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レトロでカオスなハワイアンスチーム〜阿佐ヶ谷温泉 天徳泉〜サウナリーマン日記70話

なんじゃこりゃー。
思わず叫んでしまったことあるだろうか。
みなさんはあるだろうか。
私はあります。

若き日の松田優作が演じた
ジーパン刑事が最後の
殉職シーンで
叫んだ台詞。

そんな驚きの風景に
出会ってしまったのだ。

ここのところ残業時間が
激増。自身の体力の衰えも
感じないことはない。

今日も遅くなり、とりあえず
サウナに入りたい。
熱い熱い、家と違って冷めることの
ない湯船に疲れ切った身体を
沈めたい。


家で食事の支度をする元気もなく、
雨の中家をでる。

阿佐ヶ谷温泉、天徳泉。

町中華で食事をしたあと、
雪が降った後の凍結しきった
風景からのあまりの寒さに
耐えられない。
そんな気持ち
で飛び込んでしまった。

数年ぶりにきたスチームサウナ銭湯。
フェイスタオル付きで720円。
PayPayで支払い完了。

黄色いタオルをサウナに持ち込むのと、
帰るときにタオル記載の番号を申告して
ロッカーキーを返却してもらうシステム。

ロッカーは昔ながらスタイル。
縁側の扉も年季が入ってる。
その一方で最新と
思われるインフィニティチェアと
顧客用の最新の冷蔵庫があって
カオスの序章あり。

扉を開けると、設備は年季が
入っているのに壁紙は
ハワイアンリゾート。

BGMもハワイアンで各設備の
レトロ感とのギャップがたまらない。

まじめなサラリーマン風の方、
木の桶を持ち込んで自分なりの銭湯
を楽しむ修行層。
背中がアート過ぎる紳士の方まで
なかなかカオスな銭湯の光景である。

身を清めた後の
湯船は約44度。まさに常夏。
バイブラの一気に身体が
温まる感覚がいい。
思わずすぐに湯船を出て、
スチームサウナへ。

黄色いタオルを持ち込むのが
ルール。スチームの機械に
小型のファンが備え付けられていて、
熱風をかきたてている。

あっという間に蒸されてしまう。
特に目の前のポジションは
あまりの熱風に3分と
座っていられなかった。

確実に圧倒的な発汗量を
黄色いタオルが包み込んでいく。

少しずつ少しずつだけど、
1週間の疲れが和らいでいくのが
分かる。

外に出ると、木の小さな水風呂の
湯船。少し大きめの一般家庭用の
サイズなので、そこにおっさん2人が
体育座りで浸かっているのがシュールだ。

浴場に入って真ん中の列のカランの
スペースは大型のプラスチックの
リクライニングチェアが2脚。

昔の銭湯の風景に思いを寄せる。
そういえば親父は、人が多すぎて
カランが使えず昔はよく並んでた
なんて話をしていた。

しっかりあったまって出ると、
無印良品と思われる化粧水と乳液。
このレトロな風景にギャップありすぎ。
こんな行き届いているところも
あるなんて。

わずか45分の滞在でいろいろタイム
スリップした気分。
レトロ、ハワイアン、激アツスチーム。
面白過ぎるじゃん。
すごいぞ、天徳泉。

ありがとう。

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