食事・運動といった
基礎生活習慣を見直すこと。

これを徹底することが我々ビジネスパーソン
にも非常に重要であると認識することが
できました。

本日のリーディング・ハイ

最近はプロ野球関係者のYouTubeチャンネル
がたくさん出ています。

その中で里崎氏のチャンネルはトップクラスの
登録者数と再生数を誇っています。

そのプロセスには、セルフブランディングや
マーケティングを駆使したコンテンツを
作っていることが分かりますし、
ひとつひとつのプレーの解説もロジカルで
見応えがあります。

そんな里崎氏の本から学んだこと。
些細な違いにこだわり実行すること。強くあるためにはフィジカルから鍛える。

この二つを実践していきます。

最後にお知らせ

今回のリーディング・ハイは
いかがだったでしょうか。

少しでも参考になった方は、
スキ、フォロー、コメントお待ちしています。


そして読書会に興味のある方は
ぜひ、こちらからお試し参加できます。
お待ちしてます。

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