夏乃柊木

始めまして。執筆活動をしていきます。自分なりにやっていきます。よろしくお願いします🙇‍♂️

夏乃柊木

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最近の記事

好きなものを紹介したい(音楽編)

お久しぶりです。夏乃柊木です。小説ですが、現在ネタ切れで連載が止まっております。もうしばらくお待ちください。 さて、以前好きなものを紹介したいと題し、私がおすすめのアニメをご紹介させていただきましたが、今回は音楽編です。 1:彼らは夏乃柊木の人生です 今回私が紹介します曲は、全部同じグループのものとなります。そのグループの名は 『Mr.Chirdren』 両親の影響で子供の頃からずっと聴き続けてきました。あの頃には理解ができなかった歌詞の意味が、彼らの想いが、今になって

    • 成人式に行きたくない

      お久しぶりです。夏乃柊木です。  以前からこのことに関してはよく考えていました。どうして行きたくないのか簡単にまとめてみようと思います。 1:行くメリットを感じない そもそも成人式という儀式を通さなければ、未成年は絶対に成人になれない、というわけではありません。昔のように元服をし、名前を変えたりなど、一連の行事を執り行わなければ大人として認められない世の中ではないのです。  昔と今とでは、大人になる為のハードルというものがものすごく低くなっているわけです。昔では先に述べ

      • 16:友達

         翌日。僕を蝕んでいた熱は比較的収まってはいたが、実際のところ身体の調子は万全とは言えなかった。だるさが残ってるし、食欲だってない。本来ならば学校なんて休んでしまえばよいのだろうが、僕の親がそれを許すとは思えなかったし、僕だって一日中あの家にいたいとも思わなかったので、僕は重い身体を無理やり起こして準備に取り掛かった。外は昨日の雨が嘘のように感じてしまうほどの快晴で、草花に付着した朝露が日の光に照らされ眩い輝きを放っている。体調さえ優れていればカメラを片手に写真を撮っていたの

        • 虚無虚無プリンだね

          気づいてしまいました。 腐っていることに。 気づいてしまいました。 変われないことに。 気づいてしまいました。 手遅れなことに。 気づいてしまいました。 気づくのに遅れたことに。 変わろうと思いました。 変わりたいと思ってきました。 変われるかなと悩んでいました。 でも気づいてしまいました。 無駄だったことに。 遅かったことに。 気づいてしまいました。 何度も何度も変わろうと思いながら なにもしなかったことに。 惰性に身を任せたことで 抜け

        好きなものを紹介したい(音楽編)

          15:やっぱり君は

           ベッドから起き上がって、鞄の中から携帯を取り出した。画面を確認すると、そこには見覚えのある名前が表示されていた。同時に、僕の頭の中では一つの疑問が生まれていた。その子がなぜ僕の連絡先を聞き出したのか、それが僕にはわからなかったのだ。兎にも角にも、電話に出ることでしか答えは見つからないと考えた僕は、耳元に携帯を近づけ、着信に応じた。 「もしもし。」 「もしもし、葵葉くんですか?桜木だけど。」 声の主は桜木弥生。最近僕の学校に転向してきた少女だ。彼女には僕の連絡先を教えた

          15:やっぱり君は

          サークルが無理な話。

          ※この記事は多大なる偏見とdisりが含まれていますので閲覧の際は「全て自己責任」でお願いします。※ そもそも私は「広く浅く」という人間関係が嫌いである。多くの場合、なんらかの組織に所属してそこで出会った人間と出会い、仕方なく関係が続いた結果、切りたくても切れないみたいな状況に陥ってしまったのだと思う。だが安心してほしい。 切りたくても切れないと思っているのは相手だって同じですよ^ ^こんな話がサークルとどう関係してくるのかというと、サークルという組織はまさに「広く浅く」を

          サークルが無理な話。

          コメントとかこねぇかなぁ()

          コメントとかこねぇかなぁ()

          14:一人と独り

           帰り道。久々に真っすぐ家に帰っているような気がした。時間的都合もそうだが、どうにも今日は寄り道しようとは思えなかった。けれど早く帰ろうとも思えなかった。そんなジレンマを抱きながら、ようやく僕は歩き始めた。  僕の歩いている道には、漠然とした闇が広がっていた。それは光すら呑み込んでしまいそうなほどに深い闇だった。歩けばコツコツと靴の音が虚しく響き渡り、辺りには本当に自分一人しかいないのだという事実を何度も突き付けてくる。住宅街を歩いているはずなのに、遠い見知らぬ異国の地を彷

