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香りを通してストレス脳からリラックス脳へ

先日読んでいた書籍の中で、心の免疫力を上げる”五感”へのアプローチを提案している内容が目にとまり読んでいた所、ストレス社会と言われる現代、心身の不調に繋がっているストレスとは何なのでしょうか?という見出しがありました。

脳科学の分野で造詣の深い東大研究員の方のお話しによると、ストレスは外的刺激であるストレッサーにより引き起こされます。ストレッサーは
身体的、メンタル的の2種類に大別することができるようです。
◆身体的なものとしては、身体が感じる痛みや暑さ、寒さなど。
◆メンタル的なものは、人間関係やSNSなどに起因することが多いといいます。

私達がストレスを感じるると、、
前頭前野が活性し➡︎視床下部へと信号が送られ➡︎心身を守るための指令が出される。
その経絡は、ホルモンなどを分泌させる
「内分泌系」と交換神経を優位する「自律神経系」と2つあり、長期間過度なストレスを受けるとそのバランスが崩れ、肌荒れや吹き出物、胃潰瘍、過敏性腸症候群、高血圧、動脈硬化、物忘れ、思考力低下、頭痛など、全身にその影響が不調となって現れる。

このようなメカニズムで全身に影響がでてくるようです。
ストレスの根本的な原因となっているものやことに、気づいていくというプロセスはとっても大切ですよね。
ご自分を振り返りながら、どうしたら負担を減らしていけるかを考えることもとても大切ですね。
原因がわからない時は、セッションなどで気づきの種をもらうことも大切ですね。

そして、話しは続くのですが
前頭前野に現れるストレスの受け止め方として、
ストレスに反応しやすい人は前頭前野の右側が活性し、ストレスに反応しづらい人は左側が活性すると分かったそうです。

前者は、ストレスを感じやすい”ストレス脳”
後者は、ストレスを感じにくい”リラックス脳”

とは言え、ストレス脳の人は一生そのままなの?涙

いいえ、ご心配なさらないでください。
五感を使った心地よいアプローチを続けることで、ストレス脳はリラックス脳に変わります。

2008年の教授の研究室で、20代女性が心地よく感じてリラックスできる香水を調香師が作成し、20代の女性を被験者として、その香水を
嗅ぐグループと、嗅がずに何もしないグループに分けました。
1ヶ月後、脳を測定したところ、香水を嗅いだグループは、ほとんどが前頭前野の左側が活性する、リラックス脳となっており、何もしなかったグループの多くは右側が活性するストレス脳でした。

ストレスに強い左優位の脳にするには、
心地よい香りを日々嗅ぐことが有効であるようなのです。

もちろん、嗅覚だけではなく、視覚、聴覚、触覚、味覚の五感を使って心地よさを感じることも、リラックス脳をつくるうえではとても大切なんですよね。


私のセッションでも、そのことを何より大切だと感じているからこそ、ただセッションをして終わりではなく、カードや時にはカラーボトルを使いながら、その方だけのオーダーメイドの香りをお届けしたり(Sacred fragrance session)
素肌と心を育てるhand made調合スキンケアのワークショップを行って、ただ作るだけではなく
セッションから紐解きながら、アロマの香りも決められるワークショップを開催しております。






ストレスフルで、普段お忙しい中で
リラックス脳を育てるように、
香りに視覚、触覚などを心地よく取り入れながら
ストレスケアな日々を過ごしませんか?



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