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攻めのサウナのススメ【サウナリーマン日記第51話】

「サウナチャンス」という言葉を
ご存知だろうか。

サウナイキタイのサイトでも
この名前のグッズが販売されているようだが、
SNSでは「忙しい中でやりくりして
サウナに行ける時間帯のある機会」と
して使われているように見える。

1日の疲れを癒やすため。
休日の憩いの時間のため。

サウナに求めるものは人それぞれ。
私も疲れ切った身体を
サウナ室の背もたれに
あてる瞬間に至福を感じる
おじさんの一人である。

そんなサウナチャンスという
機会を癒やしだけではなく、
もっともっとポジティブな
意味で使う方法はないか。

そんなことを平日にサウナ施設
でふと考えていた。

そこから新しいサウナの
目的が見えてきた。

もう一つのサウナの使い方

仕事のストレスからの開放。
休日の疲労回復のためのサウナ。

多くの人がその用途で施設へ足を
運んでいる。

ただ、もう少し違う視点で
のサウナの向き合い方
に行き着いた。

「医者が教えるサウナの教科書」によると、
MEGという脳内にわずかに
発生する磁場変化を
捉える「脳の働き」を
調べる機器を使った測定で
サウナの効果として以下を例示している。

詳細は実際に本を手に取ってもらいたい。


・決断と集中力がアップする
・アイディアやひらめきが舞い降りる
・感情的にならなくなる 
・睡眠をコントロールできるようになる など

「医者が教えるサウナの教科書 ビジネスエリートはなぜ脳と体をサウナでととのえるのか」より

気づいただろうか。
この効果はいずれも
仕事のパフォーマンスアップ

つながるものである。

ならば、疲れたときに行く
守りのサウナではなく、
パフォーマンスを上げる。

そして仕事の生産性を上げる
攻めのサウナの入り方の
選択肢もあっていい


そう思うようになったのだ。

あなたの仕事における
パフォーマンスがアップし、
もし評価があがり給料が
増えたらその分サウナにいく
お金もその分増えるだろう。

サウナに入ることは、
自分の未来への投資にすら
なりうる
のだ。

現代はマルチタスクの時代と呼ばれる。

スマホをいじっていたら、気がついたら
別のことをしていたり、
雑念が浮かんで違うことを
してしまっているという人もいるだろう。

脳の消費エネルギーの大半で
ある60%から80%は、
DMNと呼ばれるデフォルト・モード・
ネットワークという脳回路に
使われているそうだ。

参考書籍はこちら。

何もせず、ぼんやりしているときにも
働き、「あれ、何もしていないのに
なんか疲れているなぁ」

なんてことを経験したことが
あるかもしれない。

わたしはほぼテレワーク
ということもあり、
じっとひたすら同じデスクで
PCに向かっていると
そういう気持ちになる。

「いま心ここにあらず」を「いま心ここにあり」にする


気がついたら、雑念が頭の中を巡っている。
これをサウナに入ることによって、
リセットして集中力を上げていく。

一度実践して効果を実感した経験がある。
カプセルホテル&サウナの
レインボー新小岩店に
滞在したときだ。

ここはテレワークプランというのがあって、
電話で予約すると個室で
サウナにいつでも
入り放題という素晴らしい
環境を提供してくれる。
オンライン会議が多い方にもぴったりだ。

ここで攻めのサウナを実践。

この施設は高温のドライサウナが有名だが、
中温のふくろうサウナがオススメである。

ほとんど暗闇なので、
多少身体を動かしても
周囲に目障りになることが少ない。

いくつかのふくろうの置物たちが
生温かい目線で見守ってくれる。

腰掛けた状態で、
ムーブメント瞑想を実践する。

これは先ほど
紹介した「最高の休息法」という本に
出ていたやりかたである。

サウナ室で腰掛けた状態で、
後ろから前にゆっくり両肩を回す。

このような動作からとにかく自分の
身体に注意を向けていく


これを実践することで、脳を疲労させる
「自動操縦状態を脱する」ことを
目指す
のである。

私の場合、アチアチのサウナだと、水風呂
のことが頭をちらつくが、
中温であればその心配はない。

室内も暗いので、周囲の視線も気にならない。

これから取り掛かるタスクに向けて、
ゆっくりエンジンをかけていく
儀式にするのだ。

あまりセット数は重ねずに、
短時間で切り上げたほうが
自分の場合はうまくいくようだ。

さぁ仕事にとりかかると、
まずは雑念は一切なくなる。
決めておくことはやるべきタスクだけ。

いつもなら
「あのメール、返信しなきゃな」
「今日のランチはどこで食べようかな」

そんな雑念が知らず知らずのうちに
浮かび自動的に処理している。

攻めのサウナでムーブメント瞑想を
実践したあとは
そんなことが浮かぶことはまずない。

言うまでもなく、
大幅に効率がアップした。

アイディアをゼロイチでアウトプットしたい
ときにはこの流れが私の鉄板である。

重要な企画書や提案書といった、
重たい作業をするときは、
ぜひサウナチャンスを作ろう。

あなたを成長させる投資
としての攻めのサウナを
実践してみませんか。

最後にお知らせ 

サウナリーマン日記も50回を突破しました。
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。

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