「いつもどんなもの食べてるの？」

オーストラリアに住むようになってから
日本にいる友達や親戚から一番聞かれる質問。
きっとみんなの中でオーストラリアといえばこれ！というようなのが
なかなか浮かんでこないから気になるんだろう。
(それに日本は食文化が本当に豊かだ。この話はまた今度。)

わたしの回答はというと
「とくに日本にいる時と変わらないよ」である。

メルボルンでは日本食材がほんとうに簡単に手に入る。
カレー粉やメジャーな調味料は大手チェーンのスーパーに売っているし
粉物や麺類なら市内にある中華系・韓国系の食材屋さんでも十分に売っている。
日本人経営の日本食材屋さんに行けば、それはもう大体のものは手に入る。
輸入商品な分やはり値段は割高なので
「あぁ、これはちょっと買えない。」とあきらめることはあるけれど
作りたい料理が材料を手に入らないという理由であきらめたことはないと思う。

自炊する時はもっぱら日本食だけれど
外食する時はほんとうにいろんな国の料理を食べる。
考えてみるとわたしは日本でタイ料理もメキシコ料理も、ベトナム料理も食べたことがなかった。
どれもオーストラリアにきて初めて食べた。
移民の国なので、本場の味に近いものがかなり手軽に食べられる。
日本食とその他の国の料理、このバランスがとてもうまく取れることが
ストレスなくメルボルンに住んでいる一つの理由かもしれない。

このnoteを書きながら思ったけど
きっと、みんながほんとうに知りたかったところは
「オーストラリアの人はいつもなに食べてるの？」だったんだろう。
次同じ質問されたら、わたしの食事情じゃなくて
ちゃんとオーストラリアの食事情を話してあげよう。

食に関する写真がなかったので
うちに猫たちの食事風景を。

ではまた、明日。