自分を振り返る

1.挨拶

 こんにちは。夏乃柊木と申します。なかなか寝付けず、なんとなくで投稿します。長くなるとは思いますが、どうぞお立ち寄りください。

2.幼少期

 いつかの投稿でも書いたと思いますが、私は夏生まれです。冬の植物の漢字を名前に使っているのに、夏生まれです。理由は母親がその漢字を気に入っているから、と言うのもありますが、柊という植物が持つ特徴からも付けられたと聞いています。
 柊の葉は、若い時はトゲがあり触ると痛いのですが、成長するにつれそのトゲが取れ、丸い葉へ変わります。最初はトゲがあってもいい、徐々に丸くなって優しくなればいいというような意味を込めて付けたと昔聞きました。産まれてそろそろ20年になりますが、まだ丸くなれているとは思えません。精進あるのみです。
 幼い頃の私は、自分で言うのもあれなのですが、とにかく可愛かったそうです。両親曰く、病院で1番可愛くて、他の子供の親からも可愛いと言われていたとか。なんだか気恥ずかしいですね。
 そして柊の感じに相応しくトゲトゲもしていました。幼稚園の頃では問題児で親や先生を困らせていたこともしばしばありました。しかし幼いなりによく遊んでいたようにも思います。それなりに活発な方だった気がしますね。

3.小学校〜中学

 小学校へ入学してから、兄の影響もあり剣道を習い始めました。そして母の勧めでピアノも同時に習い始めます。周りの小学生は基本的にみんな何かしら習い事をしていましたが、やはり剣道をやっている子たちは少なかった気がします。近所に私と同様に剣道を習っていた子がいまして、よくその子と一緒に練習や試合をしていました。道場は違いましたけどね。私の通っていた幼稚園では、私と同じ小学校へ進学する子達は1人もおらず、不安でいっぱいだったのを覚えています。なので近所に共通の習い事をしている子がいたことはある種大きな救いでもありました。今でもその子とは仲良しですよ。
 また、小学校では今後も深く私と関わっていくであろう友人が何人かできました。趣味も合い、話も合う、相談にも乗ってくれる頼もしい友人ができました。現在作曲活動に精を出しているそうです。楽しみ。

 順風満帆な時代はここまでです。中学時代は私の暗黒時代の幕開けと言っても過言ではありません。人生が狂った時期だと思っています。
 1年の頃はそれなりにうまくやれてました。仲の良い友人も沢山でき、成績こそよくはありませんでしたが、沢山遊んで沢山笑いました。人生で初の恋人も出来ました。これからもこの調子でいけると当時は思っていました。
 変わったのは2年からです。ここのクラスが本当に私に合いませんでした。サッカー部やバスケ部のイケイケな集団が集まりに集まり、同じクラスだった友人たちとほとんどはぐれ、孤立状態でした。それでもなんとか友達を作ろうと奮起しましたが、夏休みに入る時、そのスイッチは突然切れてしまいました。彼らと自分は生きてる世界が違う。だから自分が近づいても彼らは遠ざかる。なら初めから関わるべきではなく、私には他にやるべきことがあるのでは?そう考え始め、ここから私は勉学に励みます。おかげで2学期は文系科目では学年で1番になったりしたこともありました。ただ、孤独になった私の学校生活はやはり楽しくはありませんでした。
 そして3年。人生で初の受験に挑みました。私はとにかく受験に集中したかったのです。そのため学校で行われるイベントのほとんどを蔑ろにしていました。3年の自分が勉強以外のことを頑張っても意味がない、周りがそれを頑張る理由がわからない、せいぜい楽しんでればいい、そんな感情を吐露したことで、ついに私は完全に孤独になりました。私を腫れ物扱いする人もいれば、勉強がんばれーなどと思ってもないことを言う奴もいました。誰かの悪口が、全部私の悪口に聞こえるようになり、まともに学校すら行けなくなり、ついに勉強にも手がつかなくなりました。そして私は公立の受験から逃げるように私立専願、俗に言うお約束受験をして、高校生へとなりました。

4.高校〜現在

 晴れて高校生となった私に待ち構えていたのは、意識の高い教師陣による受験の圧力でした。朝学校に来てすぐにテスト、何もしてないのに朝のホームルームで怒られるなどはざらにありました。数学の授業は2時間連続で続く場合は休みがありません。英語は毎週膨大なの範囲から出題される単語テスト。洗脳とも呼べる教えに僕の脳は蝕まれました。
 しかし悪いことだけではありません。話の合う友人が何人もできました。そして彼らと3年間の高校生活を不自由なく過ごしました。文理でクラスが分かれたことで接点が増えたことも関係を保てた要因の一つではありますが、単純に気が合う人が多く居心地が良かったのもあります。勉強に対する姿勢はとても厳しい学校ではありましたが、それによる学年の一体感は非常に強いものだったように思います。志望校という夢に向かい直向きに勉学に取り組む事ができたのは、教師が厳しく接してくれたことと、周りの雰囲気が気持ちを引き締めてくれたからだと感じています。私は志望校には落ちましたけどね。
 受験に失敗した私ですが、一応無事に大学生にはなれています。社会的評価ははっきり言って良くはないですが、設備も充実しているし都会すぎないので過ごしやすいです。交友関係はそこまで広くはないですが、ここで今もお付き合いしている方と出会いました。人生初のアルバイトも経験し、お金を稼ぐことの大変さを身をもって痛感しました。今までの教育機関では教えてくれなかったことを、ここで沢山学んでいくために大学を活用していこうと今は考えています。大学の授業はあまり楽しくないのでね。

5.まとめ

 いかがでしたか。そんなに大した人生は歩んでいません。自分で自分の首を絞めていることが多いです。きっとこれからもそうです。普通に生きて、普通に死ぬんだと思います。だから普通の幸せを噛み締めて、味わいながら凡人らしく生きたいものです。拙い文章失礼致しました。夏乃柊木でした。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?