          14:一人と独り

          好きなもの紹介したいだけ(アニメ編1)

          挨拶こんにちは。夏乃柊木と申します。小説のネタが浮かばないので、私が好きなものをとりあえず紹介したいと思います。自粛期間の皆様の暇つぶし程度になればと幸いです。 アニメ私は好んでアニメを見ます。もう中学くらいからずっと見てます。人生を語る上でアニメの存在は欠かせません。なのでやめろと言われても紹介します。 魔法少女まどかマギカ言わずと知れた作品と思います。魔法少女ものと言っても侮るなかれ。この作品の良さはストーリーの「重さ」にあります。ポップで可愛らしい作風とは裏腹の不気

          好きなもの紹介したいだけ(アニメ編1)

          俺の小説やっぱ面白くないな()

          俺の小説やっぱ面白くないな()

          13:何も、知らない。

           「ごめんね、急いでるとこ引き留めちゃって。」 担任は一言僕に謝罪してから、周囲に人がいないことを確認し、教卓の前に僕を座らせた。 「本当なら職員室で話したいんだけど、ちょっとばかり混み合っててね。教室で話すけど、問題ないかな。」 「どこでも構いません。」 僕が淡白にそう答えると、担任は少し困ったようにして本題を口にし始めた。もちろん僕は何の用件で呼ばれたのかわかっていた。彼の手には、僕が朝白紙で出したあの紙が握られていた。 「これ、一体どういうことなのかな。白紙で

          13:何も、知らない。

          いつか作曲もしてみたいな

          いつか作曲もしてみたいな

          12:最悪

           夢を見た。両親の夢だ。僕が小さい頃から耳にタコができる程聞かされた父親の自慢話。弁護士を志し国内でも有数の進学校へ入学し、その弛まぬ努力と揺るぎない熱意で勉学に励み、優秀生徒に選ばれた話、都内の国立大学に進学し、首席で卒業した話、社会人になって以降も、ご自慢の熱意で数多の実績を残し、独立して個人法律事務所を設立した話。謙遜もなく自らの功績を饒舌に語る父を、僕は今も昔も他者の評価に飢えた獣のような男としか認識できずにいた。うんざりしながら父の話を聞く僕の隣で母は、誇らしげな顔

          11:不真面目

           「何もしてなかった?」 予想外の答えだった。彼女のことだから、てっきり花を眺めたりして過ごしているものとばかり思っていた。 「うん。何もしてない。しいて言うなら、色々考え事してたかも。」 「考え事?何を考えてたのさ。」 「これ以上は例え葵葉くんでも教えてあげません。」 悪戯な笑みを浮かべて彼女は答えた。僕自身も無闇に人の悩みに付け込もうとは思はなかったので、これ以上は聞かなかった。そんな時、誰かが扉を開け、中へ入ってきた。 「あれ、葵葉だけかと思ったら、弥生ちゃ

          11:不真面目

          課金を「悪」とする風潮

           0:始まり スマホでインストールできるゲームには無料で長く遊べるものが数多く存在する。しかしそのゲームのほぼ全てにおいて、強くなるためには自身の「運」が要求される。ガチャシステムである。  だが、そんな運を求められるソーシャルゲームでも、ある方法を使うことで、誰でもすぐに、簡単に強くなれる方法がある。 課金である。ガチャとはいわば確率だ。強いキャラはガチャを回し続ければいつかは出る。しかし回さなければ一生出ない。だが出るまで回そうというにも無課金では限度があるというもの。

          課金を「悪」とする風潮

          吊り橋効果を体験した話

          こんにちは、夏乃柊木と申します。今回は私が高校の時に体験したほんの一瞬の恋愛についてお話しします。 1:ファーストコンタクト 2年の夏に所属していた部活を辞め、フリーになった訳ですが、文化祭ではそのフリーな生徒を集めて何か出し物をしなくてはなりませんでした。私は高校で特進コースに所属していたので、同じコースの人達は集められてしまいます。確か劇か何かをやった気がしますが詳しいことは忘れました。作業をしていると私に話しかける1人の生徒がいました。それが初めての出会いでした。

          吊り橋効果を体験した話