人とペットの災害対策ガイドライン🐶🐱
石川能登半島で大きな地震が発生したとのこと。津波警報もでているみたいですネ・・
こんな時だからこそ、ガイドラインを見直しておきましょう。
環境省から出てますヨ。
日本は特に災害大国。再び大きな地震がいつ来てもおかしくありません。
今知っておきたい!見直しておきたいペットの災害対策ポイント7つ
1.日頃手作りごはんを与えている場合でも、常に「ペットフード」を常備しておいた方が良いヨ(フリーズドライだと軽いのでおススメ)
私自身もイギリスでは地震というものが殆どなく災害のリスクは日本よりもかなり低いのですが、一応常にフードは常備するようにしています。
そうしておくだけでも気持ち的に安心ですよネ
普段手作りごはんメインなので実際には使わないことがほとんどですが、期限が切れそうになると、動物福祉団体に寄付するようにして新たに買うようにしています^^
2.ハーネス・リードに慣らしましょう(犬だけでなく猫も)
首輪もあるのですが、獣医師としてあんまりおススメしません。
実は首輪はどんな種類であっても身体に負担をかけるもので、引っ張ることで眼圧が上がりやすく緑内障のリスクが上がったり、首がつねに絞めつけられていることで気管の変形が起こりやすくなり、気管虚脱などの問題も出やすくなります(意外に知られていませんが論文でも証明されています)。
ハーネスの中でも万が一脱走した時のことを考え、私は蛍光色のものを利用するようにしています。
うちは猫ですが、ハーネスをつけたまま排泄をしたり食事をすることにも慣らしています。
固まってしまって動かなくなるこもいますので、できるだけ何事もない時に慣らしておくのが良いです。
3.クレートでじっとしていることを覚えさせましょう
クレートが好きではなくすぐに出してほしいと訴えてしまうこがいます。
ずっと鳴き続けることで喉が枯れてしまったり、緊張からストレスホルモンが多くでて身体に悪影響も出やすくなりますので、クレートが安心な場所だと理解してもらうようにしましょう。
(決して、クレートをお仕置きの場にはしないように)
4.車での移動に慣らしましょう
どちらかというと猫ちゃんよりもワンちゃんに多いですが、車酔いしてしまうこがいますので、慣れていない場合は酔い止めの常備薬があると安心ですネ
5.興奮しがち・怖がりな場合は、気持ちを落ち着かせるハーブやお薬も常備しておくと安心(お薬は獣医さんの処方が必要)
動物病院での通院にもおススメです!
(※詳細についてはコチラで解説してました)
6.「災害は突然やってくるもの」であることを認識し、常にカバンの中に災害対策グッズを入れておきましょう(どんなものを用意したらいいか?→Youtube動画で解説していたヨ、2020年7月19日の投稿)
7.日頃から他の人もたくさんいる環境で静かにできるように、しつけしておくことも重要!
避難した場合、集団生活になりますので日頃からドッグカフェやイベント会場などにも慣れておくと良いですネ
対岸の火事と思わず、早めに対策しておくのが大切ですネ。是非参考にしてもらえたら嬉しいです。
今年もどうぞよろしくお願いします🌿
(※Voicyは1月3日、Standfmは4日から再スタートだヨ)
本も出版しています!
著書:Kindle【ペットのお悩み解決!メール相談室:犬猫に健康で長生きしてもらうためのホームケア】
各種リンク先
https://linktr.ee/holisticvet.sara
ー動物たちが健康的に,毎日笑顔で過ごせますようにー
イギリスからお届け!ホリスティック獣医Saraでした🍀
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