日本人はコロナ倒産を恐れすぎなのか??
みなさん
こんにちは。オラ!ASAPJAPです。(*'▽')
今日から解除になりましたね。首都圏に住んでいますが、今までと変わらず、自粛継続します!(*'▽')
しかし、家でしごとすると、ON・OFFの境目がなさすぎて、仕事ばかりしてしまいますので、ある意味アウトです。経営者のみなさま、ON・OFFいかがでしょうか?(*'▽')
ワークとライフのMIXが大事なのはわかるけれど、もう少し、境目が欲しい、、、と思います。まぁ、タイプによりますね。(*'▽')
日本はコロナ倒産を恐れすぎなのか??
という表題の、説についてです。
コロちゃん倒産関連件数が、最新データでは、こちらとなっています。
5月22日時点 コロちゃん関連倒産172件 東京商工リサーチより
主に、宿泊業、観光業、アパレル、飲食業、食品製造業など。
ただ、この瞬間にも倒産は相次いでおり、200件を超すだろうという見込みで、その中には、新にディスプレイ看板会社の破綻も予定されています。
廃業と倒産の違い
あくまでも、倒産というのは1000万以上の負債を抱えた場合ということで、実際は、1000万未満規模の倒産や廃業もたくさんあると予想できます。
ちなみに、廃業というのは、法人や個人事業主が、経営を自主的に事業をやめることであって、破綻というのは、債務を抱えて、資金繰りが悪化し、不渡り手形などを出して、銀行と取引が停止され、完全に経営が立ち行かなくなるということです。(*'▽')
日に日に、倒産が相次ぎますが、エコノミストで経営者のD・アトキンソンは、すこし、違う見方をしています。(*'▽')
こんな説も。
あくまでも、破綻するのは、小規模事業者であって、雇用に影響はないんだから、小規模事業者をたくさんくっつけて、規模を拡大して、中小企業にしたほうが、雇用は維持できる。
そうすると、会社の数は減るけれど、雇用は維持できるから、生産性があがると主張しています。
まぁ、わからないでもないが、、、。('ω')
この方は、イギリス人ですが、オックスフォードで「日本学」を学び、日本に30年在住され、現在は、小西美術工藝社の社長でもあります。
でも、その前は、アクセンチュア、ソロモン、ゴールドマンサックスのアナリストとして活躍しましたが、引退。
引退の後は、茶道に打ち込んでいて、別荘の隣の家が、小西美術工芸社社長の家だったことから、入社して、会社を立て直して、今に至る、、、って感じです。(*'▽')
観光に関しての著書も出しています。
わたしも何冊か読んでいます。
今回の主張に関しては、至極ごもっともではあるけれど、人知れず、経営難に陥って、廃業に追い込まれていた老舗の飲食店については、どのように考えているのでしょうか。
主張の通りなら、小規模事業者扱いなので、廃業しても雇用貢献度が低いから、廃業しても問題ないという考えになると思われます。
ニュースでは出てこない規模の廃業や倒産もきっともっとあるんですよね。('ω')
家族経営のお店は、間違いなく小規模事業者であり、地元に愛されたお店がどんどん消えていくというのは、なんだか忍びない。
こういうところを、もっと救い上げることはできないのか?
商店街単位で、自治体や国に援助を出してもらえないのか?という考えも出てきます。
※商店街単位での休業協力金はありますが、微々たるもの
あらためて。日本人はコロちゃん倒産に恐れを抱きすぎ?
恐れているのではなく、感情的な言葉でいえば、悔しい・残念だ・何とかできないか・何とかしたい。
そんな気持ちじゃないのかなと思いました。
経済の専門家からすれば、中小企業を増やして、雇用を維持するのが当然であり、雇用に貢献していない小規模事業者は、統合して会社の数を減らしていけばいい、、、。そんな主張が果たして通りますかね?
つまり、雇用に貢献していない小規模零細は、淘汰されても問題ないし、雇用マイナスインパクト率も低いから、労働者が不安がる必要はないんだ、と、、、。逆に、生産性が上がるんだと、、、。
この主張、、、やっぱりイギリス人らしい考えだな、と思った。('ω')
良い・悪いではなく、考え方の違いだろうと感じます。
2019年、イギリスでの調査
イギリスでは、2019年、大規模な「階級調査」がありました。
このWEBへのアクセスは700万人がアクセス。
16万人が回答したとされています。
それにより、導きだされたものは。新7つの階級ということで、示されました。
今までは、UPPER、MIDDLE、LOWERと3つに分けられていましたが、さらに細分化されたということですね。(*'▽')
3つの資本とは、経済資本・文化資本・社会関係資本を指す。
エリート(すべての資本を多く持つ、人口の6%)
確立した中流階級(エリートの次に3つの資本が多い、同25%)
技術系中流階級(比較的裕福で、社会関係資本が少ない、同6%)
新富裕労働者(比較的裕福で、文化資本が少ない、同15%)
伝統的労働者階級(3資本どれも少ないがバランスはいい、同14%)
新興サービス労働者(若く貧しいが残り2つの資本は豊か、同19%)
プレカリアート(すべての資本に恵まれない、同15%)
つまり、今だに、階級社会が根付いている文化、イギリスでは、労働者は労働者らしく、労働者階級が住むエリアに住み、労働者階級が話す言葉を話し、労働者階級が読む新聞を読み、労働者階級が好きなフットボールを愛する。
ちなみに、上流階級は、クリケットを好むのですよね。
という具合に、日本では考えられないような、階級格差ではなく、階級における「区別」があります。もう少し踏み込むと、まず、区別があり、区別されるから、結果、格差を生んでいくということでしょうか。
そのため、わたしが感じたことは、小規模事業者という区別、雇用に貢献していないという区別をしただけ、そんな印象を受けました。
差別と区別は違うと、よく言われますが、まさに、その通りかなと。
日本では、格差社会と叫ばれて久しいですが、貧困については、こういうあからさまなものではなく、隠れた貧困や、ワーキングプアーの連鎖といった問題の方が目立っていますので、貧困のタイプがちょっと違う社会です。
こういう調査や報告も、文化圏の違いからくる考察の違いなどではないでしょうか。
終わりに
日本人は、このコロちゃん騒動で、他者への思いやり、気遣い、協力、援助、団結など、まだまだ、人と人とのつながりがある社会だと感じます。
解除されたからといって、油断なりませんが、経済と医療の両輪をいったんは目指していく、という政府の回答でしたが、これが6月、7月にどのような結果になっていくのか、まだわかりません。
緊急事態宣言解除後、日本経済がどのように変化していくのか、、、動向を引き続き追っていきます!(^_-)-☆
ご興味ある方は、こちらも御覧くださいね。(*'▽')
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本日もお読みいただきましてありがとうございました。(*'▽')
またUPします!アディオ~(^_-)-☆
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